goo blog サービス終了のお知らせ 

今日も髪はクルックル

コーヒーロースターの毎日です。

子どもたちへの言葉

2016-11-08 16:23:54 | Weblog
ろくでなしの父親だから、子どもたちに何かを教えるってことはない。
逆に朝から晩まで全力で生きている子どもたちを見て、がんばらいといけないなと思う。
勉強しろとか、スポーツしろとか、本を読めとか、ゲームをするなとか、そんなことは言わない。
彼女彼らには幼いながらも自分の嗜好や世界観がある。
そこの口出しするのは無粋だし、何様のつもりだって思う。
子どもたちは、大人よりずっと賢いんだ。

だけど、子どもたちは口うるさい親父だと思っているはず。
食事中のマナーと時間を守る約束を守るっていうことについては、うっとうしいくらい言う。
箸の持ち方、食事中の姿勢など、自分が言われたら腹が立つだろうなと思うくらい繰り返し繰り返し言う。
時間もそう、約束もそう、破ったら叱る。
自分が出来ているかと言ったら、そうでもないくせに、棚に上げて叱る。
友達みたいな親子っていうのが苦手な世代だからね。

親なんて虚勢をはらなければ出来ない、だって、ろくでなしだからね。
それでも子どもたちに伝えなければならないことは言うんだ。
自分が出来てないとわかっていた上で言う、こんなカッコ悪いことはない。
しかも自分で、カッコ悪いってことに気付いているんだから。
それでも言わなければならない。
何故なら、親だから。

親って、案外大変だよね。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする