誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

くじゅう鳴子山へGo~

2022-06-30 | 山歩き

     鳴子山のオオヤマレンゲ (6/29-単独強行)

    くじゅうのオオヤマレンゲと言えば、真っ先に猟師山を思い浮かべます。

   すっかり忘れちゃっていましたが、くじゅうの山にはオオヤマレンゲ群生の山があった。

   お天気具合いでワンチャンス! 目指せオオヤマレンゲ群生の鳴子山となったのでした。

    当初は、6/25頃を予定だったが、開花が遅れている?雨続きのお天気で1週間づれました。

    本日の予定コースです。 

    歩く予定の尾根

    沢水1番水から朽網別れを目指して歩き始めます。

    天空の山サクラを過ぎて朽網別れ、左のテープを目印に杉林に突入します。

   ここまでは、誰しも鼻歌混じりで歩いて来れますが、この後には鼻歌が鼻水に変ります。

    何時まで続くのと呆れるほどの鳴子山の南東尾根を登ります。

   だから、地獄の登りが待っていると言っただろうが☝

   貴婦人に逢いたくなければ、回れ右してお帰り!  

    林を抜けて少し展望が開けてきました。

   右に見えるのが大船山です。

        片ヶ池は、”ピカチュー”だった?

    おっ 岩場が見えてきました。

    ん?足が届か~ん

   よっこらしょと、岩にしがみつきながら這い上がると、正面に鳴子山の頂きが見えました。  

       

    確かあの岩を超えたら、鳴子山が目前の筈です。

   更に草原を登って、長~い急傾斜の尾根歩きが終り正面が鳴子山

    振り返ると一番水や沢水リゾネイトクラブが眼下に見えます。

    1時45分、鳴子山1643mの山頂に到着しました。

   正面に見える岩山の巻き道がオオヤマレンゲの群生地

    

   何年ぶりでしょうか、ご無沙汰していました。

    そだね~

   私も随分歳を重ねて、自慢の白肌も色あせちゃったわ~(´・ω・`)

    いえいえ、まだまだお若くて綺麗ですよ~ 

    ありがとうっ

   お世辞でも嬉しいから、ゆっくり遊んでいってね~

          もう少し早く来ていたら、双子姉妹に逢えたんだね。・・残念~

    甘い言葉についつい長居しちゃったけど、予定通り白口岳経由で回りましょう。

              今年のオオヤマレンゲ見納めとなりました。

   

    稲星越に着きました。

   稲星山にも登山者の姿は見えません

   ここまで、森の貴婦人さんに逢っただけで、静かな山歩きしています。

   ルートは白口岳ですが、此処まで来てのだからチョイ稲星山のガメラ君に挨拶しましょう。

    分岐から20分で稲星山に到着です。

   展望は言うに及びませんが、大船山・平治岳・中岳・天狗ヶ城・星生山・久住山・扇ヶ鼻・鳴子山

   くじゅう連山全てが見渡せると言っても良いのかな

   往路を戻って白口岳へと向かいます。

     の予定だったが、白口谷の入り口を覗いてみたくて白口谷分岐へ下ります。

    白口谷の入り口には、通行を遠慮して下さいの札がありました。

    遠慮して? 通行禁止じゃないのかなぁ~?

      白口谷の分岐に来ると久住山~天狗ヶ城~中岳周回に食指が動きます。

     いえいえ、今の時期の単独行は熱中症と俄雷が怖いので冒険は出来ません

     稲星岳には戻らずトラバースで稲星越へと戻ります。(所要時間40分でした。)

      予定のコースに戻り白口岳に向かいます。

      稲星越~白口岳の中間地点から振る返ると歩いた軌跡が確認できます。

     鳴子山までの尾根は、2度と歩きたくない急登続きでしたね。

  

      稲星越から稲星岳の山頂は少し揺るやかでチョット息抜きが出来ます。   

     天気は良いし、展望も抜群で申し分のないお山歩を楽しみながら白口岳です。

    10数年振りの白口岳です。

   白口岳はくじゅう連山の中では、アクセスの便が悪くて一般コースから外れます。

    全くの貸し切り状態、静かにゆっくり出来るので嬉しいです。

   鉾立て峠へ気の抜けない崩壊地下りが有りますが時間はたっぷり有るからコーヒーブレイク

    鉾立て峠への激下りが始まりました。

   晴れてはいても梅雨の合間、崩壊地は補修されて遙かかなり脆いようです。

   チョット油断すると滑ってしまうので、山側に身を寄せながら一歩づつ安全に下ります。

    いやいや、来てしまったけどこりゃ~半端ない崩壊だぁ~怖!

    崩壊地をトラバース後、崩壊地沿いに下りすぎてしまい本ルートから逸れてしまいました。

   元ルートに戻るか?藪漕ぎ覚悟で崩壊地の脇を下るか迷いましたが、崩壊地沿いを選択

   崩壊地沿いを下ると随所に危険箇所が現れますが、獣たちの足跡を辿って下ります。

   覚悟していたほどの藪漕ぎはなく、標高1280mあたりで佐渡ヶ窪~鉾立て峠ルートにでた。

      佐渡ヶ窪に水が溜まっているのを初めて見ました。(ラッキー♪)

     海の中道を歩いている感覚に成り、めっちゃ気持が良かったです。

     本日一番のサプライズだったかな♬

     鍋割峠を経由して

    朽網ハイウェイを歩いて

      後を振り返ると涙の尾根が青空にベストマッチングしていました。

     鳴子山の南東尾根、急登に加え何時までも先が見えず嫌になりました。

     久し振りの鳴子山のオオヤマレンゲをゆ~っくり堪能できました。

     白口岳から鉾立て峠の激下りは、正に藁をも縋るほど難儀しました。       

     梅雨の真っ只中なのに真夏のような暑さ、通常の2倍の2L飲み物を持参

     無理矢理飲んだことも有り残りは500mlに成っていました。

     「 オマケの花 」

     左上=シモツケ 右上=山紫陽花 左下=レンゲツツジ 右下=シライトソウ

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対ヒヨドリ勝利も新たな敵が

2022-06-29 | 田舎日記

     ヒヨドリに勝ちました。😁

   テグスは、有って無いが如きでキュウリネットは編み目が粗く素抜け

   直ぐ近くのカラスには、笑われて?怒り心頭に達していました。

   後付け作業は、苦労するのが当然で3張りのネット掛けに一苦労も二苦労もしました。

   でも、苦労は報われる物で、遂に対野鳥に勝利してナスの初収穫となりました。🙌

     10mm編み目のネットに覆われた茄子

    

      但し、収穫するためには狭いスペースで作業しなくてはなりません。

     8本目にしてようやく収穫となりました。

    2022年の初物なので”焼き茄子”が良いかなと思っているけど・・・

      キュウリは、9本目の収穫となりました。

     鳥に遣られたのも同じくらいの本数かな?

     カラスに関しては、毎年好き勝手にされているので警戒していますが

     今の時期のヒヨドリは想定外でした。

     (過去、人参の葉、ブロッコリー、ホウレン草が被害に遭ったけど何れも冬季)

      次の悪さ坊主は、アナグマ?ハクビシン?か、此奴等はもっと手強いからなぁ~

     スイカは、早々と10mmネットで防御ですが、アナグマやイノシシが侵入したらアウト!

    と、喜んでいたら、茄子の葉は穴だらけ!

     青いトマトには囓った穴が・・・

    露地栽培でもむの薬栽培は不可能だと心得てはいるが悔しいなぁ

    背に腹は替えられず、明日は”アディオン2000倍液”を撒布します。

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小松尾根の間違い検証

2022-06-28 | 山歩き

     6/23-小松尾根⇒祖母山の検証

    初めてのルート&単独だったので、ルート図を作って臨みましたが

   標高1350m付近でルートを逸脱してしまいました。

   数メートルで気づいたから事なきを得ましたが、今後のために検証してみました。

     事前にルート図を作って、学習したつもりでした。

    ルート図でも間違ったであろう場所が判りました。

           1280mから1340mへの急登でヘロヘロに成っていたのかも知れません

    1340mピークで西南西に向きを変えた際、尾根の右端を矢印の方へ歩いていたようです。

    急に道標のテープが見当たらなくなったので、足を止めて全体を見回すのテープなし!

    ん?と思って、持って行った地形図を見ると左手に尾根があるのを確認して一旦戻った。 

       引返すと尾根の一番広い辺りで、左下にピンクのテープを発見!

     正規のルート(青)は、尾根の一番広い辺りで左下の鞍部へと向かっていました。

     青い実線が本来のルートだったのですが、右端を歩いていたために見落としました。

     登っているのだから下るより尾根歩きを継続しちゃいますよね。

     下る時は、支尾根の分岐があるから注意するけど、登はチョット気を抜いちゃうのかな

     次からルート図を作る際は、もう少し分岐になりそうな場所はマーキングします。 

     PS;コンパスも持っていたのだから、西南西と南だからコンパスで直ぐ判ったであろうにねっ

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梅の赤紫蘇漬け

2022-06-27 | 田舎日記

     梅の赤紫蘇漬け

    やっと、赤紫蘇が使えるまでに育ったので、梅の赤紫蘇漬けします。

    約13.5kgの塩漬け梅を1人で紫蘇の準備から漬け込みまで頑張るゾ~

     収穫した赤紫蘇

    今年は、13.5kgの梅を1人で紫蘇漬けなので赤紫蘇も沢山使います。

     洗って6.8kg ⇒ 水切り選別 ⇒ 葉だけを千切って ⇒3.2kgの赤紫蘇です。

    収率=47%・・・・歩留まりの悪い紫蘇ですね。(>_<)

    *梅=13.5kg,赤紫蘇(梅の20%)⇒2.7kg(3.2kg),塩=544g(紫蘇の17%)

      梅と梅酢を別けておきます。

     口の中が酸っぱくなります。(>_<)

 

      塩を272g:136g:136gの3つに別けておきます。

       灰汁抜き-1回目

      大きなボウルに紫蘇を入れて、272g(全量の50%)の塩を入れて揉み込みます。

      赤黒い灰汁が出て来ます。

      出来るだけ固く絞って絞り汁は棄てます。

       灰汁抜き-2回目

      ボウルに紫蘇を戻して、136gの塩を入れてしっかり揉み込みます。

      1回目よりも黒みが薄くなったアク汁が出てきます。

      アクを搾って棄てます。

       灰汁抜き-3回目

      ボウルに紫蘇を戻して、残りの136gの塩を入れてしっかり揉み込みます。

      殆ど灰汁は出てこなくなりました

       赤紫蘇漬け込み

      漬け瓶の底に赤紫蘇をパラパラと入れます。(全量の1/5)

      A:塩漬けした梅を漬け瓶に戻します。(全量の1/4)

      B:赤紫蘇をパラパラと入れます。(全量の1/5)

      A:Bの分量に決まりはありませんが、出来るだけ早く均一に漬かって欲しくてやってます。

       A&Bを何回か繰り返したら、残っている紫蘇を梅が見えない様に広げて入れます。

      分けておいた梅酢を降り注ぎます。

      これで、梅の赤紫蘇漬けが全て終了しました。

      冷暗所に置いて、数日間は瓶を回したりして全体の色が斑にならない様にします。

      2ヶ月もしたら綺麗な梅の紫蘇漬けに仕上るでしょう。

      半分(約7.0kg)は、カミさんの実家に届けます。

       今後の作業 

      ①赤紫蘇の出荷 ⇒ 歩留まりが悪すぎるので出荷は断念しました。

       出荷を断念 ⇒ ⇒ 紫蘇が余る=無駄 ⇒ 紫蘇ジュースを作ろう

      ②収穫後の梅の木剪定、長枝などの無駄な枝を切り落とし実を多く実らせる⇒完了

       冬季の剪定 樹形を整えるために枝を切り落とす ⇒10~12月

       花後の剪定 太い枝を切り新たな枝を咲かせる ⇒翌年4~5月 

      ③赤紫蘇の自家採種(来期は新たに種を買う予定だけど・・・・)

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怒り心頭😠😠

2022-06-26 | 田舎日記

    怒り心頭、グツグツ煮えたぎっています。   

        キュウリ、ナスと良い様に悪戯されています。

   最初は、カラスの悪さと思って、テグスが嫌がるテグスを張って防戦しました。

    しかし、次の日も遣られていました。

   最近のカラスは悪知恵が働くので、テグスの下を歩いて入ったと思ってキュウリネット張った。

    次の日は、キュウリもナスも無事でほっと安心。

   しか~し、2日後はキュウリもナスも無残な姿を見て呆然となるしかなかった。

    怒り心頭、爆発寸前です。

   でも、爆発してもな~んにも役に立たないので、グッとググッ~と我慢して知恵を絞ります。

          焼酎飲みながら絞った知恵なんて、カラスどころかヒヨドリにさえも馬鹿にされてます。

    カラスには有効でも、この編み目ではヒヨドリには役に立ちません。

    昨年、70%OFFで買って置いたネット(4m*12m)を使うことにしました。

    トマト・ナス(ピーマン)・キュウリにネットを被せました。

   1人でネットを張るのは大変です。

   行ったり来たりを何回も何回も繰り返さないと、まともに張ることが出来ません。

   3ヶ所にネットを張るだけで、午前中は過ぎてしまいました。

     この編み目ならスズメも入れないでしょう。

     裾の隙間からも入るので、裾も止めておきました。

    これで、ヒヨドリも入れませんが、人間も入るのに一苦労で収穫時は難儀することになります。はあ~

    一挙両得は無理!

     鳥達に食べられるよりも、少々の苦労は致し方なしとしましょう。

    こら!ヒヨドリ負けんゾ~

     次から、ネットを張る前提(野菜のスペース+人の動くスペース)で植付け区画を考えます。      

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