誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

天草Ver-6,カヤツ丸540m・矢筈嶽625m・倉岳682m

2014-03-31 | 山歩き
  誘われて、山・あ・る・記(天草Ver-6,矢筈嶽625m・倉岳682m・カヤツ丸540m)
注:カマツ丸=天草山岳会N作成の天草の山、山名一覧表より

  天草の山歩き、第二日目は、矢筈嶽&倉岳を皮切りにスタートする。
有明から県道282号で草積峠を越え、県道34号に出て直ぐに矢筈林道へ
狭い道をクネクネと登って行くと、うす暗い杉林の中にひっそり『小ヶ倉観音』が立つ
   
        小ヶ倉観音
小ヶ倉観音から更に登って行くと、右手に”カヤツ丸展望台”の案内が目につく
そうだ!忘れていたよ~、天草の山の一つに”カヤツ丸”が書かれていたんだっけ
全体のスケジュールの修正を厭わず、ハンドルを右に切ってカヤツ丸の案内に従う
着いた先には広い駐車場と、天草の島々を一望できる展望台がった。
カヤツ丸が山であることを示す表示等は一切なく、何だかなぁ~の1座であった。
        
        
   カヤツ丸展望所
 再び矢筈林道に戻りクネクネ走行していると、道路の右脇に”矢筈嶽”を示す案内 
道路わきの空き地に車を止め、登山道と並行する林道(?)を一瞥して登山を開始
        
   案内板
 登山道はよく整備されていて、朝の早い時間も手伝って気持ちの良い歩きである。
        
快適に歩いていた登山道だったが、次第に登山道が荒れ始め、行く手に藪も現れる。
        
左側に立派な林道が並行して走っており、歩き難くなったと登山道から林道へ飛び出す。
 車が楽に走行できる林道、今までの登山道歩きはなんだったんだろうね。
暫く行くと左に切り通しの展望所があり、右には山の神が祭られていた。
右に高いピークが”矢筈嶽北峰636m”だが、立ち寄るまでには至らず・・・
更に行くと、矢筈嶽三角点の案内、三角点ならばと寄り道すると数3mに三角点。
        
        
  矢筈嶽三角点(636m?626mのはずだが・・・・)
 再び林道歩きを続けていると、目の前に広場があり大鳥居も建っている。
若しかして、矢筈嶽の山頂に着いたって事かぁ~?
   
        大鳥居
 大鳥居の次は、前屈みで3基の小さな鳥居を潜ると、金毘羅宮に会えた。
        
金毘羅宮の眼下には、倉岳町の街並みと美しい天草の島々の光景があった。
        
        金毘羅宮
        
 矢筈嶽から林道を歩いてスタ-トへ、山頂まで車で行けるとは情報収集不足(--;)。

矢筈嶽の後は、”天草の最高峰倉岳”へと向かうが、倉岳は最後まで車で詰める。
   
        車道行き止まり
 鳥居を潜って階段を昇って行くと、大きな石造りの祠が出迎える。
祠を回り込むように登って行くと展望所になっていて、等三角点の倉岳山頂に着く
山頂からの展望は素晴らしく、中継等の立つのっぺりした”老嶽”が目の前に見えた。
        
   山頂
 倉岳の山頂には、霊水・・・・・・・
雨水でない証に金属製の蓋がしてあり、蓋を持ち上げてみるとしっかり霊水が溜まっていた。
倉岳山頂の東西には、向きがバラバラの祠が6基ほど祀られている。
夫々の地区の人々が、自分たちの地区に向けた祠を立てたためだと言われている。
        
        
   祠
        
        
     霊水
 
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天草Ver-5,老嶽591m

2014-03-30 | 山歩き
  誘われて、山・あ・る・記(天草Ver-5,老嶽591m)

 天草の山歩き、第一日目の〆は、老嶽となった。
     
老嶽(晩田から)
有明町上津浦郵便局から県道282号へ入り、途中案内に従って県道から林道へ左折する。
     
上津浦郵便局
ほぼ一本道の所々に老嶽神社の案内があり、案内に沿って登って約9kmで神社に着く
     
老嶽神社
 山頂へはまだ車道が伸びているようだが、少しは歩かなきゃと神社をスタートする。
鳥居をくぐって申し訳程度登って行くとピークに達し、一旦下って行くと舗装された車道に出合う。
     
車道をゆっくり下りながら、電波中継等(?)の横を通り過ぎると、立派な展望台が見えてくる
周囲は最近切り払われたらしく、まだ新しい切り株が印象的だった。
     
展望台
 山頂はどこだ?山名標柱は?
展望台の上から声がするので、取敢えず展望台まで上がってみることにする。
展望台からは、普賢岳や三角錐の天草富士、松島の島々が見渡せた。
     
展望台からの景色
 展望台から降りて投げた眼の先、見慣れた金属製の看板が打ち捨てられている
看板を拾い上げてみると、よく見かける金属プレート山名表示板で”老嶽”とあった。
プレートを持って証拠写真を撮影し、金属プレートを地面に差し老嶽を下る。
     
証拠写真
 復路は、山道を通らず車道をテクテクと歩いて、老嶽神社鳥居の登山口へ
老嶽の三角点は、展望台に有った真鋳のものがそれだったようだ。 (--)
     
 
 オマケのPhoto 道の駅有明の夕日と有明五多幸          
  

      
   
 
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採ったどぉ~

2014-03-29 | レシピ
  
   もうすっかり、山菜の時期を迎えましたね。
  山菜と言えば、一押しが”ダラの芽”思っています。
  
   蕨も美味しいけど、ダラの天麩羅を食べたときの食感と風味がたまりません
  最近じゃ、山歩きに高枝切りとフックを付けたロープは欠かせません。
          
         本日の収穫
          
      ビール?(発泡酒)とダラの芽の天麩羅 
   
    ダラの芽は、日当たりのいい場所にしか育ちません
   山歩きしながら、伐採地を記録しておくと、2~3年経つとほかの植物より先に育って
   おいしいダラの芽が芽吹きますよ~
       
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天草Ver-4,太郎丸嶽281m次郎丸嶽397m

2014-03-28 | 山歩き
  誘われて、山・あ・る・記(天草Ver-4,太郎丸嶽281m次郎丸嶽397m)

 兄より弟の方が背が高い兄弟峰、諸伝説が語られている。
まっ、いずれの説も兄弟愛の話のようである。
柴尾山に登った後で、駐車場を心配しながら今泉の登山口に向かう。
駐車場に着くと、狭いスペースに大型のベンツバンが必死に格闘中だった。
      
 下山後は空っぽの駐車場
 やば、駐車場なしかよ~(--;)だったが、一縷の望みを託して奥の空地へ
なんと、ラッキー♪、2台分の駐車スペースがあり、楽チンで駐車が出来た。
すると、格闘中のベンツがやって来て、我々がササア^と通り過ぎたので追ってきたと
若いカップルだったが、ありがとうと言って先に出発された。
      
駐車場から次郎丸嶽
 我々も昼食をとって、カップルの後を追う。
案内板に導かれながら集落を抜け、だんだん畑跡を左に見ながら登って行く。
尾根に上がると、左にここからも登下山できますとあり、たくさんの杖があった。
ロープの設置されたU字割を這い上がり、ジグザグに刻まれた登山道を登る
      
やがて、”長寿の湧水”に到着し、長寿?ボケ防止を願って、長寿の水を戴く
      
長寿の湧水
 更にジグザグを登って行く、ん?『稲妻返し』てこのことかぁ~?
どこが『稲妻返し』か解らないままにの登って行くと、遠見平に到着する。
右上に見える岩峰は、次郎丸嶽の一部のようである。
      
 遠見平
 ここら辺りから、下山者とのすれ違いに苦労が始まる。
時計を覗きこむと、12:25を指しており、朝から登った登山者の下山時刻だ
どうぞ~お先に~を繰り返し、ようやく太郎丸嶽への分岐点に到着する。
   
 太郎丸分岐
 太郎丸嶽には申し訳ないが、先に弟君の次郎丸嶽に行くことにする。
すみませ~ん、ちょっと、『稲妻返し』って、どこでしょうか?
一行さん????、どうやら知らないようだ、この後、だぁ~れも知らなかった。
結局、立ち上がる壁のジグザグ道を『稲妻返し』と呼ぶことにした。
      
 下山者と稲妻返し
太郎丸嶽分岐から登山道はますます険しくなり、『次郎落とし』と岩屋を越える。
 
 岩屋
      
      次郎落とし
尾の前に大スラブの大岩が現れ、太いロープを握って頂上部へと這い上がる。
ルートは右に逸れているが、鶏と○○は高い所が好きらしく展望岩の最上部へ
最上部に上がり、意気揚々と登りつめて、ひょいと足元を覗き込んだが途端
アドレナリンがドッと噴出して、思わず1歩2歩と後ずさりしてしまった。(笑い)
      
大展望岩 
      
最上部
 大展望岩まで来るともう直ぐ山頂だが、山頂手前の弥勒菩薩の挨拶をして山頂へ
      
やったぁ~、山の名前に惹かれて、チャレンジした次郎丸嶽の山頂に到着した。
      
2等三角点の山頂
 山頂は360度の大パノラマで、天草を代表する山々を見ることができる
      

      
 次郎丸嶽⇒亀次郎岩
      
      亀次郎岩⇒次郎丸嶽
 次郎丸嶽で暫く遊び、待ちぼうけであろう”お兄さん山の太郎丸嶽”に向かうことにする。
弥勒菩薩像のお別れの挨拶をして、大岩展望所のロープを下る。
下りは早く、岩屋で苦戦中の年配登山者を後押しして、一気に太郎丸嶽の分岐に戻る。
 
       再び分岐
 太郎丸嶽の登山道、入り口こそ綺麗に見えた登山道も直ぐシダに覆われた登山道に変わる。
      
悲しいかな、標高で次郎丸嶽に劣る太郎丸嶽のへ訪問者は比較にならないほど少ないと・・
シダを足で払い、露岩を攀じ登り振り返ると、次郎丸嶽が三角峰に聳えていた。
      
分岐から3つ目のピークに登りつめると、太郎丸嶽の頂に到着した。
 
      太郎丸嶽の山頂
 太郎丸嶽の山頂も、大パノラマですが、次郎丸嶽の360度展望の後では感慨は今一
やっぱり、先にお兄ちゃん山の太郎丸嶽に登るべきだったのでしょうか・
太郎丸嶽手前の岩峰で
次郎丸嶽・太郎丸嶽の展望を十分に堪能して、下山を開始する。
杖の設置場所までは、往路を忠実に下って、新登山道?を下ることにする。
      
新道は尾根道で気持ち良く歩けるが展望はなく、やや遠回りに感じられる。
約10分で、集落内に分岐点につき、スタートの駐車場に戻った。

 所要時間:2時間50分

 次郎丸嶽(別名:ニロク山)・太郎丸嶽は、これでお終いです。次は、老嶽ですよ~
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天草Ver-3,柴尾山226m)

2014-03-27 | 山歩き
  誘われて、山・あ・る・記(天草Ver-3,柴尾山226m)

 三角岳に登った後、天草第一橋の”天門橋”を渡って、いよいよ天草市へ
国266号と別れて岩谷港へ、大矢野町登りたてへの峠道から私道へと入る。
最後の民家が見えるちょっとした広場からスタートとする。
 
 登山口に着くまでは止んでいた雨が再び降り始め、合羽の上着だけ着て出発
普通車だといっぱいいっぱいのコンクリート道を登って行くと5分で行き止まり
      
此処が登山口(ここまで車で来ることも可能)
 右隅に杖などが置かれていて、柴尾山登山を歓迎(?)してくれていた。
やや足場の悪い狭い登山道、しかもやや急登でジグザグに登って行く
急登がきつくても休みたいとは言えず、みっちゃな花撮影を言い訳に足を止める。
      
 ほとんど展望らしい展望のない登山道に辟易しながら山頂目指して登って行く
長く続いたジグザグの急登から傾斜の緩い尾根歩きに変わる。
フウ~荒くなっていた呼吸を整えながら歩いていくと、ぽっかりした広場に出る。
      
4等三角点の山頂
 広場には大きな展望台が立っていて、ラセン階段を昇るが手摺が低くてコワ!
階段から手を伸ばす位置に桜が咲いているが、身を乗り出す勇気なく接写ナシ
階段を昇りきると、三角の瀬戸と天草の島々が見渡せた。
   
展望台から
 展望台から降りて足元を見ると、なんと『蕨』がニョキニョキを顔を出していた。
お味噌汁の具にちょうど良いかと、手を伸ばしかけたが思いとどまる。
やっぱり、山での草木や鉱石採取は、ご法度だよな~蕨もかな?
     
 yamahiroよ、誰も見ちゃいないよ~採っちゃえと、悪魔の囁きが聞こえたが
悪魔の囁きにも、グッと我慢して往路を下って登山口へと戻った。
 
出合った花達
  
 所要時間:柴尾山=50分

柴尾山(別称ゾウヤマ?)は、これでお終いです。次は、次郎丸嶽・太郎丸嶽ですよ~
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