誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

 誘われて、万年山-1140m

2011-10-31 19:50:07 | 山歩き
 万年山(はねやま)
*地元は、まんねんやま/はねやまと半々の呼び名だそうだ

 幾つかのルートの中から、一番ハード(^。-)な吉武台牧場登山口へ
10:30と言うのに、車は1台しか停まっていなかった。
木柵の脇を抜けて、コンクリート道を緩やかに登っていく

道の脇にお地蔵さんが祭られてあり、道中安全のお願いの手を合わす
暫く登っていくと、登山道を可愛い葱坊主?のヒゴタイが飾っていた
ヒゴタイに目を奪われていると、突然目の前に丸~い大石が出現
立て札には『まんじゅう石』と書かれ、石の裏側には上るための踏み石が♪
食べ物の上に足を載せるのは、如何なものかと思いつつも石の上に立つ
   
  ヒゴタイ            まんじゅう石に立つバカ者!
牧草地の一番高いところ(下万年?)に出ると、正面に万年山が見えてくる
草原に腹這った『マッコウ鯨』に見えるのは、私だけかなぁ~
左にミヤマキリシマ群落とあり、目を転じると1本だけややけに赤い
狂い咲きでもああはなるまい! 帰りに確認することとする。
高台から少し下って行くと、立派な公設トイレ(見てはいない!が)と
懇々と水の流れる水場があり、休憩するにもってこいの場所がある
ここのマユミは素晴しく沢山の実を付けていて、お見事である。
 
  ゴンドウクジラ?         マユミの花    
水場を過ぎると舗装道路の終点となり、いよいよ急な階段の登りが始まる
この階段が厄介である、丸石をコンクリで固めてあり、足首がグラグラする。
階段歩きが終わると、宝泉寺ルートと合流し、100mほどで山頂mに着く
山頂からは、涌蓋山や九重連山、由布岳とパノラマの展望があり
足元は、マツムシソウ、リンドウ、ヤマラッキョウ等の花がいっぱい咲いていた。
   
  山頂の???さん      山ラッキョウ
   
  マツムシソウ        リンドウ 
下山は往路をそのまま戻り、途中気になっていたミヤマキリシマ群落へ
なんと、1本のミヤマキリシマは、ここだけ6月課のような狂い咲きで
木全体に花が咲いていた。

 
本日の出会い
ヒゴタイ・マユミ・ウメモドキ・リンドウ・マツムシソウ・ミヤマキリシマ・ムカゴ・ヤマラッキョウ・ツルニンジン

ノギク・ワレモコウ・オミナエシ・オトコエシ・アカツメクサ他

本日の温泉”万年(はね)の湯 \100
  お世話になった温泉=『万年(はね)の湯¥100』
万年山に登った後、学校の校長先生が現役引退後に掘られた
”万年の湯=はねのゆ”を探して訪ねた。
切株山を正面に見ながら、源泉掛け流しの露天風呂が楽しめる。
ローソン玖珠山田店が目印です。
   
  
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 誘われて、切株山-685.5m

2011-10-30 20:16:08 | 山歩き
 切株山(伐株山)685.5m

万年の湯か切株山
 我が町より3時間余り走って、玖珠町の切株山へ
山頂まで車で行ける、ハング(パラ)グライダーのメッカでもある
国210から伐株いこいの森を左折して、切株山の針の耳登山口へ
(道路脇のスペースに駐車 (^-;))

 鳥居をくぐると、両脇にズラ~っとお地蔵さんが鎮座している中を
お願いしますと、頭を垂れて山道を登って行く
              
 大きな岩場に差し掛かる、うっかり足を乗せると岩に彫られた地蔵さんだ!
針の耳コースとイージーコースに別れるが、もちろん難コースぬい挑む
足と手とお腹と背中を総動員して、鎖にしがみ付き40cm幅の岩の隙間を這い登る
メタボ君と大きなザックを背負っては難しいかも・・・・・・・・・・・・・・・・
  
 針の耳を抜けると、展望の良い岩場だが余り身を乗り出すとコワ~
更に幾かの岩場を抜けアセビ林で一息、林を抜けると突然道が消える。
なんと!、背丈以上の萱が登山道に覆い被さり、嫌でも薮漕ぎを強いられる、
10分ほど格闘すると、電波塔の基底部に這い出る、
”最高点は電波塔の脇”の情報を手掛りに、やっと左の電波塔脇に見つける
             パラグライダーの発進地から、玖珠の町が一望で、中でも黄色の田圃が綺麗だった。
展望台から駐車場近くの広場に向かうと、切株山685m三角点』が有る。
『数組の登山者に何処から登って来た?』と問われ、針の耳と答えると
登山口を見つけられない人が多い感じを受けた。
鳥居付近には、切株山登山口の案内はない!
下山は、車道を歩いて鳥居まで戻ったが、一握りほどのムカゴをゲット出来た。

PS,切株山=是非是非、豊後風土記を一読してみてください。
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 誘われて、大船山-1786m

2011-10-29 19:20:39 | 山歩き
大船山1786m
 板切から未踏を歩いて入山公廟、大船山と御池の紅葉

板切から舗装道路グングン登り、牧柵の手前に車を停める。
登山口の案内はない、草むらの中の踏み跡?を暫く登るが薮が濃く撤退
舗装道に戻り、分岐を左へと登って行くと草原が林に変わり右手に小道がある。
  
コンクリート道を登山口へ           センブリの花
小道に入ると、モミジやマユミが色つき、山を飾るが紅葉にはもう少しか
小木の林を抜け一面の草原へ、左側には雄大な大船山が一望できる。
赤や黄色に着飾った大船山だったが、山頂は濃い霧に包まれ姿を見せず・・・
急登の草原、黒土で滑る林を1時間ほど、やがて岳麓寺ルートに出会う。
   
 秋枯れの草原               足元にはたくさんのリンドウ 
 岳麓寺ルートから入山公廟、モミジが山を足元を綺麗に彩り
あちこちから、感嘆の声が溢れ始める。
 
 どっちが綺麗ですか♪    ・・・・・・→    やっぱ綺麗だね           
鳥居窪で一息、大船山頂から今水への東尾根が見事の一言だ
窪から本格的な登りとなり、少しずつ足取りが重く鈍くなってくる。
行き交う山人も多くなり、交互通行を余儀なくされる。
  
  霧の憂いがいっそうう綺麗に
やっとの思いで山頂直下へ、
うひゃ~、なんじゃ~この人の群れは、大船山が沈むよ~
それでも山頂へ登る、1ショット2ショットで逃げる様に御池へと下った。
  
 山が沈みそう (--;)           残念ながら煙った尾池だった
御池も、人・人・人、ガスの晴れ間に映る湖面の紅葉を見逃すまいと
必死にファインダーを覗き込む、ゲットしたのは湖面を飾る幻の紅葉だった。
御池を追れる様に山頂直下に戻り山頂を見上げる。
山頂は相変わらず人の山、紅葉よりもファッションカラーが際立っていた。
幾度となく訪れた大船山だが、これほどの山人を見たことはなかった。

 僅かな空き地に身を寄せての食事
大船山から久住の山々を眺めることなく、下山の時を迎える。


  お世話になった温泉”布袋の湯”\500(家族\1500)
 オーナーの夢枕に立った布袋様のお告げで掘ったら湯が出た!というエピソードがある温泉。源泉100%掛け流しのお湯は、
天候により色が変化する不思議なお湯で「七色温泉」とも呼ばれる。
 
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