誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

市房山へ

2007-10-31 | 山歩き
 市房山の周回縦走

 九州中央で屈指の勇姿を誇る市房山に登る。
 コースは、市房神社~山頂~心見の橋~二つ岩(夫婦岩)~林道・キャンプ場の周回

 夜も明けきらぬ4:50、テントから抜け出し朝食を作る。
今日の朝食は、レトルト赤飯に赤いキツネのカップうどんである。
 ♪山で食うラーメンやうどんは美味いんだよ~♪
   ≪豪華な朝食♪≫          ≪登山口のメル友氏 ≫
  
 朝食を済ませると、ざっと身支度を済ませて、神社横の登山口に向かう。
登山口に張り紙が!昨日2.5合目で付近で、蜂に刺されて救急車で搬送されたと・・・
*蜂に遭遇したら、乱暴に追い払わず、静かにその場を去りましょう!

 昨日は藪漕ぎで、今日は蜂の襲撃かよ --;
負け嫌いのyamahiro、負けてなるものかと登山口へと入って行く(6:40)
樹齢700~1000年と言われる、大杉の樹林(2代杉もあった)、胸突き八丁坂を登って
 ≪樹齢1000年?≫                ≪八丁坂の友≫
  
5合目到着(7:40)最初の水分補給で一息入れる。
 先客が一人いたが、置いていかれてしまった。
更に、後から殆ど空荷同然の山人が来て、これまたサッサと追い抜いて行く
 お急ぎさんは先にどうぞと、私はボチボチですからと、負け惜しみを呟く・・・

何処が馬の背だったか?判らぬままに通り過ぎ、8合目到着(8:50)、
さあ~山頂までもう一息だ!
9合目を過ぎると、人よしカメさんが登場して、山頂まで5分となり、市房山の
頂に到着する(9:28)・・・神社登山口より所要時間=2時間48分(含む休憩)
  ≪市房山頂≫                   ≪韓国岳が≫ 
  
  ≪江代山かな?≫                  ≪綺麗な紅葉≫
  
市房山頂からの眺めは素晴らしいの一言だった。
雲海に浮かぶ、三角屋根の高千穂の峰・韓国岳、真近には白髪岳に江代山
 尾鈴山も見えたね♪
おやっ? あれは根子岳に高岳だぁ~♪
ん?方角がチョイ可笑しいぞ!と、地図を広げてコンパスを当てる
なんとなんと、根子岳と思ったのは、由布岳の双耳で、左右には九重連山と鶴見岳だった。
 昨日の高塚山は? 江代山の遥か後方に見える稜線か
素晴らしい眺望と紅葉に、時間の経つのを忘れ時計を見ると、(9:55)を指していた。
 さっ 次行こう♪   
         ≪目指す二つ岩(夫婦岩)≫
        

  夫婦岩へ続くよ~
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リベンジ達成!!

2007-10-30 | 山歩き
  2年越しのリベンジだった!!
 雪の藪漕ぎ&這い這い競争に敗れて、退散してから2年になるか?
藪漕ぎは気の進まないyamahiroが、二の足を踏んでいると見るや、
メル友は、市房山の夫婦岩(二つ岩)周回を餌に、釣り糸を垂れてきた。
 疑似餌と気づかぬyamahiroは、パクッと食いついてしまった(--;)

目指すリベンジの山は遠く、延岡から走りに走って4時間近くやっと
白蔵峠の登山口に到着する。(10:45)
マイナーな山のせいか、行きかう車もなければ、先客登山者もなかった。

  登山口の案内                  すぐに薮が待っていた
            
 HP情報では、藪が刈られているので、這い這いは不要と言う嬉しい情報を鵜呑みに
東屋の裏手の登山口へ向かう(11:00)が、最近入山したような新しき踏み跡は見えない!
薮は刈られているって言ったよね?メル友さん ⇒『メル友・・・・・・』
まさか!またもや這い這い競争か?と嫌な予感が、数分後には予感が的中する --;
来るんじゃ~なかった!と、餌に釣られた浅はかさを嘆くも後の祭り 

 泣いても仕方がない!ここは我慢と、必死になって藪漕ぎ&這い這いを
繰り返しつつ、1時間ほど登った先に、やっと切り開かれた人工林に這い出る(12:00)。。
(前回、雪山の薮漕ぎ這い這いに敗れて引き下がった場所!)
地図を開きルートを確認し、人工林沿いに数分歩くと、登山道は再び藪に吸い込まれていく
それを無視して切り開かれた人工林を西へと進んだが、これがとんだ間違いだった
 途中から尾根まで薮漕ぎで突破する羽目に!木に登って行く手の藪を見渡す 
ブナの大木を目指して、藪に突っ込んで行きましょう!(メル友さんスンマセンでした。)
 
 yamahiroザックをデポして薮を偵察          こんな高速道路?が
   
 楽しちゃいかん!急がば回れ!を学習する (^。-)/~
何度目のピークだったか?やっと北の方向に一際目立つピークが現れる(13:10)。
ここで、遅まきながらの食事タイムとする(13:10~13:30)
 食事をすませ、藪を掻き分けて出た(13:35)先には、何処からか『高速道路♪』が延びていた
しかし、高速道路も長くは続かず、またまたスズ竹の薮に突っ込む!
今度こそ最後の最後と、ガムシャラ登り詰めた2つ目のピーク、『高塚山1502m』だった(14:00)。
雪山這い這いの撤退から、2年目のリベンジ達成を成し遂げた。
  
 メル友リベンジ達成♪           お祝いの紅葉       
   
 下山時の藪からガードレールを目にして、車道へ飛び出したのは(15:30)
舗装道路にでて、頬や腕に付いた薮の引き掻きキズみながら、
登山口~山頂~車道までの道のりを振り返ると、幾つもの『えっ?』『なんで?』があり、
 今回もすんなりとは行かなかった、高塚山リベンジ登山だった。、
登山口の戻った時は、陽も傾き始めた(15:35)

 下山後、湯前に戻り温泉『湯楽里ユラリ』につかり、食事をして
市房山キャンプ場にテントを設営し、長い一日に乾杯♪(20:30)
  
 
『高塚山のナビだけは決してしないぞ!』と、肝に命じて就寝zzzzzz   
コメント (7)
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天狗岳へ

2007-10-29 | 山歩き
    天狗岳へ
 何なんだこの行列は・・・・
山頂小屋から天狗岳へと続く道は、混雑しており順番待ちをしていた。
下山時間を気にしつつも最後尾に並び、塊の動きにのり動き出したす。
天狗岳へは殆どがやせ尾根で、風の吹きつける絶壁淵はスリル満点だった。
ある所では、立つ事が出来ずに四つん這いで乗り越えて、天狗岳山頂に到達した。
 天狗岳の先にも道が続いており、そそり立つ三角の岩峰に行き当たる
恐る恐る、岩峰に立ち上がる。
なんとも言えぬスリル?に足の裏がジンジンとする。
今吹いている強風が突然風向きを変えたら、真逆さまに転落か!
  天狗岳に向かやせ尾根          怖いよ~なきそうなシャ 
  

   天狗山頂                怖さを我慢して!
 
 1時間、いや30分、15分でも良い、瞑想に耽っていたかった
しかし、時間は容赦なく過ぎていく、おひるご飯の場所を探しながら来た道を
引き返すが、どこもかしこも人・人・人で、とうとう、分岐点まで下った。
 分岐点(12:30)なのに、下る人よりまだ登って来る人が絶えない。
分岐点も足早に立ち去り、登りの少なくなった木のベンチで昼食を摂ったのは
13時を回っていた。
慌しい食事を済ませると、土小屋登山口を目指して一気に駆け下りる
 何度か後髪を引かれる思いで、振り返ると鎖場の荒々しさが嘘のような
優しさの石鎚山が秋空に聳えていた。(登山口着13:35)
  
 下山すると、無言のまま荷解きを済ませ車を走らせる。
石鎚スカイライン⇒R196⇒高速松山道・川内ICを経て、八幡浜港へ
17:40フェリーが八幡浜港を出港、船尾から港を見やると
真っ赤な夕日が、名残を惜しむかのように我々を見送ってくれていた。
       今にも沈む夕日
        

 四国遠征のみなさん、素晴らしき2日間をありがとうでした。
初めてのメンバー編成にもかかわらず、みなさまの思いやりと優しい気配りで
思う存分、山歩きを堪能出来ました。
また、機会が巡ってきたら、声を掛けていただけると嬉しいです。

                             END


 
 

 
コメント (10)
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石鎚山

2007-10-27 | 山歩き
石鎚山へ
土小屋登山口                土小屋の神社

やっと駐車syペースを見つけて車を止め、身支度に取り掛かる
昨日の、半袖Tシャツと打って変わって長袖Tシャツのダブル!
それでも寒くてヤッケまで着込む!
吐く息が白い!
それもそのはずだった!辺りの熊笹を見ると、霜で真っ白に凍っていた。
仕度を済ませると、石鎚神社に御参りして歩き出した-8:15。
 逸る気持ちを抑えるも、気が付けば少しづつペースが上がっていく
後ろを振り返り振り返りしながら、一歩一歩と近づいていく
途中から現れた木道が厄介だった。
霜が凍り、木を踏むとツルツルとを滑る。
カニの横歩きと蟹股ハの字歩きで、木道の登り下りを繰り返す。
   石鎚山の遠景                木道 

 土小屋から、40分ほど歩いたか? もう下山して来る登山者がいた。
御来光を拝んだんだろうか?、まだ小学校の低学年といった子供の姿もあった。
 途中、一息入れてロープウエーイとの合流点に到着する-10:00
いよいよ、待ちに待った鎖場だ!
早速第二の鎖場に取り付くも、遅々として進まない
見上げると、10m程の所で団子に固まっているではないか、
若干お年を召した年配の方が、足の置き場もわからず、体を引き上げる腕力もなく
もがいていた。
 片方の鎖から追い越させてもらい、第二の鎖場を抜けて広場に出る
天狗岳を見上げると、クライマーが垂直の岩壁に取り付いているのが見える
やるもんだねぇ~ yamahiroとは世界が違うと呟き、我が行く手の第三の鎖場を見上げる
ほう~ 聞いちゃいたが、なるほど真上に伸びていて天辺が見えなかった。
これが愉しみで此処まできたんだ、気持ちは弾んでいた。
 写真撮影を兼ねて殿から登ることに・・・・
途中で、高校生らしき若者がスイスイと追い越していく
俄然、負けん気を発揮して一気に登り詰め、来た道を振り返ると真逆さまに落下しそうだった。
何を思い登るのか?
 後から鎖をしっかり握り締めて登って来る仲間を待つ♪
登り終えた仲間の顔は、満足感と充実感で一杯のようだった。
傍らの彼女の頬を伝う感涙が、秋の日差しに輝いて綺麗でしたね。
yamahiroもジ~ンときちゃいましたよ エヘッ(^。-)
   鎖場を登る-1              鎖場を登る-2

    鎖場を登る-3              鎖場を登る-4

 第三の鎖から、数分で石鎚神社に到着-11:00♪
神社周辺は、溢れる登山客で満員御礼、やっと祈願のお参りを済ませる
***神社の御神体は撮影禁止!***
さっ 残るは最高峰の天狗岳である。
       最後のピーク天狗岳
     
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三嶺山~石鎚山移動偏

2007-10-26 | 山歩き
   移動&お宿&移動

  登山口に戻ったが、これでお休み~て、訳に行かなかった --;
あろうことか、3時間30分もハンドル握ってお宿に行くんだと・・(沈黙)
自慢じゃないが、昨日から車の中で2時間ほどしか仮眠していないんだよと愚痴る
(愚痴は聞いてやれ・・・ついこの間、誰かがい言ったっけなぁ~)
ともあれ、R195を走り、南国ICから伊野ICまで高速道を走り。R33/R194を繋ぎ
辿り着いた先が『本川村道の駅・木の香』と言うお宿だった。
 ここのお宿は良かったですねぇ~
サービスばっちり&お値段もGoodでした。
我々のために、夕食閉店を2時間待ってくださり、更に翌日は、5時半に朝食まで準備して
それでいて、¥7400です♪ あっお昼のおにぎり弁当付でした。

  今夜のお宿-『木の香』         美味しかった夕食-天婦羅も追加
  
 豪華な夕食を戴き、お風呂に入って、ミニ反省会!翌日の山歩きを考えて、23時に就寝zzzz
yamahiroは、2分後には爆睡へと落ちていった?
 10/21-目が覚める、時計を見ると4:50!まだ早いかなぁ~と思いつつ着替えを
済ませてて玄関へ出る。
玄関を開けたちょうどその時、目の前を『ムササビ』が滑空して行った。
ラッキー♪
早起きは3文の得だってねッ
 山間の清々しい空気の中で、美味しい五穀米のご飯を戴き、6:30木の香を後にする。
朝もやの中、山間の稜線を縫うように走る、なんとも言えぬ心地よさ♪
『大自然だね♪』と気分良くハンドルを握る。
吉野川の源流を過ぎて暫らく、目を見張る光景が飛び込んできた
雲海の上に石鎚山が、素晴らしい山姿を見せており、思わず車を止め
カメラ片手に飛び出し、シャッターを切る
行きかう人、みな同じ思いらしくあちこちでシャッターを切っていたようだった。

 朝も靄の稜線を疾る。           雲海に浮かぶ石鎚山(肉眼では!)
  
そうこうして、8:05土小屋登山口に到着
土小屋は、想像を絶する混雑で、駐車場確保もやっとだった。
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