誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

ラストの花火大会

2008-08-31 | 出来事
 
   門川の夜空に4000発の花火が打ちあがる♪
  
  漁業の盛んな港町らしく、打ち上げられた花火も、色んな魚をはじめ
 海の生き物が、夜空を舞った。
 地元に優しく、そして何よりも子供に優しい花火大会だった様な気がした。
 
  花火の撮影方法を知らなくて、なんとも間の抜けたphotoですが
 想像力と感性を活かして見てください。
 
   

    

   
    
   

 
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夷守岳~韓国岳縦走(その3)

2008-08-30 | 山歩き
 夷守岳~韓国岳縦走(その3)

 さて、食事が終わると、もう一つのメインエベントが待っている。
獅子戸岳を下って、韓国岳の山頂を目指す。
琵琶湖の見える辺りまでは、傾斜も無く快適な山歩きであるが
小木を抜けてから、ザレ場はいつ登ってもきつい
スロープはいいが、木の階段は身体を上げる分だけ、大きなエネルギーを要する。
噴煙を噴き上げる新燃岳を振り返り振り返り、ザレ場を(韓国岳)上り詰める(14:00)
韓国岳から、夷守岳・丸岡山・大幡山・獅子戸そして、ここ韓国岳までの縦走路を
振り返ると、よく歩いたなと感慨深い思いがした。
高千穂峰(二子石)からの縦走よりも、ハードな感じでもあるが・・
 足跡を振り返って                お鉢のスタート
      
 
 火口周回のスタート(14:15)、歩く人は少ないのだろうか?
周回道は狭く、ミヤマキリシマが迫り出し、足と言わず手や顔まで引っ掻く
韓国岳の北峰到着(14:55)、お見事ケルンので証拠写真♪
  韓国岳の北峰                  広かった火口底
     
  
韓国岳の北峰からは、最深鞍部~火口底に下り、登り返して周回を終える事にする
最深鞍部への道のりも楽ではなかった、真下に下るが如く道なき道を下る
生育の良い、野アザミが行く手を阻む!
何度かアザミを踏みつけたが、そのお返しだったのか?
ぎゃ~、ついに野アザミの上に尻餅を付いてしまった  (θθ;)
同行のメンバーは、お腹を抱えて笑っていたが、当人は泣きたいくらいだった。

 最深鞍部から、鹿の群れ(20頭)が遊ぶ火口底まで突撃!
火口底への案内など当てにしていた訳じゃないが、やはりテープは欲しかった。
小薮を掻き分けながら、15分を要してやっと火口底に到着した(15:30)
火口底は広かった! 火口底から見上げる韓国岳も偉大だった。
野球場数個分はゆっくり作れる広さがあると思われる。
火口底からは崩壊したガレ場を登り、野アザミのバンドを涙しながら鞍部に戻る
2度と行くこともないし、行きたいとは思わない火口底探検は終わった。
最深鞍部から韓国岳8登山道)に戻るは、時間こそ30分であるが相当難儀する
大岩乗り越え、痩せ尾根、潅木などの難所が次々に現れる。
周回に望まれる方は、それなりの覚悟で行ってください。

僅かなテープと微かな踏み後、後は感を働かせ登山道に出合う(16:25)。
出合った場所は、6.5合目付近で周回したにはチョイと気が引けて
再度山頂(16:45)へ向かい、更にお鉢周回スタート地(16:55)まで戻り、
完全なるお鉢周回とした。
えびの高原登山口(17:35)・夷守駐車場(18:25)・解散(18:30)

       6.5合目から韓国岳へ引き返して
       

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夷守岳~韓国岳縦走(その2)

2008-08-29 | 山歩き
 夷守岳~韓国岳縦走(その2)

大幡池から大幡山への歩きは、2度と経験することのない貴重な山歩きだった。
新燃岳の17年ぶりの噴火が、凄まじかったであろう名残が随所に残っていた。
草木に降り積もった火山灰!葉っぱに降り積もった火山灰で枝垂れ下がったコナラの枝!
登山道に降り積もった火山灰は、多い所では2cmを越していた。
(yamahiroは故郷で、桜島噴火の降灰を何度も経験したが、積灰1mmもない)
水を含んだ火山灰は粘土状になり、ツルツル滑って歩き難い
上り坂は、草の上か?何かを掴んでいないと登れない
想定外の火山灰と格闘しながら、やっと大幡山の山頂に到着した(10:20)
証拠写真を撮影しながら、足元を見ると3にんの足は火山灰にまみれ無残な色に
展望の開けた大幡山♪ 火山灰に塗れた足元


しかし、俄かに立ち込めたガスと暗雲で、高千穂の嶺も韓国岳も見れず
ただ、新燃岳は猛々と白煙をあげ、威厳を示していた。
大幡山/獅子戸岳標識までの、登山道も想像を絶する姿だった。
雨で落ちることも無く、小薮に残った火山灰で登山服も登山靴の台無し
双眼鏡で、新燃岳の噴火を覗くがイマイチ様子が判らず・・・・
大幡山/獅子戸岳標識から、獅子戸岳の尾根ルートは避けた方がヨシと
  大幡山を下る


新燃岳と獅子戸岳の鞍部へと向かった。
途中、上空にヘリコプターが飛来して噴火状態の取材、
新湯分岐(11:35)では、市役所の職員がルート閉鎖のロープ張りをしていた。
  ここから新燃岳方面には行けません!          獅子戸岳に登る


火山灰にまみれて、お腹空き空きで獅子戸岳に到着(11:50)
ガス欠状態で、頑張った(N)もお昼で、やっと元気を回復♪
食事を終えて、フッと新燃岳を覗いてみる。
驚いたことに、今回の噴火は旧火口だけに止まらず、
うさぎの耳近くの火口の外側の斜面に、幾つもの亀裂やクレーターが出来て
夫々の場所から、噴煙(水蒸気)を上げているのが観察できた。
暫らくは、うさぎの耳周辺には、近寄れませんね
    
        猛々と白煙を噴き上げる新燃岳



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夷守山~韓国岳(お鉢)大縦走(その1)

2008-08-28 | 山歩き
 夷守岳~韓国岳縦走(その1)-2008:08:24(日)

 春先の企画がボツとなり、実施時期を模索していたら、『棚からボタモチ♪』で、
念願の縦走が実現した。
夷守岳=生駒富士と呼ばれる綺麗な三角形の山姿をなす山である。

えびの高原の韓国岳登山口に、06:00集合して車を1台デポする。
生駒高原の夷守岳登山口からのスタートとなった。
駐車場発(6:25)、林道右脇の登山道へ入り、585m登山口に到着(6:40)
夜半降っていた雨の影響で、登山道は蒸し暑く直ぐに汗が噴出す
オマケに、9合目まで、ず~っと急登の登りが続くのが夷守山の特徴だ
早朝の歩き&樹間の歩きで、直射日光がない分だけが救いだった。
フウフウヒイヒイ言いながら、30分毎に小休止を入れて山頂を目指す。
9合目から一旦下り、登り返すこと10分で夷守岳(1344m)に到着
登山口から、2時間30分を想定していたが、相方2名の歩きが早く
なんと、1時間40分足らずで登っていた。
夷守山ゲット♪                 噴煙を上げる新燃岳


山頂からは、縦走路の丸岡山、大幡山、高千穂の嶺や韓国岳、中岳・・・・
そして、一昨日17年ぶりに噴火し、猛々と白煙を吹き上げる新燃岳が望めた。
証拠写真撮影など、暫し休憩を挟んで『丸岡山』に向うことにする。
丸岡山=名前の通り、山頂はフライパンをひっくり返したような山姿である。
 夷守岳~丸岡山鞍部への下りは、急坂だった!!
        綺麗だったキノコ
    

尻餅の1度や2度では済まない、たった数分の下り坂で何度悲鳴を聞いたことか
鞍部からの丸岡山頂までは、比較的楽な登りだった。
ただ、登山道に見え隠れする火山灰に『新燃岳』の噴火を思い出す。
09:15展望の無い丸岡山に到着
ザックを降ろし、一息入れて熱を持ち始めた身体を冷やす。
*この時は、後に貴重な?経験をすることなど夢にも思わず・・・
  本日2山目です              色の変わった大幡池


丸岡山の頂で5分ほど休むと、大幡池を辿って大幡山に向かう。
登山道から大幡山を望んだ途端に、『湖の色が変わってる!』と叫ぶ
『大幡池の湖面は、澱んだグリーン?ブルー?』だった。
早る気持ちを抑えつつ、大幡池の湖畔に降りてみると
なんとなんと、池の石や湖底には灰色の火山灰が降り積もっていた。
水中に何かが浮いているようには見えないが、火山灰の微粒子が沈殿せずに
漂い湖を澱んだグリーンにしていたと考える。
各々の推理を語りながら、湖をの畔を散策しザレ場から縦走路に戻る。
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新燃岳の噴火

2008-08-25 | 出来事
  
     
    新燃岳1421mの噴火
  
 新燃岳は、”エメラルドグリーン”と言う、綺麗な火口湖を持ち
韓国岳から高千穂の嶺に続く縦走路の中心に位置している。
その、新燃岳が17年ぶり噴火した!

 タイミング良く?(悪く?)、霧島連山に行く予定があって
近くの山々から、様子を見てみた。
夷守山からの眺めでは、いつもより水蒸気が多いなぁ~といった程度
しかし、大幡池の変色を目の当たりした時から、状況が大きく変わってきた
大幡池の色を変えるほどの降灰量、湖底や石に沈降し堆積した火山灰
大半は雨で洗い落とされたにも拘らず、木々の枝をしならせている火山灰
大幡山に近つくと、積灰量が2cmに達しようかという所もあった。
獅子戸岳から目に映った光景で、初めて今回の噴火の違いを知ることに・・・
 
        
      今までの噴火口からも大量の水蒸気噴煙を!

 従来の火口の一噴火口が、噴火を起こしたとばかり考えていたが
今回の噴火は、火口縁を越えた斜面の数箇所から白煙が立ち上っていた。
驚き、双眼鏡で覗いてみると、白煙が上っている場所には
亀裂やクレーターが出来つつあり、新しい噴火口を形成しつつあった。

      
     新たな噴火口が出来てきている。 

 霧島連山の地底にあるであろう、マグマの帯の活動次第では
高千穂の嶺や韓国岳も噴火するのでは?と考えた。

*新燃岳から半径1kmは、立ち入り禁止となっています。
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