誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

天主山が一転して、白鳥山~時雨岳

2021-04-30 16:21:59 | 山歩き

    ヤマシャクヤクの大本命は、”天主山”と決めていたが・・・

   天主山へのアクセスが、鴨ノ猪登山口しかないことと鹿の食害情報が手に入らない

   今年の開花状況の入手が出来ていないことから、天主山を断念して”白鳥山~時雨岳”となった。

   前夜、道の駅子守の里五木に車中泊して、翌朝5:52県159線から五家荘椎葉線で白鳥登山口へ

   僅か41kmの距離なのに、所要時間は1時間28分でした。

    唐谷登山口から白鳥山を目指してスタート

   大好きなヤマシャクヤクの花が、白鳥山を埋め尽くしていることを夢にルンルン♬

    谷筋を登りはじめる。

    歩き始めからの急登

   いつもなら、こんな急坂を歩くのヤダ~と言うのだが、この日は足取り軽そう~

    早くも1回目の脱皮です。

    水場と呼ばれる当たりから、急傾斜となりヨイショヨイショと気合いを入れて登ります。

    平清盛住居跡

   こんな場所に?殿様は偉かったので篭で通ったのかと考えたが、峰越からだったら乗馬?

   登山口からの急登に比べ、平坦な場所をゆ~たり散策してドリーネへ

    乾燥しているせいか、ドリーネが色あせて・・・・

    翌檜(アスナロ)の叫びが聞こえそうです。

   二の池を過ぎると再び登りが始まりますが、ヤマシャクヤクが近くなるので元気モリモリ

    名ばかりの風穴を過ぎると、ヤマシャクヤクのショウが始まります。

    ん?

   ウッソ~、蕾ばっかじゃん 涙・ナミダ・なみだ~

    やっと見付けたたった1本の開花直前ヤマシャクヤク

    山頂へ向かうカミさんの後ろ姿が全てを現しています。

   慰めの言葉を掛けるより、そぉ~と見守るのがベスト

    気の精か、山も荒れて壊れているようで悲しい

    何とかルーティーンの山頂証拠写真撮影

   日当たりの良い展望所なら開花もあるかもと期待を込めて向かいます。

    展望所に到着

   足元は、ヤマシャクヤクの花畑、顔を上げれば視界の先に市房山や高千穂峰

   だが、世の中思い通りになるはずもなく、ヤマシャクヤクの姿はなくカミさんの顔は上がらず

    陽当たり良好な展望岩付近、数本がやっと開花の始まりを見せて

    でも、白鳥山では滅多にお目に掛かれないピンク系のヤマシャクヤクに逢えた。

    悲しいかな、白い花弁だけが囓られていた。

    時雨岳なら咲いているよと、励ますも笑顔の戻らないカミさん縦走路を進む

    長~い下りが始まり、20分余り只管に只管に下って林道に降りました。 

   私は、ここを登るのが嫌で、今回は、白鳥山⇒時雨岳コースを設定しました。

    林道を横切ると緩やかな茅場道になります。

    咲き残りのミツバツツジが応援してくれました。

    ヤマシャクヤクだぁ~

    1511mピークに登ると、期待を裏切らずにヤマシャクヤクが迎えてくれました。

     美しい~清楚という言葉がピッタリですね。

    今が一番の乙女でしょうか?

    取敢えず、山頂到着の証拠写真を撮影して

    待望ヤマシャクヤクを愛でることにします。

    おっ、仲むつまじく日光陽中にお邪魔してごめんなさいね。

    あっち向いてホイ、私の勝ち~

     ねぇ~ねぇ~聞いて、向こうにお化粧している娘さんが居るってよ~

    どっち~?

    ううん、そっちじゃないってば~

    見付けた👏👏

    そうそう、綺麗にお化粧してね。

    もう少し濃いめでも良いんだけどなぁ~

   と、時雨岳には、清楚な娘さんの混じって、お化粧した娘もいるから探してあげてね。

    ネットはしっかり閉めてね、鹿さんからヤマシャク護ってあげないと

    メチャ急坂を下ります。

   真下に林道が見えているけど、なかなか辿り着きません。

    林道に出てもゴールは、再び急坂に耐えて

    砂防ダムが見えてくると、傾斜が緩み安心できます。

    山ボーイ風に化けた、yamahiroおじさんもゴ~ル

    時雨岳登山口から、舗装道路を17分歩いて唐谷登山口に最終ゴールでした。

  本日のコースタイム:唐谷登山口-45-平清盛住居跡-05-ドリーネ-38-風穴-11-白鳥山山頂-07-展望岩

            展望岩-35-林道-30-1511mピーク-45-時雨岳山頂-33-時雨岳登山口-17-唐谷登山口

            花鑑賞+休憩を含む5時間26分のお山歩でした。⇒我家ゴール+3時間25分

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キウイフルーツの開花

2021-04-29 19:26:05 | 田舎日記

    今年もキウイフルーツが開花しました。

    我家のキウイ(ゴールドキウイ)です。

     手前=雌木(ゴールドキウイ)と奥=雄木(トリム)、知恵が無くて離して植えちゃいました。

  2016年に接ぎ木苗を買ってきて畑に植えたけど、土質が合わないようだったので

  2018年の秋に現在の場所に引っ越しました。

  2019から、雄花&雌花が咲くようになって着果を始めました。

   ゲゲゲ~今年も雌花の方が先に開花です。

  4/27-第1か花が開花して、4/28~順次開花です。

   雌しべの下に子房が付いているので直ぐに見分けが付きます。

  困ったことに、ゴールドは改良種故か、雌花の開花が早くて雄花が間に合わない

   雄木の花の様子です。

  だいぶ蕾が膨らんできましたが、開花はもう少し時間が掛りそうです。

  雄花が咲いてくれないと受粉できないので、雄花が咲くまでは自家採種した花粉で人工授粉です。

  ↓ 昨年、花粉を採取したときの様子です。

キウイフルツの受粉用花粉作り - 誘われて、山・あ・る・記 

    雄花の花粉を筆に付けて、雌しべにチョンチョン

   初日の人工授粉は、3花に自己採取した花粉での受粉でした。

   1ヶ所に、3~4個位の花が付いているので、全てに人工授粉~着果させた後で1個に摘果します。

 

    雄花が咲くまでは、自家採種した雄花の花粉で人工授粉を続けます。 

   因みに、2019年の雌木の開花 ⇒5/5 ,一方の雄木の開花 ⇒ 5/12

      2020年も雌木の開花 ⇒5/5 ,一方の雄木の開花 ⇒ 5/12と全く同日でした。

       今年は、野の花同様に、我家のキウイフルーツの開花も早かった。

       しかも、雄花より雌花が早く開花する困った現象も変らず・・・・・

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ヤマシャクヤクに誘われて仰烏帽子山

2021-04-28 20:23:02 | 山歩き

    お初の仰烏帽子山のヤマシャクヤクです。(4/26-月)

   天主山のヤマシャク鑑賞を予定していたが、鹿の食害情報と開花&登山口へのアクセス情報不足

   それなら、確実な椎葉村の白鳥山~時雨岳へと変更となり、遠路白鳥山だけじゃ勿体な~い

   それじゃ~今まで見たことのない、仰烏帽子山のヤマシャクも観に行こうと相成った。☝︎

    *時間の都合で、仰烏帽子山の山頂には行きませんでした。

    仰烏帽子の第2登山口に到着

   2本杉への細く曲がりくねった道へ入り込んだ途端、伐採杉を満載した大型トラックに遭遇

   当方には、バックしても適当な離合場所がない、すると大型トラックが坂道をバックして🙏

   行く先が思いやられるも、その後は対向車1台だけで2本杉を通過、しかし、五木道の駅までは

   対向車と出会う度に、お互いバック譲り合いの連続でヘトヘトになっていた。

   更に追い打ちを掛けたのが、仰烏帽子山へのアクセスで我々が午後になっていたこともあり

   下ってくる車が多くて離合に四苦八苦の連続でした。(6/7は、当方がバックでした😢)

   我家から161.5km,3時間55分は、遠かった(>_<)

   市房山の綺麗な三角峰


     霧島連山も遠望できて天空に登ってきた感じがします。

    杉林から歩き始めて、10秒で早くもヤマシャクヤクです。

   登山口近くの陽当たりGoodな場所

     誰が言った?立てばシャクヤク・・・

    横顔も素敵~

    笑顔は、言葉は要りません、素敵~可愛い~

     頬寄せて、仲良し幸せいっぱいリアジュウさんですね。

    あらら~、喧嘩しちゃったの?

   だってぇ~あなたがカメラ向けちゃうから😚

   此処もコロナ過で、ソーシャルディスタンスでしょうか?

     あなたは、1人ですか~?

    あっ、絶世の美女さんだったので、皆さん遠巻きだったんですね。

    ダ、ダメですよ~

   まだ、ここの鹿は、ヤマシャクヤクの味を知らないから助かっていますが

   天主山や白鳥山のヤマシャクヤクは、鹿が花弁の白い部分だけを食べちゃっています。

    仰烏帽子山ヤマシャクヤク、こんなに沢山群生しているなんて知らなんだぁ~

   我家からチョット遠いけど、福寿草の山としてヤマシャクヤクの山として外せないな!

  十分満足しました。

  この後、思いもしなかった方と遭遇して、秘密の花園を案内して貰いました。(番外編で) 

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2021-仰烏帽子山,白鳥山,時雨岳のヤマシャクヤク速報

2021-04-28 06:27:26 | 山歩き

    ヤマシャクヤクの開花速報です。(4/26&4/27)

   仰烏帽子山4/26)時点のヤマシャクヤクの開花情報

   元井谷第2登山口までのアクセス、普通車でも問題ありません。

   アクセス中の道中も沢山のヤマシャクヤクが山肌を飾って咲いていました。

    登山口に着くと歩かなくてもたくさん見ることが出来、杉林の第一ピーク間は

   第2登山口から福寿草の群生地まで歩きましたが、日当たりの良い場所は見頃の真っ只中

   日影~北斜面には、未だ沢山の蕾が有って、まだまだ十分愉しめそうでした。

    登山口周辺~日当たりの良い場所。

    満開ですが、まだ雄しべに花粉がいっぱい残っています。

    日影や北斜面は、膨らみ始めた蕾や硬い蕾が沢山残っていました。

   次は、白鳥山~時雨岳です。(4/27の開花状況です。

    唐谷登山口~風穴~山頂~展望岩~時雨岳を歩いてみました。

   風穴辺りからヤマシャクヤクの群生が見られますが、中に蕾の先端が白く見える程度で

   この一帯の開花はもう少し先(1週間?)のようです。

    日当たりの良い展望岩まで来ると、数株に開き始めた物が見付かりました。

   白鳥山は、ようやく開花の始まりって感じでしょうかね。

    風穴付近は、まだまだ蕾です。

    日当たりの良い展望岩辺りは、開花の始まりってところ

   唐谷登山口で、愉しみいっぱい元気でしたが、此処に来て息消沈です。

   時雨岳は標高も低いし、南斜面に群生しているからと激励して縦走継続

    白鳥山と時雨岳を分ける林道の手前に来るとポツポツと白い物が見え始めます。

    林道直前の白鳥山側のヤマシャクヤクです。の所か展望イハ

   茅場の登山道を抜けて時雨岳山頂の一角、1511mピークに来ると様子が一変

   至る処のヤマシャクヤクが、優しくも可愛い姿を見せてくれています。

   山頂の南斜面は、5分先と言った具合いでしょうか?

   山頂手前の南斜面

    優しくて可愛いヤマシャクヤクに逢えました。

 

    ピンクとまでは言えないが

   数株ま見ましたので、踏み荒らさないように足元に注意して探してみて下さい。

   グタグタ書きましたが、

   仰烏帽子山=そろそろ見頃を迎えるでしょう。

   白鳥山=まだまだ開花は見られません。

   時雨岳=開花の始まりと言った所でしょうか?

   あくまでも、yamahiroの個人の感覚ですので責任は持ちません

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かすみ草(?)とキンランの開花

2021-04-27 17:49:32 | 花たち

    ピンクのかすみ草

   ご近所さんから、沢山発芽したからと戴いた苗が育って花が咲き始めました。

  ” かすみ草 ”と聞いていたので、咲いた花がピンクだったので、えっ!でしたが

  ” かすみ草=白いちっちゃな花 ”と決め込んでいた私の浅はかな思い込みでした。

   年末に戴いたときは、数センチしかない小さな苗でしたが、50cm位になりました。

  困難で冬の寒さに耐えられるのかなぁ~と思いいながら植えた物でした。

  3月になって、一気に成長してこの日に開花となりました。

 

    3ヶ所に分散して植えましたが、全て同じ日に開花しました。

P

    花は、ピンク色で5枚の花弁の一重咲きになっています。

   5枚の花弁は下の方でくっついている合弁型です。

    花弁の下は袋になっています

   陽が沈むと花弁が閉じて、翌日の日の出と共に開花します

  名前を検索したところ、” ピレネーピンク ”とアルプス、ピレネー地方が原産地

  ただ、地を這って分岐すほふく性と言う点が違っているのが疑問です。

  ***くれた人に聞いたら、かすみ草ではないらしく、名前は知らないとのこと

    私の調査結果は、袋ナデシコの仲間だと思います。

  枝振り等を見ると弱そうですが、挿し木も可能というから結構強い植物のようです。

  また、宿根なので管理さえ間違わなければ、毎年花が愉しめるようです。

   草ボウボウながら、野の花を咲かせる我家の裏庭(裏山)

   今年も待望のキンランが咲き始めました。

  草刈り時に刈ったり、踏みつけしてしまわないように4株をまとめて植えたら

  2株葉枯らしてしまったようで、ショックを受けていました。

  所が、今年に成って、別々の場所に新たに3株が花を咲かせてくれていました。

   新たに見付かった、花を咲かせている大小3株です。

  今度は移植せずに、目印の棒を立てて見守ろうと思います。

   シュンランは、数個の蕾を付けたけど、開花したのは1輪だけでした。

  残りは、何故か?蕾のまま終わってしまいました。

   ヤマユリは、花を咲かせる大株は50株ほどに増えてきました。

  これから先、イノシシに遣られなければ、ヤマユリの園が出来る予定でいます。

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