誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

日隠山-1544m

2009-09-30 | 山歩き
    今年2回目の『日隠山』 (--;)
 
  ダニがいるし、薮漕ぎがあるし、あんまり行きたい山じゃないんだよなぁ~
 でも、いつもお世話になっているmail友の『お・ね・が・い』には、うんと言うしかない
 
  天候が危ういので、延岡を06:55出発する。
 国道218を日之影町の青雲橋まで、橋から県道6を杉ヶ越に向けて17kmほど行き、
 中村橋を右折して、中村林道を5.4kmで営林署の作業小屋に着く
 ここから、右折して日隠林道になるが、1kmほどで林道行き止まりになるので
 邪魔にならないよう、小屋の脇に車を停める事を勧める。

  林道行き止まりから、壊れた林道を歩きガレ場を10分ほどで本来の登山口に着く
 (前回は、登山口脇の沢に沢山の水があり、水浴び出来たが今回はチョロチョロだった。)

  登山口から杉林の急登が始まり、ぐんぐん高度を稼ぐが、身体は一気にへばる --;
 汗を拭きふき必死に登るが一向に急登が終わらない、30分堪りかねて足を止めるが
 展望のある場所まで頑張りましょうと、数分の足止めでまた歩を進める。
 45経過、登山道脇に絶好の展望岩があり、やっと腰をおろし一休みだ
 目の前のブナの木に這う蔦にたった一枚の紅葉が、鮮やかに美しかった♪
           
           たった1枚でも、綺麗だった。
  さあ~、山頂を目指しましょう。
 ここからが、日隠山の真骨頂が始まるのだ!
 杉林、雑木林が一転し、スズタケの薮となり、降りかかる薮くずに口も開けられない
 我慢して登ること25分、日隠山頂/北日隠山の分岐に到着した時はホッとした。
 ザックをデポして、スズタケの薮のトンネルに突き込んで行く
 1分、2分、3分、そこには、なんとも素晴しい、日隠山頂が待っていた。
            
           日隠山頂-3畳1間のスズタケの間です♪ 
  再び分岐に戻って、北日隠山に向かう。
 ここからも、スズタケとの戦いが待っている。
 大岩を乗り越え、ある時は巻き道を進み、薮を掻き分けたり、赤ちゃん這い這いで進む。
 たかだか15分だったが、イヤハヤの薮漕ぎ前進で体力消耗 --;
 薮潜りに夢中で、北日隠分岐を見落とし、5mほど行ってから薮を突き上げて山頂へ進むと
 なんとそこには、ご褒美が待っていた♪
            
           薮の中に『サルナシ』
  分岐から丁度15分で北日隠山に到着するも、俄かにガスが立ち込め始めて
 鬼の目山~大崩山の展望は消えてしまう。
 目の前の色付き始めた紅葉をカメラに収めると、足早に下山を開始した。(往路を下る)
           
         北日隠山の紅葉(ガスっていなければもっと綺麗なのだ)
 
  下山後は、前もって調べておいた場所で、一抱え(^。-;)ほどのサルナシを収穫♪  
   
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丹助山-815m

2009-09-29 | 山歩き
    延岡近郊の山歩き
 
  丹助山には、秋の味覚がいっぱい詰まっている♪
 山そのものも、ザイルの急登や天狗岩と言われる絶壁の展望岩もある。
 
  登山口には無人の山小屋(町営)があり、小屋の右側が伊佐賀大明神ルート
 左が展望所ルートになっている
 (左回りがコースとしては楽である。)
               
           無人だが広く綺麗な山小屋
 コース途中の『天狗岩』は、是非立ち寄ってみたい展望所で、六峰の山並みが見える。
           
           天狗岩(足元に注意!)
 天狗岩を直進しても良いが、岩場とザイルが苦手な人は、一旦戻って巻き道を進む
 天狗岩を越え林を少し下ると、伊佐賀大明神ルートと合流し、山頂まで一息となる。
 丹助山頂の岩場からの眺めは素晴しく、特に東方の矢筈岳の山容が一際目を惹く
 (時間があったら、是非矢筈岳に足を延ばすことを推奨します。)
            
            丹助山頂 

  今日の収穫
   
 トンボ=三つ葉アケビとっても甘い           まだ時期が早かったムカゴ        山栗(1.5kg)栗オハギになるよ
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ダキ山-1420m

2009-09-28 | 山歩き
  
 延岡市北方町鹿川地区にある、あまり名前の知られていない山登る。
延岡市からR218を西に向かい、槇峰から比叡山林道を鹿川に向けて走ると
下鹿川集落の手前の、『だき山』の案内板を右折して入る。
途中のネットを開けて林道を走り、最初の分岐を左折、2つ目の分岐を左折して進むと
妙な駐車場提供の案内板①があり、傍らの空きスペースに車を停めさせてもらう(先着1台有)
*そこから、70m先が登山口で、2~3台ほどの駐車スペースがあるが、
 個人の土地&林道終点なので、最初の案内板に駐車した。
 
   
  個人提供の駐車場       登山口(3.5時間・・・上級者云々 )               スズタケとヒメシャラ
 00:00登山口を出発する。
*登山口に、山頂まで3.5時間*中上級者向きと書き添えてあった。
雑木林に点々と付けられた矢印板と色とりどりの案内テープを目で拾いながら登る
雑木林、檜や杉の人工林が交互に現れる、これでもか!これでもかと!急登が続いた。
登山口から30分登った所で、腰を降ろして呼吸を整える

 木々の間から山頂と思われるPeakを見上げる、これだけ急登を登ったのにどうなってる??
登山口から1時間近くに、アケボノツツジ観賞地40mの分岐(友によると別ルートらしい)
大きく西に向きを変えながら下り、またまた、泣きたくなるような急登を登る。
目の前の大岩を右に巻いて上がると、目の前に先発の登山者が腰を降ろして休んでいた。
彼(結構な年配者)によると、だき山の整備を兼ねて、毎週のように登っておられるとの事

 この後、前後しながら、山頂まで情報を訪ねながら登っていたが何度もあるザイル場登りで
我々のペースが落ちても、スイスイ登って行き置い行かれてしまった。
休み休み、2時間ほど登ったところで、再び飯☆さんが倒木に腰を降ろして休んでいた
そこにはなんと、立ち木の洞に黄色ススメ蜂の巣があり、我々に教えるために待っていてくださったのだった。

 西峰まで後1時間足らずらしい、ヨシ!頑張りましょう
主稜線に出たらしく、今までの様な急登はなくなったが、小さなアップダウンが始まり、スズタケも現れた
ヒメシャラの林があり、ブナの林が出現し、やっと気持ちにゆとりが生まれる
足元の白いキノコを見ていると、彼はキノコにも博学でyamahiroの山仲間『きのこ博士?』の同胞と判る
縁?出会いって不思議なものですよね~

   
 ミズブナラ(新種?)              だき山西峰1300mだって
          だき山~♪1420m 
 『ほら、この木を見てごらんなさい』と指先を見ると、ブナとミズナラの異種木が融合?癒着していた
そいて、『ミズブナラ』と呼んでいると言って笑わせてくれた。
この、『ミズブナラ』のある斜面を超えると岩峰が現れ、岩峰Peakの『だき山-西峰1390m?』に到着した。
西峰の岩峰には、鉾岳一体にしか生育しない『ツチビノキ』がたくさん自生していた。

西峰の岩場そのまま超える事も可能であるが、足場も小さく手がかりも少ないので、ミズブナラに戻り
右斜面を巻いて進むと、背丈のあるスズタケのブッシュになる
さほど苦労する事なくブッシュを掻き分けると、スズタケを刈り込んだ『だき山-1420m』が現れる
急登とザイルに苦労しながら登っただき山であるが、山頂からの展望は全くない!
登山口から2時間45分(休憩時間を含む)
下山は往路を下ったが、コースアウトする場所が多く、目印のテープをしっかり見て下る。
登り、2時間45分(途中の小休止を含む)/下り、1時間40分
登山口の標高=600mと言う事なので、800mを登ります。
尚、 だき山からは、藪漕ぎを覚悟で歩けば、国見山まで通じているらしい

 本日の花達
   
 コシオガマ          ⇒       ドクツルタケ?           ⇒ 世界でも鬼の目山周辺だけのツチビノキ    
 
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 福万山1236m

2009-09-27 | 山歩き
 大分の低山巡りの旅-6(2009/09/SW)

 標高が1200を越えており、低山とは言い難いかも知れないが・・・・・
2つある登山口内、急登でも有り展望の無いゴルフ場側の支尾根登山口に入り込んでしまった。
福万山の肩へのルートに迂回するのも面倒で、ゴルフ場脇から登りを開始する。
登山口に入っていきなり待っていたのは、背丈ほどのササとススキの林で何にも見えず
足元も見えず覚束ない歩きで少しずつ高度を稼ぎ、25分ほどで雑木林まで登る。

 雑木林に腰を降ろし、地図を広げコンパスを当ててみると、290度方角で尾根2つ越えると
1187mPeak下のミズナラの林に出会うことが見え、林の中に踏み込んで行く事にした。
林は小動物の道が四方八方に走っており、獣道を利用して登山道の直近まで進む
最後は薮のひと漕ぎが待っていたが、綺麗に整備された登山道に這い出した。

 さすがに推奨されるルートだけに、展望が聞いており東の方角には『倉木山』が見えた
1187mPeakでは、後ろに冠岳が、行く手には2峰からなる福万山1236mへの稜線が素晴しかった



稜線は日差しを遮るものが無かったが、吹き寄せる風が噴出す汗を運び去り心地よい
1187mPeakと山頂の中間に分岐が有り、下りに使う予定の支尾根の急登が伸びていた
一方北方向の草むらには、陸軍所管地の石碑があり、踏み込み禁止といわれる素晴しい尾根が

 北尾根を眺めつつ山頂を目指す、山頂手前の小高いピークは名も無く本峰に石積の標識がった。
山頂の展望は言うまでも無く、遮るものは何一つ無く素晴しい!
登山口から紆余曲折しつつ、1時間25分で山頂着



下山は、支尾根の急登を下ったが、殆どササやススキに覆われて足元が見えない
所々に石が飛び出していたり、大きな窪みがあったりしてお勧めできない
一箇所だったが、ミズナラの林だけは疲れた身体を癒してくれた。


   2009-09-SWの大分の山歩き終了
                           
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倉木山 1160m

2009-09-26 | 山歩き
 大分の低山巡りの旅-5(2009/09/SW)
    
             倉木山 
R216を挟んで、由布岳と対峙している倉木山に登る。
R216の由布岳登山口から遊歩道を登って、雨乞い林道を経て登山口に行くケースと
雨乞い林道を牧場登山口まで行く方法がある。
牧場のゲートは開いていたが、手前の広場に車を停めて登山を開始することとした1 ①
 ゲートからコンクリート道を10分弱で、本来の登山口に到着する
杉と雑木林の境界を登って行くと、食指を誘う難コース(急登)と山腹コースの分岐②が
相変わらずの○△さんは、左のコースに足を踏み入れた
そこには、牧場からの見た目とは裏腹にとんでもない急登の山道が待っていた。
        
  ①鎖が掛けられる時もある        ②後悔した分岐点 
 登り始めて5分で後悔し始めるも、引き返す労力の無駄が足を手を前に押し出す
言い訳がましく、珍しい『麗人草』『フシグロセンノウ』『トリカブト』の花達に足を止める
急登を15分程登ると林を抜け視界が広がり、後ろを振り向くと朝陽を浴びた由布岳③が見える
ホッとしたのは束の間の出来事で、今度は首丈(首っ丈なら嬉しいが)のササの薮である
朝露たっぷりのササ④で頭から爪先まで、全身びしょ濡れになり、本日2度目の後悔ーー;
ササの薮がススキに変わり、背丈が腰丈ほどになったとき『西倉木山頂』と不思議な標柱が⑤・・
      
  ③振り向けば由布岳         ④首までスッポリのササ       ⑤西倉木山?
 無視して進むと山腹コースと出会い、南に50m進むと倉木山頂⑥の石組みの標柱があった。
登山口から休み々45分で、由布岳や久住連山などが望める山頂到着の時だった。
*南に尾根を下って登り返すと、凡そ1時間で城ヶ岳と案内があった。(行きかけたが止めたーー;)
 下山は迷う事無く、山腹コースを下る⑦
下りの草原には、『アキチョウジ』『ヒゴタイ』『マツムシソウ』『シュロウソウ』の草花が咲いていて
更に下って行くと、低木の木立に囲まれて展望は望めないが、石灰岩特有の花達が溢れ
展望の無い分を引いても余りある登山道になっていた。
        
   ⑥倉木山山頂            ②素晴しい山腹道
 出会った花達
   
      レイジンソウ             アキチョウジ               マツムシソウ
   
         ヒゴタイ             フシグロセンノウ             ホソバノシュロウソウ
   
       トリカブト               ツリガネニンジン             フウロウ
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