誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

誘われて、晩秋の行縢山

2012-11-26 21:43:34 | 山歩き


 目覚まし時計が、”早よ起きろ!”と騒ぎ立てている。
今日は、『大崩山-三里河原』を予定してたんだと、起き様にも体が動かない
喉がヒリヒリ!、布団を頭からかぶって、目覚まし時計にサヨナラする。
 8:00-カーテン越しに明るい空が、山日和と誘いかけてくる。
喉が痛い?風なんかひいている場合じゃないと、布団を抜け出しパッパと洗顔
大崩山三里河原は遠いし、リタイヤ後の始末が悪いので、近場の行縢山へ向かう。

 体力温存?手抜き?で、上部の第2駐車場へ向かうと、ラッキー♪1台分の空きスペース
9:05-ゆっくりと1歩を踏み出した。

この橋を渡ると本道と合流
 駐車場から5分で最初の渡渉地点に着き、足を止めて真上を見上げる
悔しいかな!背伸びもジャンプも届かない位置に、キウイフルーツ原種の小房の”猿梨”が
流石に、山猿と言われるyamahiroでも、ここの木登りは”ごめんなさい”です。

猿梨?
 猿梨を諦めて、登山道をジグザグに登ると、滝見橋に着く
滝は水量が少なく、イマイチの景観ながら。川岸に綺麗なモミジを見つけ挨拶に行く





モミジさんと行縢山の雌岳岩峰
 滝見橋を渡ると、早くも賑やかな笑い声とともに3人の若者が下山してきた。
下山者を見送りながらジグザグの登山道を、中間点の『山の神』目指して登る。
途中の『行縢の滝』は、帰りに寄る事にして、先ずは山の神へ

9:45-フウ~(--;)、山の神に到着

山の神、滝見橋を見下ろす
ドウダンの紅葉を期待して、社の傍らから展望所へ行くも、既に紅葉は終わってた。
本道に戻って杉林を下り、優しいベンチのある『県民の森分岐』を左に下って渡渉点に

大雨の後は、靴脱ぎを強いられることも・・・--;
 渡渉すると、行縢山登山の後半戦となる。
過ぎ林あり、雑木林あり、幾つかの炭焼き窯の跡を見ながら登って行くと
単独行の”ガンバル中高年登山者”3名と擦違い、もう直ぐだよ!頑張って~と応援を貰う
(よっぽど、疲れた顔してたのかなぁ~ --;)

雌岳分岐の温度計・・・8度でした。

 10:30-行縢山の山頂に着く
お決まりの山頂展望写真を撮影を済ませ、お気に入りの岩陰に腰を下ろす。



山頂です。
昼食にはだいぶ時間が早いが、出掛けのバナナ1本に空腹の虫が騒ぎ始めた。
いつもの様にガスを取り出し、鍋にタマネギ、練り物、ピーマンを煮込む
野菜が煮えたら、巷を賑わす『チャルメラチャンポン』を鍋に放り込む
煮込み、4分30秒でチャンポン麺の出来上がり~♪

 チャンポンを食べ、食後のコーヒーを飲んで一息すると、ポカポカ陽気にまどろみを感じる
このまま昼寝したら最高~♪と思ったが、相変わらずの喉の痛みに自重する。
11:30-次々に登ってくる登山者で、山頂が一気に賑やかになり始めた。
お邪魔虫は退散する事にして、下山を開始した。

帰りに立ち寄った、行縢の滝

 2012/11/26-19:00 Blog書きながらも喉に違和感を感じてる。
昨日の行縢山行きは、愚行だったのだろうか?
来週こそは、疎遠になっている『三里河原』へ行こう!
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コスモス

2012-11-23 20:36:15 | 花たち


黄色いコスモス
          
         コスモスって、何色の花を咲かせるのかな~?

         花は生き残りの為、『季節によって、○○系の色の花が多くなるとか』

         如何に虫に花の存在に気付いて貰う色の花を咲かす

         と、聞いたことがあるが・・・・
          
           
          

          

          
          黄色のコスモスでした♪

          
          黄色のオマケ    
           
        
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紅葉の見納め~ --;

2012-11-22 18:21:33 | 山歩き


     誘われて、里山の紅葉

 山の紅葉は、足早に去っていきすっかり冬支度のようです。
それでも、もう一度紅葉に会いたくて・・・・・・・

   

       

       

       

       
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名残の紅葉に誘われて

2012-11-19 20:12:23 | 山歩き

  紅葉を求めて、尾鈴山へ

 気が付けば、紅葉は落ち葉となってしまう時期になっていた。
いつか見た、あの目の覚めるような紅葉! 今年もまぼろしに終った --;

 とは言え、暖かい宮崎県の尾鈴山なら紅葉が残っているかもと期待を込めて出かけた。
我が家から、1時間15分を費やして尾鈴山の麓へ、尾鈴瀑布群の入り口には紅葉の滝巡りさんと
思わしき数台の駐車があり、期待に胸を膨らませ甘茶谷沿いに登山口へと向かう。

 橋の手前に車を止め、壊れた林道を5分で立派な看板のある登山口に着く
    
落差は15mだが滝壺が綺麗な甘茶滝
毎度、お馴染の偽木の階段を登って主尾根へ登り、真っ赤に色着いた木々を見渡す(嘘です!)
歩き始めてからやっと、尾鈴山の生態系の思い違いに気がつく、(やっぱ、亜保やーー;)
    
  木々の間に貴重なモミジの紅葉
    
赤松の大木!パワーを感じます。
    
あれ?ちょっと”H”な根っこ、以前はねじり鉢巻で元気だったが・・・

 樅や栂の大木を見上げながら、いつもの光景の登山道を登って行く
風はないが、11月も半ばで、気持ちよく登っていくと、一気に明るく視界が開ける
振り向くと、日向灘が一望できて、海原に注ぎ込む『小丸川』がキラキラ光っていた。
    
数少ない紅葉、コバのマユミです。

 振り返りの展望所から、アセビのトンネルに入ると、尾鈴神社の鳥居が見え奥に社がある。
鳥居を潜ると、ブナとヒメシャラの林が目に映るが、ブナの勇壮にヒメシャラの華麗さが素晴しい!
尾鈴山の一押しのスポットと言ってもいいのではないだろうか?
    
鳥居と社
    
ブナとヒメシャラの林

 ブナとヒメシャラを堪能したら、ケルンが築かれた尾鈴山山頂に登る
        
お馴染の山頂風景

 山頂から、万吉山~神影山~角崎山・・・読図で万吉谷へ下ることも考えたが
花もない、展望もない万吉山には足が向かず、長崎尾への周回路へ歩き出す。
尾鈴山からの下りになると、目の前に1338mピークが綺麗な三角峰に聳えるが紅葉はなしーー;
3度ほどアップダウンを繰り返すと、mの長崎尾に到着する
    
お馴染のケルンとオバケのQ太郎

長崎尾を過ぎ、更に3度ほどの小さなアップダウンを越えて、矢筈山/駐車場の分岐に至る
矢筈岳に足を延ばすもいいが、矢筈林道の長~いガタゴト道歩きはうんざりでパス
分岐を左に折れて、長~い長~い下りに向かう。
*まだ、標高が1200m以上あります (--;)

所々で足を取られながらも無事林道へ降りる。
  
 今回は、ここから舗装&凸凹の林道を歩いて下ったが、駐車場へのショートカットもあります


    
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誘われて、大船山

2012-11-08 20:20:12 | 山歩き

誘われて、大船山

コース: 男池登山口(7:10)~隠し水(7:30)~ソババッケ(7:50)~大戸越(8:45)~北大船山(9:50)~
大船山(10:05)~御池~段原(10:45)~風穴(11:45)~奥ゼリ(12:05)~ソババッケ(12:20)~
男池(13:00)~駐車場(13:20)
 遅かった、紅葉めぐりの山歩き
黒岳の男池~隠し水~ソババッケの、贅沢な紅葉めぐりを計画したのだった。
結論から言いましょう (^V^)
モミジさんもカエデさんも、待ち侘びて疲れ果てて、地面に眠ってしまっていました。
モミジさんに聞くと、木の葉となって赤く染まっているより、落ち葉の方が”楽よう~”だって

 7:05-紅葉めぐりを諦めて、男池からソババッケへ向かう事にした。

澄み切った流れを見ながら林の中へ入ると、シーンと静まりかえった中に落ち葉を踏む足音だけが響く

時間が停まって欲しいと思わずにいられない、魅力に溢れる男池周辺の散策路である
7:30-筧から澄み切った水が流れ落ちる”隠し水”に着く、山人がペットボトルいっぱいに水汲していた

疎らなコバノマユミの紅とマンサクやブナの黄葉が、申し訳程度に癒しをくれた。
 7:55-ソババッケに着くと、丸太を切った飛び石が綺麗に並べられ、雨露時期の水対策がされていた。

嬉しい配慮ですね~ 倒木を上手く使って登山者を温かく迎えてくださってる。
登山口入り口の、協力金の賜物か?皆さん協力しましょうね。

 ソババッケを過ぎると、風穴黒岳と大戸越(ウトンコシ)に道が分かれる。
風穴から黒岳にお尻を向けて、急登を大船山に登るより大戸越~北大船山~段原を目指す。
ソババッケから大戸越までの大石小石の登りは楽ではないが、山歩きの気分には浸れる。

昨夜の祝い酒の名残を額から流し、フウフウ言いながら登って、8:50-大戸越に着く
6月のミヤマキリシマでは、座る場所もないほどいた登山者が、今日はだぁ~れもいない
峠を越える風がやけに冷たく感じて、峠の草原から小藪に駆け込み、北大船山への登りにつく

 大戸越から北大船山の登山道、最初に歩いたのが、8年前の『苦汁20座ハント』の時で
荒れ放題で、木の枝が張り出して足元が見えず、相棒さんが泣く思いをいたものだった
滅茶苦茶な急登はないが登りが続くので、時々振り向くと平治岳や湧蓋山が綺麗に見える
半分ほど登ると展望の開ける場所があり、遥か向うに由布岳や鶴見岳が雲海に浮かんで見えた。

 9:50-北大船山に到着、額に汗して登って見る久住の山々は素晴しい
足元を見下ろすと、坊がつるのキャンプ地に、いくつものテントの花が咲いていた。

段原に着くと今まで静かだった山が一変し、大勢の登山者と行き交うこととなった。
どうぞ~すみません!、ありがとう~♪ 口を閉じる暇もなく、10:05-大船山の山頂に着く
証拠写真をと思って、顔を上げると大船山の標柱の向うは全く見えなくなっていた。
なんと言うことだ!オレは何も悪いことしてないぞオ~
大船山の御池に映る紅葉が見たくて、遠路車を飛ばし額に汗して登って来たのに~(泣;)

 周りの皆さんは、紅葉は終わっているし、ガスの御池を見たってと、下り支度 を始めてた。
意地じゃ負けないのが取り得? 決めたことは実行? 兎に角、御池に下ってみる事にする。
ほ~ら、見てごらんよ、このガスが漂う美しい、大船山の御池の素晴しいこと
御池滞在5分で、来た道を山頂まで戻り、そのまま段原へと下った。

 段原から米窪を半周して、風穴へ下る。
あ~あ、この下りも10日早く来ていたら、紅葉のトンネルだったに違いないなぁ~
時折見える黒岳、紅葉の真っ盛りは『山が燃えている』と山人を唸らせるのだが
所々に点々と赤や黄色に色づいたものが見えるだけの寂しい景観だった。

 おっと、山が悪いんじゃない、最盛期に来なかったの悪い!
反省するのが遅かったのか、落ち葉に覆われた黒土に足元を掬われてあわや尻餅!
再び山歩きに徹して、今水・岳麓寺/風穴・黒岳の登山道に合流する。

 11:45-とうとう風穴まで降りてきちゃいましたよ~
黒岳に登って見るウ~?
午後から雨って言っていたよ~と、右足さんと左足さんが声を揃えて仰るじゃないですか!
天気には逆らっちゃいけませんねと、素直なyamahiroはさっさと”奥ぜり”向かって歩き出す。

  ”奥ぜり”までのコースも厄介で、あまり好きにはなれない
ただ、雨の後は苔むした岩が緑に映えて美しく、ガスが漂うと霊厳な雰囲気をつくる。
奥ぜりから更に自然林(本当に手付かず)を下って、大戸越分岐をへてソババッケに戻る。
12:20-助かったよ~、出発時点では、風穴辺りから雨具着用を覚悟していたが天気持ってくれた。
安堵の序に、お預けになっていたお昼を戴く事にする。

 お誂え向きの竈に鍋を掛け、山食定番メニューのご馳走をつくって食べる。
ご飯が進まない、食べ残しちゃ申し訳なく、ラーメン汁を鍋に戻しご飯を入れて煮込む
山親父の得意な即席料理 『オジヤ?おやじ?』を作って食べた(オジヤ=猫メシに似てるねッ ^。-)
傍らを通り過ぎる山人が、『美味しそうですね~』のお世辞を真に受けて、喜ぶyamahiroもいた

 食事を済ませると、ソババッケから男池まで下るだけの楽々ルーチが残るだけ
途中の”隠し水”で、山の憑き物を落とし、大自然に感謝しながら男池へ
ちょっと回り道だが、男池の名物、麒麟の木や石の上に乗ったケヤキの巨木に逢いに行く

湧き水の”男池”には、水汲みの人や観光に訪れた人がたくさんいて、並んで水を汲む
この湧き水、美味いんだな~

 この後、”名水の滝”に回ろうかと思いつつも、何故か足は駐車場に向かっていた
13:20-駐車場到着、朝方はパラパラだった駐車場だが、殆ど空がないくらいに埋まっていた。
お気に入りのケトルでお湯を沸かしながら荷解きし、熱々のコーヒーを飲み黒岳を後にした。

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