誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

土鳥もち茸

2010-11-30 19:40:53 | 花たち
               
  地面から、ニョッコリと真っ赤な頭を出しているの『鳥もち茸』と言う。
 子供の頃はこの鳥もち茸で、『ヤン餅』を作って『メジロ』を獲ったものである。
 いまどきの子供は、そんな遊び方は知らないだろうなぁ~?
 もっとも、野鳥保護団体が黙っちゃいないだろうけど・・・・・

 yamahiroは、この鳥もち茸が縁となって、素晴しい山友達に巡り会えたので
 『縁取り持ち茸』と呼んでいる。

 注:この鳥もち茸は、被れる事が有るので素手で触るのは止めた方がいいでしょう。
 
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尾鈴山へ

2010-11-29 21:39:56 | 山歩き
尾鈴山,長崎緒、ピークハントのお手伝い

 今年は何かと縁のある『尾鈴山』だった。(今年、5回目の登山)
色んなコースを設定できるが、万吉山ピストンは止めて尾鈴山~長崎尾の設定した。

登り初めから凝木の階段を登る事になるが、幾らもしないうちに大樹に囲まれた東尾根となる
尾鈴山は樅や栂などの常緑の大木が多く、自然の豊かさを感じる山である
7合目辺りまではほとんど展望がないので、木々の息吹を感じながら歩く

雑巾の木? 唯一マユミのお洒落
9.5合目から太平洋を振り向くが、地平線は白く霞んで期待のオーシャンドームは見えず・・・
 更に登って行くと、古びた鳥居が現れ尾鈴神社上宮に到着する。
       尾鈴神社奥の院
神社の脇から万吉山へ伸びていく北斜面の『ヒメシャラとブナの林』は見事の一言だ。
***yamahiroが、尾鈴山で一番好きなポイントである。
見事なブナとヒメシャラ
ブナとヒメシャラに別れをつげると、直ぐ目の前の尾鈴山頂へ足を伸ばす
一等三角点の山頂は樹木に囲まれて展望はない
初登頂の証拠写真撮影を終えると、足早に次なる長崎尾を目指して歩き出した
 尾鈴山頂のケルン
尾鈴山~長崎尾の縦走路は、狭く雨水で所々が抉られていて歩き難い
やや苦戦しつつ2つほどアップダウンすると、『アナグマ』の住処だった大岩に到着する。
***穴熊の居住まいの気配は無くなっていた (--;)
大岩から一旦鞍部に下って、広い尾根の傾斜を登り返すとケルンのある長崎尾だ
長崎尾には、何故か可愛い?『オバケのQ太郎』がいる。
 オバケのQちゃん見つけましたか?
長崎尾から白滝方向へ縦走路を歩くと、2つ目のピークが周回路の分岐である
分岐を右に駐車場へ向うのだが、原生林の中と言う以外に何とも単調な歩きだ!
ラクダの顔に見えませんか?font>
コメント (2)
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竹田竹楽♪

2010-11-26 17:39:02 | 出来事
 11/6の臼杵の竹宵に比べ、姫行列などの大イベントの華やかさはないが
竹と蝋燭の作り出す闇と光が、竹田の武家屋敷の街並みを幻想の世界に包み込んでいた
広瀬神社の光の陰影も見事だったが、十六羅漢のそれは時の経つのさえ忘れさせ
訪れる人々を魅了して止まなかった

**竹楽で使った竹は、竹炭としてリサイクルされるそうである。
 竹の町竹田にとって、竹楽は『竹林の風通し』『竹楽による街の活性化』
『竹炭として資源化』など、1竹?役の効果があるそうです。
素晴らしい村おこしを担っていますよね。

 




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指山~三股北峰~雨ヶ池

2010-11-25 19:07:44 | 山歩き
 
小春日和、山歩きには最高のコンデション、誘われるままに、久住の山歩きを楽しんだ♪
 
  長者ヶ原から』三股山を見上げると、三股山の懐に抱かれているように見えるのが指山である。
指山を『親指』、三股の4峰を『拳』として、人間の拳骨山と呼ぶ人もいるとか・・・?

本日のコース:長者ヶ原~自然探勝路~指山~鞍部~三股北峰~雨ヶ池~自然探勝路~長者ヶ原

 長者ヶ原から舗装された自然歩道を諏峨守峠に向かい、途中から自然探勝路に入る
マンサクや石楠花の時期なら、混雑してなかなか前に進まない指山だが、今日はほとんど登山者の姿がない
紅葉も終わり、役目を終えた落葉を踏みしめながら、木漏れ日の薄日を浴びて歩く
ジグザグに刻まれた登山道だが、時折、息を荒げる急登も待ち構えている
遠く後を振り返ってみると泉水山と湧蓋山の秀峰が、後押しするように見送ってくれている

自然林が一面の草原にかわり、一気に視界が広がると、三股山の雄姿が飛び込んでくる。
指山の山頂は直ぐそこだ、と、熊笹の草原にポッコリと岩山が現れ指山の標識が見えてきた

 岩山によじ登ると視界を遮るものはなく、泉水山越に秀峰の湧蓋山、真後ろには拳の三股山だ
小春日和の柔らかい日差しを浴びながら、胸いっぱいに空気を吸い込む
山歩きの至福の一時とでも言うべきだろうか♪
指山の頂から、この先のコースを見上げる。
あの三股北峰を抉るような崩壊地を登るか?鞍部から雨ヶ池への自然探勝路を歩くか?
本日の相棒さんの目はどっちを見つめているのか・・・?
 
 鞍部に下り、相棒さんを振り向くとしっかり頷く
三股北峰への登りが始まると、今までののんびりムードが一転、急登や荒々しいガレ場に
単独行と違って、落石を起さないように一歩一歩運ぶ足取りも慎重になってくる。
来春の石楠花やマンサクの蕾を確認しながら、登り詰めると三股の火口周回路に出会う
三股北峰のに山頂手前で相棒さんに先頭を譲り、初登頂のナビ役を務める。
北峰から、大鍋の火口底を望み、北壁を見上げていくと、三股の東峰と南峰が見える。

 北峰から雨ヶ池までは結構骨の折れる登山道だ
油断すると足元を掬う黒土、剥き出しになった木の根に飛び出した岩々
春なら、マンサクや石楠花癒やされもしようが・・・・
雨ヶ池の草原に出会うと、苦難の登山道から開放されゆとりの山歩きが戻ってくる

保護された自然探勝路を下って行くと、すっかり葉を落とした落葉樹の林だが懐の深さを感じる
何度も立ち止まっては木々の癒やしを受けた林を抜けると、葦の草原に這うような木道が現れる
柔らかい日差しを浴びながら、ゆっくりゆっくり別れを惜しみながら長者ヶ原へ。

5時間の山歩きを終えて、観光客で賑わうビジターセンターに戻った。

山歩きの後は、久住高原温泉で汗を流し次なる目的地に向った

指山~三股北峰~雨ヶ池は、数箇所に通行禁止の立て札やロープが張ってあり
何組からの登山者が、三股山(小鍋鞍部)から雨ヶ池や坊がつるへ行きたいが、
と、戸惑っていたようでした。
 
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丹助山

2010-11-24 22:17:51 | 山歩き
  日の影町にある丹助山815m
R218から狭い林道をひた走ると、山小屋のある広場に到着する。
*40^50人は泊まれるが、トイレはあるが水はないので持参しましょう。
   
 小屋の右脇キャンプ場に下り炊事場跡から登山道に足を踏みいれる。
10分ほど登ると伊佐賀大名神の社の案内があり、寄り道して山の無事を祈願する
登山道に戻るといきなり急登が待っている。
黒土に落葉も積もっていて、これ以上ない滑りやすい状況を作ってくれていた。
まだ登山靴も持っていない初心者の相棒さんには試練の場所だったか?
急登も長くは続かず直ぐに、天狗岩ルートの分岐に到着する。

 人吉カメさんの『山頂まであと5分』の看板に元気が沸きかえってくる。
鎖を越え、最後のロープをよじ登ると、パノラマの丹助山頂である。
360度、見渡す限り山・山・山、低山ながら、たっぷりと山頂の眺めを愉しむ

初冬とは思えない暖かさに、山頂でのんびりしていると何処から話し声が・・・
垂直に切り立つ山頂の岩から、恐る恐る天狗岩を覗き込むも人の姿は見えず
もしや『丹助どんが天狗に変身?』

小1時間ほど山頂で遊び、やっと腰を上げて下山を開始する。
山頂直下の大岩で躊躇する相棒さんを促がして、ロープを握る
そこに右足、左足はもっと上!、死んでもロープは放すな!と激を飛ばして誘う。
大岩をやっと乗り越えて、天狗岩を見下ろすと、4人の天狗が天狗岩で遊んでいた
我々も仲間にと、天狗岩に登る
相棒さんは、ヘッピリ腰でなかなか立ち上がれず泣きべその様子だった
 
 天狗岩から丹助小屋の広場までは、ノーマルな歩きで戻る

 休憩含む3時間の山歩き
        
    小屋の広場を飾っていた、銀杏の黄葉 
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