誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

誘われて、山・あ・る・記 in 屋久島(2回目) その4.1

2013-05-31 | 山歩き
  誘われて、山・あ・る・記 in 屋久島(2回目) その4.1
2013/05/24(木)・・・・・・・・・・晴れ時々曇り
新高塚小屋~縄文杉~ウイルソン株~太鼓岩

 山小屋の朝は早く、鼠と一緒にゴソゴソする輩と早発の登山者で目が覚めてしまう (--;)
昨日、合流した?高校生の一行が4:30起床、6:00行動開始と言っていたのを思い出し、4:30シュラフを抜け出す。
夜明け前の薄闇の中で、朝食と昼食の下準備を始めると、お疲れモードの相棒さんも目を擦りながら出てきた。
        
   朝食=パンとソーセージとコーヒー
 5:35一歩でも早く高校生より先に行かなくちゃ~と、新高塚小屋を後にする。
        
小屋の脇からいきなり登りの山歩きが始まると、ガンバレ~とばかりに屋久鹿が朝の挨拶に顔を見せてくれた。
昨日と山歩きとは打って変わって、小立ちの中の山歩きで展望がない上に、風もなく早朝なのに蒸し暑い      
 6:30高塚小屋に着くと、新高塚小屋の喧騒に対し、同じ山小屋かと思うほど静かな山小屋だった。
        
高塚小屋を過ぎると、次々に巨杉が現われてくるが、屋久杉と呼ばれるのは樹齢1000年以上の物だけと言われる。
6:50屋久島の代名詞とも言える、縄文杉に到着する。
もう、縄文杉に触れる事は出来ない! そして展望やぐらも立ち入り禁止のロープが張られていて遠巻きにしか見れない
          
       木肌だけを見ると、杉とは思えない威風堂々感が漂う
  屋久杉は、油分が30%以上ないと、雨に負けてしまうそうだ!
               
        屋久スギのデベソでしょうか?
 縄文杉の次は、夫婦杉があり右の大きい杉が雄で左が雌、よく見ると雄杉から伸びた枝が雌杉と結ばっている
2本並んで立っているだけでなく、ちゃ~んと仲良く手を繋いでいたんですね。
               
 手を繋いで、仲良しだねぇ~♪ いいないいな(^。^)
 仲良し夫婦杉の次は、大王杉の登場となるが、洞察力に欠けるyamahiroには何が大王なのか判りません(--;)
          
        大王杉だそうです!
 大王杉までは殆ど下りでルンルン♪の観光気分の山歩きだったが、自然探勝路へ踏み込むと登山道が極端に変わる
縄文杉を初めとする屋久杉の観光地から外れているため、このルートを歩く人は少ないのだろ
まっ 大勢の観光客との擦違いを避け、自然を満喫しながら下るなら言う事なしだが、20分は余計時間が掛かる。
7:55自然探勝路から本道?に出合うと、ウイルソン株の広場となる。
  
       ウイルソン株です。
  
       株の中はとっても広いです、見上げるとハート型の空間が♪
  見る角度で、空間がハートになります。判るかなぁ~?
 ウイルソン株で遊んでいるとなにやら賑やかな声がして、高校生の一段が迫ってきた。
元気な若者に混じっては、自然の息吹など感じる事は出来ないと追われる様にウイルソン株を後にする
次に登場するのは、翁杉と呼ばれる倒木です、疲れちゃったのかおじいちゃん杉は、永遠の眠りに入ってました。
  
        翁杉
 翁杉辺りから、登ってくる登山者や観光客が多くなり、山歩きの趣はすっかりなくなってしまった。
狭い登山道と木道は、擦違いのたびに足を止めて登ってくる人に路を譲り、速度は遅くなってくる。
8:30大株歩道の入り口(トロッコ道)に出ると、なるほどこれが屋久島の観光地なのかと思う人の群れがあった
橋の袂には山水が引かれていたので、冷たい水を頭から被ると最高に気持ちよかった。
  
       
        
 大株歩道入り口から楠川分岐までは、トロッコ道の軌道を、1時間あまり延々と歩かなければならない
8:40長~い軌道歩きが始まった、軌道には板が敷かれていて歩き易くしてあるが、底の硬い登山靴で
平坦な板の上を歩くのは苦痛だった。
それに、午前中の下りだったために、これでもかこれでもかと登ってくる人の多さにただ溜息が・・・
 8:50仁王杉と書かれた巨杉があったが、これまた何が仁王なのか理解出来ずに撮影だけして通り過ぎる
                       仁王杉だそうです
                  三代杉
変化の乏しい軌道敷の2つ目のポイントは、自然の中にはちょっと似合わない建物の小杉谷近代バイオトイレである。
             
9:45楠川分岐に到着して軌道敷と別れ、自然の息吹を感じながら山道を辻峠へと登る
が、元気なのは気持ちだけで、高塚小屋から下る一方ですっかり怠けたお御足は、だだを捏ねていやいやする。
そういえば、3年前は、石塚小屋から永田岳を経て歩き続けてきて、この辻峠の登りで木の階段に座り込んだものだった。
今回は、新高塚小屋泊しての歩きだから、余裕が有るはずだったにも拘らずここの登りは辛い (--;)
言い訳に、α米にお湯を入れなくちゃ~とザックを降ろし、序に腰も降ろして小休止を入れた。
 さあ~もう一頑張りして、辻峠~太鼓岩までと、疲れた足にムチを打ちながら、ゆっくりと歩きを再開する。
目の前に大きな岩が現われた、ビバーグに最高の辻の岩屋に到着してホッと一息つけた。
         
            
           辻の岩屋    
岩屋を過ぎると、頭の上から賑やかな声とともに、空荷の山ガールモドキさんが3人下って来て辻峠が目前となる。
         
         ふうふう言いながら、辻峠に着いた
10:40辻峠に到着、展望抜群の太鼓岩で昼食をと考えていたが、看板には食事は遠慮と注意書きが(--;)
お疲れモードの上に昼食もお預けと、泣きっ面に蜂!やけっぱちで太鼓岩へ急登を駆け登る。
    
         抜群の展望があります
          
 10:50太鼓岩、狭いながらも抜群の展望を誇る展望所であり、絶対に訪れたい場所の一つである。
太忠岳から翁岳、宮之浦岳の稜線とその奥には、鋸状の永田岳を望む事が出来る。
岩に腰を降ろし、自分の歩いた軌跡を振り返ると、行程半ばながら屋久島に来て良かったと思えた。
出来る事なら、1時間でも2時間でも雄大な屋久島の山々の稜線を眺めていたかった。
太鼓岩滞在25分で、ベンチのある辻峠に戻って、12:50美味しい昼食を戴く事にした。
    
          見た目はイマイチでも、旨いんだなぁ~♪

長文で疲れたよ~続きは、明日アップします。
コメント (4)
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誘われて、山・あ・る・記 in 屋久島(2回目) その3

2013-05-30 | 山歩き
誘われて、山・あ・る・記 in 屋久島(2回目) その3
2013/05/23(木)・・・曇り時々晴れ~♪
石塚小屋~投石平~翁岳~栗生岳~宮之浦岳~永田岳~新高塚小屋

 さあ~ 2日目は長い行程になるから、気合を入れて頑張るぞオ~
3時隣の住人がゴソゴソと動き始めた、物音で目が覚めてしまった。オ~イ止めてくれよ~ (--;)
体を丸めてシュラフに潜りこんで寝ていると、4:30お先に~と声を残して隣の住人は行ってしまった。
すっかり目覚め、ちょい早い起床で朝食を作り、昼食の事前準備まで済ませる。
朝食を摂らずに小屋を出発して、日の出を見ながら山の朝食と考えていたがお空は雲さんだらけ・・
パンとコーヒーの朝食を済ませ、5:35石塚小屋を出発する。
水場で顔を洗い、日の出前の涼しい時間に縦走路の花之江河へと向かって歩く
6:00湿原の花之江河に到着すると、5人の登山者が朝食の真っ只中で、我々を見て驚き、何処から来たかと?と
     
          花之江河2回目の登場
 5人組みさんらのとんでもない情報で、我々の行動に火がついて、さあ~大変な歩きが始まった。
なんと、昨日は、我々が入山した後で、高校生の合同訓練70名が入山して、あの狭い淀川小屋泊とテント泊!
そして、今夜は我々と同じ、新高塚小屋だと言うじゃない! 定員40人にどれだけの人が押しかけるの~

 6:20黒味岳の分岐を通過し、小さなアップダウンを繰り返してロープ場を抜けると投石湿原に着く
投石湿原はスルーして、投石岩屋を横目で見ながら花崗岩を登って、投石平に這い上がる。
          
          
          
目の前には『黒味岳』が聳え立ち、投石の平原には今が真っ盛りの石楠花が競うように咲き誇っていた。
                

         
         屋久鹿の登場
 投石平からは、右上に投石岳~安房岳・翁岳の西斜面の裾野をアップダウンを繰り返して高度を上げる。
途中、屋久島で最初に遭難した『高倉氏の遭難碑』前では足を止めて、我々も絶対はない事を改めて胸に刻んだ
         
         
         木道を登ったり下ったり
7:25、翁岳と栗生岳の鞍部に到着し、ザックをデポして薮漕ぎで翁岳に向かう事にした。
    
          翁岳分岐から藪漕ぎで翁岳を目指す
 翁岳の薮漕ぎは、見た目は優しいヤクザサであるが、人を拒む点ではスズタケに負けない強さがあり四苦八苦
足元の見えない薮、何度も窪みに足を取られながら、25分を要して翁岳岩峰の基底部に到着する。
鞍部から見る岩峰と違い、垂直に立ちあがって見える岩に、降りる時の怖さが頭を過ぎり敢無く降参して撤退
    
           基底部まで藪漕ぎしたけど、岩登りは断念
 翁岳1860mの撤退を決めて、縦走路を見やると投石平で追い越した登山者が遥か先を進んでいる・・・あちゃ~
8:15鞍部に戻り、無駄足(?)の疲れを引きずりながら、急な傾斜を登って栗生岳を目指す。
8:45栗生岳の分岐に着き、祠に手を合わせて頂き足を乗せる許しを乞い、栗生岳1867mの岩に這い上がる
    
         
         栗生岳、背後は九州最高峰の宮之浦岳
 栗生岳を下ると、いよいよ九州最高峰への登り、何度も何度も現われた木の階段が待ち構えていて足より息が上がる
もうちょっと!もうちょっと、自分の足と背中を叱咤激励して、9:00宮之浦岳1936mの頂に到着となった。
         
         宮之浦岳の山頂
屋久島の山はいいね~♪、黒味岳の展望も素晴しかったが、宮之浦岳は更に最高峰たる展望で我々を迎えてくれた。
 中でも、種子島を背後に控えさせた『永田岳』の岩峰は、早く来いよ~待ちくたびれたぞォ~と言っている様に見えた。
貸切の宮之浦岳で心行くまで展望を楽しむと、次なるピーク永田岳を目指して焼野三叉路へ下る
焼野三叉路に着くと、重たい荷物を背負ってピストンする気はなく、ペットボトル1本とザイルだけの軽装で永田岳へ
永田岳への登山道は荒れようが激しく、下りにも拘らず結構な時間を費やして、湿原の鞍部に降り立つ
    
         途中の石楠花と永田岳
 水場の湿原からの登り返し、見た目よりも傾斜は緩く軽快な足取りでグングン山頂に近づいていく
おっ!山頂の直下を下山してくる人が手を振っている、??と思いつつ近寄ると高速船トッピーで会った神戸の登山者
なるほど、緑の短パンに真っ赤なTシャツの若作りが、印象深かったし逆コース故再会を待っていたと嬉しい応だった。
神戸の登山者と別れて頂を目指し、最後の岩をロープを握って登り詰めると、10:15永田岳1886mとなった。
   

        
 いやはや、宮之浦岳にも負けない位の展望が広がり、ここからも三角峰の愛子岳が確認出来たし種子島も見えた。
ある人の日記には、開門岳も見えると書いてあったが、開門岳は買いもんで留守みたいだった(いつもの親父ギャグ)
永田岳の山頂で15分ほど憩い、焼野三叉路へと引き返し(11:05~11:30)昼食を摂る。
        
   質素な昼食ですが、山で食べるのは旨い♪
 焼野三叉路で食事をしていると、後続者が次々に到着し、永田岳に向かう者と先を急ぐもので賑わう。
ただ皆が、口にするのは、70名の高校生一行の動きと、新高塚小屋のスペース確保の話題だった。
我々も昼食を済ませると早々に立ち上がり、山小屋での寝場所を確保すべく新高塚小屋を目指して歩き始めた
        
  やっと出合った、屋久島のお猿さん・・・この後、辻峠で数頭見た。
平石展望で後ろを振り向くと、宮之浦岳と翁岳が並び立ち、負けじと永田岳も雄姿を見せてくれた
           平石の展望所から
 更に平石岩屋を駆け抜け、第2展望所に寄り道しながら少しづつ高度を下げていく
ヤクザサの草原から小木の林となり、登山道の雰囲気が一変して来ると、あちこちで屋久鹿が登場してくる。
       
       マムシ草がお見合いしていて、可愛かった♪
石塚小屋を発って既に7時間になろうとしていて、足には相当の疲れが出てきて思うように足が伸びない
執拗に現われる木の階段に泣かされながら歩き、第一展望所に辿り付きようやく先が見えてきた。
第一展望所
 下りの木の階段をもどかしげに下ると、13:00ウッドデッキのある宿舎新高塚小屋に到着した
      
     
小屋の中を覗くと、既に数名の登山者が到着していて、自分のスペースを確保している。
入り口の左側の壁際を塒に確保しチョロチョロの水場で、今日から明日の水を確保していると忽ち登山者が多くなる
先乗りの学校関係者が、小屋の半分を使いたいとのことで、一般の登山者は空きスペースを必死に確保する
14:00高校生が次々に到着しテント設営するグループや小屋泊者で一帯が慌しくざわめいて来る
悲しいかな、高校生達に遅れて到着した男性7人組みは、新高塚小屋に寝場所が確保できず重い足で高塚小屋に向かった
また、女性グループはお願~いの言葉で、潜りこんで寝場所を確保し、16:00頃に小屋が落ち着きを見せた。

 早く到着した我々は周囲の慌しさを横目に、俄仲間と山話を肴に少ない酒を酌み交わし談笑にふける
ふと、高校生グループを見ると男性グループ、女性グループ夫々が思い思いの夕餉作りに精を出していた。
手っ取り早いメニューで、食事が終ろうとしている中、ラサール高校生グループの男子学生は、ダシとりから
材料刻みとシェフ顔負けの腕を振るっていた。
       
きっと、美味しい夕食が出来たことでしょう。
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誘われて、山・あ・る・記 in 屋久島(2回目) その2

2013-05-29 | 山歩き
誘われて、山・あ・る・記 in 屋久島(2回目) その2
2013/05/22(水)・・・・曇り時々晴れ~♪
淀川登山口~淀川小屋~淀川橋~高盤岳展望所~小花之江河~花之江河~黒味岳~石塚小屋(泊)

 12:20、淀川登山口から宿泊予定の石塚小屋まで目指して歩きだす。
        
        いよいよ、屋久島の山に入ります。
久しぶりの山泊歩き、3日分の食料や着替えなどがズシリと両肩に重くのしかかってくる
        
        山泊は、背中の荷物が・・・・・・・・・・
一度は歩いた道なのだが、年とともに記憶は薄くなるようで、所々しか蘇らず新しい発見も楽しい
ペースを抑えていたつもりだが、先へ先への性格は変わらず、12:50予定より早く淀川小屋に到着する。
        
   淀川小屋*2
淀川小屋から少し下ると、淀川橋に着き橋の下には澄み切った綺麗な流れが現われる。
  
淀川橋、流れ
背中の荷物が重いとは言え、淀川橋を過ぎるまでは登山道の傾斜は緩く楽チン歩きであった。
楽チンが苦痛に変わったのには、行程表作成に間違いがあり、休憩を先延ばしにしすぎた為でもあった。(--;)
                
        休憩なしで疲れたよ~ 
*淀川小屋~高盤岳展望台が、なぜか30分に設定されていた。
容赦なく現われる木の階段と登山道に張出す木の根っ子をヨッコラショと乗り越えながら登って行く
13:40-登山道を塞ぐような岩が現われ、微かな記憶が蘇り、食パン岩の展望台(高盤岳展望所)に到着する。
         
         まるで、食パンを」切ったような ♪
         
    兎に角足休めしなくちゃ~)
 展望所で涼しい風を浴びながら水補休憩で、疲れた足を休ませたあと、13:45歩きを再開して登る。
さあ~小花之江河まではそう長い距離じゃないし、今までよりは傾斜が緩く下りもあり元気を盛り返す。
途中の展望所に寄り道すると、石塚山の稜線は素晴しく、足元の白い石楠花(?)に感謝
 展望所からフラット気味に歩いていくと、樹間から大岩を抱いた黒味岳が垣間見えてくる。
登山道が下りの階段となり、14:05小花之江河の湿原に降り立つ
       
     小花之江河、白骨木
 小花之江河の木道を渡り、緩やかに登り返していく、道脇にたくさんの石楠花があるが花は殆どなかった。
小花之江河から10分歩くと、先の湿原より遥かに広大な泥炭の大湿原『花之江河』に到着する。
登山道の十字路でもあり、真正面に岩峰の黒味岳が聳えていて、絶景に汗まみれの体が癒される。
     
          花之江河*2
 第1日目の宿泊予定の石塚小屋は、花之江河の十字路を右に40~50分ほど行った所だが
天気は良いし、日暮れまではたっぷりの時間があり、先ずは屋久島最初の黒味岳に足を延ばす事にする。
黒味岳の分岐に向かう途中、宮之浦岳日帰りの下山者達が、我々の行動を訝って、しきりに行き先を聞いてくる
黒味岳往復で石塚小屋泊と答えると、納得させるのに辟易した (--;)
*縦走路から50分も入り込む石塚小屋に泊まる、物好きな縦走者はいないらしい (^。-)
岩を流れる水を避けながら木の階段を登ること、15分で『黒味岳/縦走路』に着き左の潅木道に入る。
黒味岳への登りは、岩場やロープ場・花の鑑賞スポットと変化に富んでいて、山に登っている感覚を堪能する。
分岐から20分で最初のピークに着き、一旦下り眺望を楽しみながら仕上げの岩場を登り詰める。
ブラボー♪、14:55山頂を示す標柱は無いが、九州で6番目の標高をもつ黒味岳1831mの頂に到着する。
        
          
        黒味岳山頂、後ろは宮之浦岳と永田岳
        
   眼下の花之江河
        
      
   宮之浦岳と永田岳
        
        遠く愛子岳
        
        
        ホントはもっときれいな石楠花でした ^。-
 黒味岳の山頂を楽しんでいると冷たい風が拭き始め、俄に暗雲が立ちこみ始めてきた。
石塚小屋までの所要時間は、およそ70分であり雨が降り出す前にと山頂滞在20分で下山を開始する。
15:45花之江河に戻り、屋久杉ランド登山口へ向かって、途中の石塚小屋を目指す。
壁だけが残る避難小屋?を過ぎ、頼りない丸太の1本橋を渡り、16:15小屋前の水場で水を補充と洗体する。
        
         壊れた避難小屋跡
        
         丸太橋を渡る
        
         山では有難い貴重な水場        
避難小屋跡、1本橋、水場
 16:30屋久島第1日目の宿場、石塚小屋に着くと先着さんが1人だけの貸切同然だった。
        
        
  小屋の佇まい、小屋の中
荷物を解き、夕餉の仕度に取り掛かった時、小屋の屋根にパラパラと雨粒が落ち始めた。 ホッ♪
山小屋の夕餉、決して十分とは言えないが、苦労して運び上げただけに一際美味しかった。
        
   夕餉
少量のアルコールで喉を潤し、明日の天候を祈りまどろみの中に落ちて行き1日目が終った。
*夜中、小屋の中を鼠が駆け回る物音に幾度となく目を覚ました。
 食料は、厳重に保管しないと、2日目以降は食料なしの決死の行軍になりますよ~ (^。-)
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誘われて、山・あ・る・記 in 屋久島(2回目) その1

2013-05-28 | 山歩き
誘われて、山・あ・る・記 in 屋久島(2回目) その1

2013/05/21(火)~05/26(月)・・・・・5泊6日の贅沢な山歩き
≪ 行程 ≫
1日目:会社(マイカー)自宅(マイカー)指宿港(泊)
2日目:指宿(トッピー)宮之浦(タクシー)淀川登山口~淀川小屋~小花之江河~花之江河~黒味岳~石塚小屋(泊)
3日目:投石平~翁岳~栗生岳~宮之浦岳~焼野三叉路~永田岳~平石展望台~第1展望台~新高塚小屋(泊)
4日目:高塚小屋~縄文杉~夫婦杉~ウイルソン株~大株歩道~太鼓岩~白谷小屋~雲水峡(バス)宮之浦(レンタカー)楠川温泉
5日目:(レンタカー)愛子岳登山口~愛子岳(レンタカー)~屋久然料理ひらの(レンタカー)~大川の滝・ガジュマル園・尾の間温泉・千尋の滝
6日目:千尋の滝~モッチョム山~(レンタカー)・尾の間温泉~平内海中温泉~トローキーの滝~宮之浦港(トッピー)~指宿港(マイカー)自宅

 屋久島に行こう~♪と、思い立ったのが、2013年になって早々だった。
屋久島=雨!であり、訪れる時期の決定に散々悩んで5月の半ばを設定した。
?年前の嫌な出来事を断ち切るために、敢えて同じ登山口から同じルートで挑む事にした。
天気予報:『5/22晴れ時々曇り・5/23曇り時々晴れ・5/24曇り・5/25曇り時々晴れ・5/26曇り』このままであって欲しい・・・

前日、仕事を終えて長躯馳せて、指宿港に前泊して翌日早朝の出航に備えた。
宮崎から長い距離を走って、錦江湾沿いに入り櫻島を望むもPM2.5で全く見えず、出足が悪い!
     
          PM2.5の桜島
 5/22(水)、06:00起床、天候晴れなれどガスが漂う、スッキリしない指宿港の朝だった。
       
  指宿港の夜明け
         
          しっかりと朝食を摂って出発     
 07:45トッピーの乗船手続き、係員の『種子島往復になっています』との対応にドキッと冷や汗!
入金証明書提示で、事務局の入力間違いとわかって、ホッとするも幸先が悪い予感に沈む(--;)
                
         なに?行きが指宿⇒屋久島 帰りが種子島⇒指宿で往復だと・・・なんじゃ~
                
         無事に、指宿⇔屋久島往復をゲット
 08:15出航、薄日差すも昨日の名残のガスで、開門岳の見送りは受けられず静かに出港となる。
                
         では、行ってきますね~
1時間の船旅を終えて、宮之浦港に着くと予約のまつばんだタクシーが大きなプレートで出迎え (^。^)
早速タクシーに乗り込み、気さくな運転手の登山経験から来る隠れた名所を聞きながら淀川登山口へと向かう。
         
    途中、安房の一番高い橋『松峯大橋70m』から川面を見下ろす
 残念ながら、車中から愛子岳の三角峰は望めなかったが、先で太忠岳の天柱はしっかり望めた
               
         立てた親指状の天柱が見えるかな~?
屋久杉ランド分岐を過ぎ、屋久島の最初の巨杉は紀元杉との出会いで、タクシーを降りて杉の息使いを肌で感じた。
              
          江戸時代の切株と着生植物の多さに驚く 
                
          紀元杉ってことは、樹齢何年?
淀川登山口の近くにある川上杉は、この巨木を残すために林道路線を変更した担当者の名前が付いたと言う。
           
          感動の川上杉、これが屋久杉を護る基になった?
                
          ピンク色の可憐な桜ツツジ
 11:20出発点の淀川登山口に到着する。
            
        お世話になりました、またいつかお会いしましょう
登山口のベンチに何処かで会った事のある顔があり、よくよく見ると奇遇にも(五ヶ瀬烏岳で会った)ワシさんだった。
           
        yamahiro命名のワシさんと一緒に
ちょっと早いが、登山口で昼食を摂り、物の序に笹川杉?を見に行くも当の杉の案内はなくイマイチ判らず(--;)
                
        取り敢えず、お腹を満たす
15分の寄り道の後、登山口に戻り、ワシさんとお互いの無事と健闘を称えて、屋久島山歩きを開始した。
           
        さあ~出発だぁ~淀川登山口
 初日前半、ハプニングありもまずまずの天候で、屋久島をスタートする。
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 気付かなかった、地元の旧跡

2013-05-22 | 出来事
    いやはや!今まで何度も通っていたのになぁ~
  
   昔?は、人の生活道として重要な役割を担っていたんでしょうね

   歩いてみましたが、道幅は1mほどしかありませんでした。

        

        

        
   いつまでも、保存していてほしいですね。
  
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