やっと、山歩きを再開しました。(2/23)
足を骨折、肋骨を骨折、強制収監から半年あまりが経過しました。
やっと、山歩きを再開するまでに回復しました。
先ずは、家族でも歩けるマイナー久住山で、運動不足解消のリハビリ登山を
始めることにしました。
久住町から見上げる久住連山
牧ノ戸の登山口に着くと、思ったより残雪があって所々アイスバーンになりつつある。
殆どの登山者がアイゼンを装着しているのを見て、カミさんはアイゼンを付けたが
私は10本爪のアイゼンなので、装着を先延ばしにしてスタートすることにした。
残雪の中、9:30スタート
10:00沓掛山、イイペースです。
エッチラオッチラ、青空に太陽が暖かく気持ちよく歩いています。
*この時点では、久住別れからの地獄の風を知るよしも無かった
西千里浜から雪を纏った久住山
西千里浜辺りから風が吹き始めてきて、襟首を詰めてながら
久住山~氷結の御池へのい思いを馳せ、カミさんとの会話も弾む楽しい山歩きが続いた。
西千里から避難小屋への岩場登りで、下って来た登山者の一言にやや不安を抱きつつ避難小屋へ
避難小屋で一息入れながら、最後の登りと御池の氷上闊歩に備えてアイゼンを装着する。
10本爪は歩きが重い!6本爪の軽アイゼンが欲しいな
避難小屋を出て久住別れに着いた途端に、先の登山者が言った言葉が現実となった。
登山者の一言「天狗~中岳は、凍傷覚悟の風が吹いているよ!」
時折吹き付けてくる風が冷たく頬を着る感じがする。
片足を上げると吹き付ける風に身体が蹌踉めいてしまうほどだった。
そして、カミさんの足運びに異変が起き始めていることに気がつく
久し振りの山歩き&慣れないアイゼンで、左足の内転筋を傷めた様で下山を問いかける。
私にも増して負けず嫌いな性格、「初山で途中リタイヤはしませ~ん」の返事だった。
時々立ち止まって、強風をやり過ごす。
風が止むとポカポカと春の陽射しを感じ、風が吹くと身体を丸めながやっと山頂に着く
11:50に2018初山達成でした。
久し振りの久住山頂、久住連山を見回しながら昼食の予定だったが
風下の岩陰に身を潜めても吹き付ける風には居たたまれず、早々に下山を開始する。
風邪と闘いながら下山を始め、カミさんにこの後の予定を確認する。
流石に、足の痛みと身を切るような冷たい強に氷上闊歩は止めるという。
転げ込むように久住別れの避難小屋に飛び込む。
有り難いねぇ~、綺麗になっている避難小屋で風を凌いで昼食タイムとする。
12:30重量軽減のため、おにぎりとカップ麺のお昼でした。
昼食を済ませ、コーヒータイムとしたかったが、冬の久住山は女性のトイレが無いのが難点
コーヒーを諦めて、牧ノ戸へ向かって歩き始める。
西千里浜へ下ったら、星生山が風を遮ると思っていたが、なんと向い風に変わっていた。
前を歩いていたカミさんが、小さな声で「ノルディック」と一言言って横へずれる。
?そっかぁ~、風除けだね。
カミさんに変わって前を歩くも、私は細身故に大した風除けにはならなかったようだ。
沓掛山に戻って、三股山を振り返る。
沓掛山まで戻ってくると、冷たい風が嘘のように無くなり春そのものの陽気になる。
2018の初歩きがアイゼンに冷たい強風だったが、久住の山頂には立つことが出来た。
登山口までもう少し、アイゼンを履いたままとは言え、雪に足を取られない様に下ろう。
14:25牧ノ戸の登山口に戻ってきました。
4ヶ月振りの山歩きが、いきなり5時間ではちょっときつかったかな(;。;)
ともあれ、無事に初歩きを終えることが出来ました。
内転筋を痛めたようなので、お風呂で暖めたらストレッチでマッサージ奉仕しなくちゃ~