誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

誘われて、大谷石橋

2012-08-31 | 
             
  国道222号を日南市から都城市方面に向かい、酒谷キャンプ場入口を過ぎると右手に、
酒谷川へそそぐ清らかな大谷川、それに架かるアーチ状の古い石橋がある。
青銅色の静かな光を放つ側面は、木立の緑、川のせせらぎと調和し清閑な美しさを誇っています。
明治22年に架けられた大谷橋は、日南市と都城市を結ぶ国道として重要な役割を果たそうです。
と言う事は、124年の時が経っている
新しい国道が出来、使う人が少なくなって雑草に覆われ忘れ去られてしまっていたと
平成11年、地元村おこしグループ「やっちみろかい酒谷」が石橋の清掃を行い
ふたたび大谷石橋に脚光が当たるようになったとの事です。

会心のショット?倒れ掛かった孟宗竹が・・・・
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道の駅-酒谷

2012-08-30 | 
   
           
 国道222号線を日南~都城へ走り、棚田で有名な酒谷にある道の駅である
茅葺の佇まいが、寄ってみようかなぁ~と思わせてくれる道の駅である。

 入り口付近に置かれた、地場産の野菜がとっても安かったですよ。
立屋の中は、古民家風のつくりで、囲炉裏や竈から出た煤で燻された大きな梁
展示?実用?されている、先人達の知恵が作り出した『自在鉤』を見てみるのもいい
  
 何気なく立ち寄った"道の駅酒谷』だったが、小松山の靄を忘れさせてくれた。
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誘われて、小松山989m

2012-08-29 | 山歩き
   
『 石原登山口から最短ルートで山頂へ、下山は板床へ周回 』

 ”都井岬の火祭りに行きたぁ~いから始まった企画、南へ152kmの小松山は遠かった~(--;)
延岡市からR10を南へ、宮崎市を通過して、青島、更に南へ下って日南市へ
日南市からR222を飫肥へ向かい、男鈴山?を見ながら”道の駅酒谷”を目指して走った。
ダム湖手前の小松山のアクセスの案内から舗装&砂利道の林道へ入った。
石原登山口(まだ車で行けそうだったが・・・・)?数台分の駐車場の隅っこに車を止め出発点とした。
   
 登山口から暫く舗装道路であるが、舗装が切れると雨水で抉れた凸凹の道となる(車置いてよかったホッ)
薄くらい林を抜け明るい伐採跡に出ると、右手に日南方面の素晴しい展望が得られはずだった!
なんと、小松山の中腹から上部は、白いベールに包まれ日南方面もガスでボンヤリ・・・
  
 更に車1台分の林道は続き板床登山口?分岐の三叉路を左に登って行くと集材場に出会う
集材場から2つほどカーブを抜けると、林道脇に広場のある『石原登山口』があった。
 
 登山口と書かれた杉林に入ると直ぐに、ススキになるがススキが刈られ心配した薮はなかった(ホッ♪)
50め程登ると、登山道は林の中に伸び、林とススキの原に出たり入ったりしながら登る。
しかし、小松山がこんなに急登続きの山とは想像しなかった。
雨天続きで水を吸った黒土とはいえ、踏ん張りが利かず木々や設置されたロープのお世話になる
  
 石原登山口から20分で”ケヤキ林展望所”に到着するが、伐採中の赤茶けた山肌に失望してしまう
気を取り直して、イヤイヤするお御足を励まして、いつまでも続く急登を登る。
今日はなんと蒸し暑い事か!林の中は微風もなくまるで”蒸し風呂地獄”の山登りだ

 登山口から40分、突然急登がなくなると『小松山パラダイス』の標識が目に映る
ここが、あの小松山パラダイスか! ホントに『なにが小松山パラダイス』なのだろう誰かの言葉をと納得する
たぶん、喘ぎ喘ぎ登った急登から開放されて、真っ暗な頭の中にパッと明るい陽が・・・な~んて
             
 パラダイスを過ぎ、更に雑木林を歩いて行こと10分余りくと、急に視界が開け小松山の標柱が見えた。
ここが、標高989m小松山の山頂かぁ~
誰かさんが書いたて、日南の海は何処だぁ~?
な~んにも見えん!
ん? 心の目で見なさい!だって、そんな事出来たら仙人に変身して霞を食っ他方が早い!
      
 延岡から、4時間強費やした、悔しいので若しかしたらと一縷の期待でガスの晴れを待つ
15分後!やったあ~・・・・・そんなに都合よく行きません!
晴れるどころか小雨?が落ちはじめ、板床ルートを周回しての下山を開始する。
下山ルート、思いのほか長いルートで、オマケに長い林道歩きまでもあった(情報未入手)
下部駐車場に戻ったのは、登山開始後3時間10分後だった。

コースタイム:駐車場~(30min)~石原登山口~(20min)~ケヤキ林展望所~(20min)~小松パラダイス?~(10min)~
山頂(30min)~(55min)~板床登山口~(25)~下部駐車場
  
  名前そのもの”ヘクソカズラ”            ナンバンキセル  
 延岡市から遠路を走ったのだから、小松山でお仕舞じゃ可哀相(--;)
と、小松山の余韻が醒めぬまま、男鈴山+女鈴山に向かう事にした。
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誘われて、久住の山歩き2012/08/19-2

2012-08-25 | 山歩き
テント撤収~北千里~諏峨守~長者原~さよなら久住

 10:15-大船山から降り立つと、休む時間もなくテントを撤収する。
一気に崩れそうなら、坊がつる~雨ヶ池~長者原の最短コースと頭は錯綜(迷走?)

 10:40-テント撤収、大船山・平治岳・三股山を背景に記念撮影して坊がつるを発つ
木道で癒してくれた、シロヒゲソウとサワキキョウ見納めとしっかりカメラに収める


もぬけの殻同然の法華院の横から、急登の険しい岩道を北千里目指して登る
軽装備の平治岳や大船山と違って、何はしっかりと山泊の名残が圧し掛かる。
しかも、先ほどの空模様が嘘のように、容赦ない日差しとなって後頭部を開きつける
日差しを遮る木陰はなく、イヤイヤする足を叱咤激励して只管歩くのみである
半分ほど登った時、前を歩く人に追いつく、一人歩きの女性だが元気いっぱい

 11:25-フウウウ~やっと、峠の標柱が見えてきた。
峠を越すと元気を盛り返し、2日間遊んだ疲れも見せずに北千里を軽快に歩く

ただ、北千里から見上げる三股山は、いつになく急峻の頂に思えてに思えて
諏峨守から三股山へチャレンジする気持ちは、一切湧いてこなかった。

 11:40-鐘の諏峨守峠に着く
先人が2人休んでいたが、ちょいと喧しい鐘を突かせて頂く(音が写ってない!)
2泊3日の山歩きをしたと言う青年、行程を聞くとかなりの健脚さんの様子だった。
(硫黄道で追い越され、長者原で待ってくれてて、方々の山の話が来た。)

 11:50-疲れた足に最後の試練となる岩場の下りが待っている。
ときおり雷鳴も響くお昼の時間と言うのに、まだまだ登ってくる登山者も多く、
うっかり浮石など踏んで、落石事故なんてと、コースをずらして下る事にする。


 12:00-岩場を通過して、登山靴では歩きたくないコンクリートの硫黄道へでる。
コンクリート道は長く続かず、右の小藪の中に伸びる本来の登山道を下る
この道が厄介で、久住で歩きたくない”登山道のNo1”である。
何故歩いたのって・・? 『それはねぇ~追求されると、怖いのでないしょ!』
赤土、黒土、ズルズルの登山道をやっと抜けると、再びコンクリート道が待っていて
今度は、長者ヶ原のビジターセンターまで続いている。

 12:35-雨にも遭わず2日間たっぷり遊んだと喜んでいたら、ちゃんと落ちが待っていて
駐車場までの最後10分間は、雨の歓迎?見送り?を受ける事になった。
12:45-無事に駐車場に帰着する。

 1泊2日、ちょっと遅めの夏休みだったが、初の暮雨の滝と平治岳北登山道が楽しめた
欲を言うなら、もう少し頑張って、大船山からの日の出鑑賞にチャレンジするべきだった
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誘われて、久住山歩き2012/08/19-1

2012-08-24 | 山歩き
 
   『パート3』
坊がつる~大船山

 23:45-目が覚める。
天気予報が大外れで、一滴の雨も降らずに星空は続いていた。
出来たら『大船山で御来光』なんて、考えていたのだが弱気の虫にあざ笑われて・・・

 5:45-テントを抜け出すと、早くにも山に向かう人の姿が目に映る。
昨夜、日の出は晩秋の○○山の会話を後悔しつつ、身支度を始める。
やっぱり、『大船山に登りたい』の一声に、ダッシュで山歩きの準備に掛かる
 
 6:20-テン場を後に、段原~大船山に向けて出発する。
6:25-坊がつるの草原から、露岩ゴロゴロの狭い登山道に入っていく
久住の小鳥は『寝坊』が多いのか、一羽の鳥の囀りも聞こえない
登山道を遮る大石、右に左に避けて、時には目いっぱい足を伸ばして乗り越える。

 7:05-5合目の展望台に到着
立中山はまだ明けていないが、鳴子山から白口岳、三股山は朝日に輝いていた
朝日と青空はここまでで、7合目頃になると山全体にガスが漂い始めた。
『お願~い、お昼まで待ってくださ~い』と、困った時の神頼みのお手合わせである。
 
 7:25-なにやら賑やかな声が聞こえる。
なんとも、昨日法華院で会った、7泊8日行程の小学生と中学生の一行さん達で
早朝、2:30発の日の出鑑賞登山を達成したと、皆さんの顔が誇らしげに笑っていた。
***相棒さん、yamahiroの踏ん切りが悪く、日の出見れず、ごめんなさいね~

 7:30-人っ子1人いない、淋しい段原に到着する。
大船山の岩峰はすっぽりとガスに包まれて、展望は期待できない
万に一つの『ブロッケン現象』をと、度々振り返るも簡単に現象は出現せず

 7:55-ガスの大船山に到着する。
取り敢えず、証拠写真を撮影し、お預けとなっている朝食の準備に掛かる
お湯を沸かし、いつものメニューと食後のコーヒーだが、十分満足の朝食

 8:15-神様は見捨てなかった? あまり可哀相で情けをかけてくれた?
いままで、ガスに身を隠していた久住の山々が、すこしずつベールを脱ぎ姿を見せた。

三股山の奥は、風車の回る1目山と綺麗な三角峰の湧蓋山もくっきりと浮かんだ
山と雲と青空の織り成す絶妙のコントラスト、見たものにしか判りませんね。
 そして、初めて知った事ですが、大船山の御池には結構大きな生き物がいる。
山頂から波紋の移動速度と大きさから、生き物はやや大き目の魚と思われる。
亀や鼈にしては、移動速度が速すぎるように見えた。

 8:50-得した気分に浸っていると、次々に登山者が登ってきた。
中には、段原付近でブロッケン現象に出会った登山者もいて、羨ましくも・・・・
『おはよう』の声の主は、Mネ夫妻で予定していた日の出は目覚めずだったと

 9:00-すっかり長い下山頂を下る事にした
山頂岩場を慎重に下り、シモツケソウやアキノキリンソウの花を見ながら段原へ
北大船山に足を向けかけたが、登山道を覆おうたっぷりと露を含んだ草に負ける

 登りの静けさとは打って変わって、登山道は賑やかになっていた
次々に登ってくる老若男女の姿に、歌を思い出したかのような小鳥の囀り
立中山分岐!またしても、4名Grさんに遭遇する、なんと縁の深き事よ

 10:05-なにやら、冷たいものが顔を打つ、嫌な予感に足の運びが早まる
10:10-林から、坊がつるの草原に飛び出し、本日の大船山を完了する。
今にも降り出しそうな空を見上げながらテント場へと急いだ
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