誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

誘われて、久住-2日目

2011-08-22 | 山歩き
2011/08/13(Sat)~08/14(Sun)・・・・・・単独行
2日目:坊がつる~鉾立峠~白口岳~稲星山~久住山~天狗ヶ城~中岳~白口岳~鳴子山~くたみ別れ~沢水
変更2日目:坊がつる~法華院~白口谷~稲星山~稲星越~白口岳~鳴子山~ガレ場~稲星登山口~沢水登山口

 怪しくなりそうな天気04:30起床して荷物整理、周りのテントはまだまどろみ中か?
微かな月明かりの中、出来るだけ物音を立てない様にテント撤収する。
濡れて冷たい靴に足を通し、炊事場で朝食を作る。(朝からラーメンのご馳走だった)

本日の行程を変更して、05:15坊がつるを出発、05:25法華院はまだ寝ているようだった
05:50白口谷ルートへ、『通行ご遠慮』の看板があったが、ごめんなさいと登山道へ入る。
暫くは林の中の急登が続くが危険箇所はないが、落石危険地帯から一転して難儀する。
ゴーロの右岸沿いに石を乗り越えて行く、道標が少なく何度も何度も足を止めて確認する
06:15ガスが辺りを濃く覆い、20m先が見えない!山の稜線も見えず道標だけが頼りだ
06:25ゴーロの二股を右に上がり(実は行ったり来たりした)、すぐに左岸沿いに渡り林に入る。
林の中は登山道がはっきりしており、やっと安堵の胸を撫で下ろすことが出来た
06:40目の前に標柱が現れた、待望の中岳と稲星山、久住山の分岐に到着する。
予定通り?中岳に向かいかけたが、霧、雨、風に気力がすっかり萎えてしまい
中岳~久住~稲星山の周回を断念、最短となる稲星山へ直行とする
一路、稲星山に向かってザレ場を登り始める、霧雨と横風が容赦なく吹付け寒い!
悪天候を恨み、日頃の行いの悪さ?を悔いながら堪えて歩き、06:55稲星山に到着する。
ガスの中で何にも見ず、風が冷たくて寒い、地蔵さんに手を合せるとすぐに稲星越しへ下る
07:10稲星越に到着するも足を止める事なく白口岳に向かう。(本日誰にもあってないよ~--;)
07:25白口岳の山頂(先ほどより霧が濃くなり、風も強い、早く降りろ!告げている様だ)
白口岳から稲星越に戻り、本道登山口の脇から左の鳴子山に向かう

鳴子山は低山だが、6月には高嶺の麗人とも言える『オオヤマレンゲ』に会える
だだ、他の山々に比べ歩き易いとは言い難く、木の根に飛び出した石と格闘を強いられた
08:05鳴子山着、何でだろう?白口岳から40minは時間掛かり過ぎてた 
鳴子山からの下りは、クヌギ林の急斜面を駆け下りる『はず』だった。
ガスと言い訳するが、夏草で覆われた登山道!見えない足元にだけ気を奪われて
下る予定の登山道から大きく右に逸れたま下り、引き返すのが億劫で崩壊地に下る
やっと目印のテープを見つけるがすぐルートを失う、目印が途切れ途切れでやっとこさ下る。
何年か前に歩いた、沢水~稲星山登山道なのだが、崩壊が有ったりで見間違えた
ほうほうの体で、沢水展望所へ続く林道に出て、9:15登山口駐車場に戻った。

思いつきの予定変更に、下山分岐見落としからすったもんだの下山劇となった。
坊がつるから、3時間半の山歩き、『久住を駆け回るゾオ~』は何処へやら・・・
まっこんな事もあるかと自ら慰め、温泉に向かい帰途に着いた
お勧め温泉、竹田の『月のしずく』良い湯ですよ~♪

次は、立中山~鉢窪~大船山直登~鉢窪~佐渡ヶ窪と大船山の南尾根を歩きたいな
やっぱり、黄葉の時期でしょうね~
夏はブッシュも濃くて元気が良すぎるーー;
コメント (2)
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誘われて、久住-1日目

2011-08-21 | 山歩き
2011/08/13(Sat)~08/14(Sun)・・・・・・単独行
1日目:沢水~佐渡ヶ窪~鉾立峠~立中山~段原~大船山・北大船山~平治本峰・南峰~坊がつる(テン泊)

 よし! 久住を駆け回るぞオ~
 罰当たりにもお盆の最中、テントを担いで久住に出かけた。

 延岡05:35に発つ、05:41靴を取りに戻る、05:51再スタート、国10号ガラガラ♪
06:10国10号⇒国326号へ、06:42三重から国502号から沢水キャンプ場へ、
07:30キャンプ場/登山口分岐左折~07:33沢水の大船山登山口に着く
2日分の食料・テント・シュラフ等など、15kgの荷物を背負って07:48沢水登山口を出発
振り返る!駐車場には他に車ナシ、『車上荒しにご用心!!』の看板がむなしく映った。
コンクリート道をスローペースで『くたみ別れ』に向かう、途中『キツネノカミソリ』が沢山咲いていた。
08:05くたみ別れに到着し左折して、杉林を鍋割り峠に向かう(直進=大船山南尾根)
鳴子山の直登ルート入り口に賑やかなテープが沢山付けられていた。
08:25鍋割坂、お天道様の直射はないが無風で蒸し暑い、08:45釈迦像に迎えられて鍋割り峠に着く
峠から一気に下って、08:47佐渡ヶ窪に降りて大船山、白口岳を見上げると頂はガスの中  
佐渡ヶ窪はマンサクの花に誘われてくるが、夏の時期は生い茂ったススキで腰下がビショビショになる。
08:55窪地を縫うように横切って抜け、小木の林を緩やかに登り09:05鉾立峠に到着する。
三股山は青空に全身を写すが、白口岳は時折顔を見せるだけでほとんど白いベールに包まれてた
小休止の後、09:20立中山に向かう、山頂のすぐ手前で本日始めて登山者に出会った。
09:35ススキの草原の立中山に到着、最近は訪れる登山者も増えたが、久住連山の中では
マイナーな山だが、私はこの立中山から見る大船山、三股山、白口岳の眺めが気に入っている。
朝露に濡れながらススキの原から小薮へ、09:40鉢窪分岐?(鉢窪~大船山直登?未踏だ!)
坊がつるとの分岐へは薮漕ぎ同然の中腰で苦労しながら歩く、窪地に出るとアセビの林となる。
10:10坊がつる分岐、5合目を通過する頃は気温も上がり汗が噴出す、10:45見晴らしの良い段原に着く
男池からの年配登山者とお話しながら小休止、(なんと!もうマツムシソウの花が咲いていたそうだ)

10:55大船山向けて出発、避難小屋を左に見ながら進むとやがて露岩の急登になるが長くはない
11:10大船山の頂に到着、3人の先客さんが寛いでいた。
久住山や中岳一帯は時々しか姿を見せないで、むしろ遠くの一目山や湧蓋山が良く見えた。
熊本からの若い?夫婦の登山者がと言う、『御池』を案内する事にして東尾根に向う。
崩れ落ちた避難小屋から御池に下る、この御池、訪れるなら真冬の凍結時と紅葉の時期だろう
11:35大船山に戻った後ご夫婦と別れ段原へと向かう、11:45段原、米窪を時計回りに北大船山へ
11:47北大船山、昼食はお預けで大戸越に下る、このルートは?年前ブッシュが厳しくて苦労した
あの頃に比べよく整備され迷うこともなく楽々で、12:15大戸越の広場に下った。
福岡の登山者と俄か友達となり、昼食しながら各地の山情報の交換が出来た♪
12:25、福岡の人と別れ平治岳に向かう、12:45草原の角みたいな岩の平治南峰に着く
足を止めることなく北に緩やかに下って行き、200mほどを登り返し12:50平治本峰に着
偶には自身もカメラに収まろうとポーズなど決めていると、俄かにお空が騒々しくなる
雷ゴロゴロと同時に、ザ~っと、ザックカバーがやっとで合羽間に合わず全身ビッショリ --;、
先祖供養のお盆に山行きの罰か?天気の神はちゃんと雨のプレゼントを用意してた様だ

全身濡れ鼠で南峰に戻り、坊がつるの『お花畑?』を見下ろす
咲いてる咲いてる、両手両足使っても数え切れないテントの花が見えた。
13:40大戸越に戻り、荒れて歩きにくい登山道を坊がつる目指して下る。
『1人1石運動』の立て札と小高く詰まれた石、何年か前に運んだ事もありました。
坊がつるが近ずくにつれ、困りましたねえ~とこの後の行動を思案する
中までビショビショの登山靴!テン場は?(マットを持ってこなかったのだ)
明日の天気は?時間はまだタップリあるから、このまま鉾立峠、白口岳・・・下山するか?
考えが纏らないうち、13:55坊がつるに着いてしまった。
ザックを背負ったまま見渡す、草も地面も濡れたない!テン場は雨知らずだったとの事♪
ヨッシャ~とテント設営、夕餉の支度をして改めて周りを見回して愕然!?
色とりどりのテントの群れ、どれも家族連れや山仲間と一緒のグループで愉しそう
回りが愉しそうなだけに、独りの我が身が淋しい・・・・亀の首よろしくテント引篭る。
教訓:坊がつるのテン泊は、独りじゃ淋しいよ誰かと一緒に来るべし!!
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