誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

扇ヶ鼻ミヤマキリシマ偵察行

2024-05-31 | 山歩き

    扇ヶ鼻のミヤマキリシマはどんな? (実歩=5/30-木)

   気になりだしたら、どうにも止らない悪癖の持ち主は、扇ヶ鼻へGoでした。

   ”速報”

   扇ヶ鼻のミヤマキリシマは、4~5日後が見頃を迎えそうです。

   ただし、全体とした葉花が少なく感じました。

   虫害の大きかった樹は、樹勢の回復も遅れいるのか花芽も少なかった。 

   駐車場の確保が出来なきゃ行かんともし難く、AM7:10牧ノ戸峠到着でした。

    AM7:35-軽いストレッチを済ませたら、コンクリ-ト階段道へ向います。

   登山口の入口で、今日のお山歩と花に出逢える感謝を込めて頭を垂れます。

   東屋から由布岳を望むとご機嫌な様子の由布岳でした。

    いきなりですが、沓掛山周辺のミヤマキリシマです。

   虫による食害もないようで良い案配に咲いていると思います。

    しかし、虫害から回復していないのか、花芽が少なくてスカスカです。

     登山道からお隣星生山を見るとピンクに染まって綺麗に見えます。

     星生山南尾根から星生のお臍辺りが特に綺麗に咲いているように見えます。

    さあ~いよいよお花畑と言われる扇ヶ鼻へと向います

     扇ヶ鼻への最初のピーク   

    色付いてはいるが、余りにも疎らな感じで、んんん・・・・・?です。

     樹によって咲き方が大きく違います。

     開花一歩手前ではあるけど、花芽が少ないようですね。

     扇ヶ鼻第2ピークのミヤマキリシマ絶景ポイント到着

    ややや~今年も茶色いミヤマキリシマのお花畑のようです。

     開花が遅いのかと思ったけど、蕾もなく葉も少ない様です。

 

     扇ヶ鼻の山頂間で足を延ばさなくても良かったけど・・・

      扇ヶ鼻から岩井川岳を見降ろすも何時もならピンクに染まり草原も花が見えません。

     ミヤマキリシマの偵察お山歩とは言え、消化不良&テンションどん底

     良い処撮りしながら下山することにしました。

    ピンポイントでは綺麗に咲いているんですがねぇ~  

     私達だけの愛称” オカリナの丘 ”で、山ランチして帰ることにしました。

   来週は、大船山~北大船~平治岳を訪ねてみようと思っています。

     追記

    花が少なく感じたのは、ミヤマキリシマだけでなく、イワカガミ・マイズルソウ・コケモモも

    極端に少なく感じました。

    ドウダンツツジも沓掛山周辺だけで、扇ヶ鼻一体ではほとんど見られませんでした。

    他人の芝生は綺麗?

    大崩ノ辻は、ピンクがたくさん有るように見えました。 

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ミヤマキリシマに誘われて猟師山

2024-05-21 | 山歩き

    猟師山のミヤマキリシマです。(実歩=5/20-月)

     各方面のミヤマキリシマ開花情報は、例年より早めとなっている。

  前日、行縢山のササユリが出遅れだったので、連日の野良仕事で疲れも有るに関わらず

  欲張り亡者となって、くじゅうのミヤマキリシマ花見モード突入です。

   皮切りは、この数年でミヤマキリシマを代表する様になった猟師山です。

   登山口から小灌木帯のミヤマキリシマも開花を始めています。

    短いけど息が切れちゃう急登です。

    急坂を登り切った第一ピークからくじゅう連山を一望

   一旦下ったら、天空への回廊へと向かいます。

   *天空の回廊、勝手に命名してます。

     第2ピーク周辺のミヤマキリシマも咲き始めで例年と同じか?

 

    南峰展望所分岐を見ると猟師山山頂は目前です。

   ただ、周囲の光景に愕然となってしまいます。

   温暖化の影響でしょうか?ノリウツギが一様に立ち枯れになっています。

   登山口から35分、猟師山の山頂に到着です。

  証拠写真撮影もシャッター音と同時にミヤマキリシマ群生地へ

   あれれ~

  もっとピンクに染まっているかと期待したけど5部咲き程度か?

  

   涌蓋山を背景に1ショット

  開花早しの情報でしたが、私の記録(昨年は、5/24)では例年とほぼ一緒の模様です。

   既に満開

    一斉に咲いた姿が見たいですね。

   木によっては、満開も物や固い蕾をいっぱい付けたものと様々ではありました。

   虫は1匹も見かけなかったから、今年は多いに期待が持てそうな姿でした。

   *猟師山は、あと5日くらいが見頃を迎えそうでした。

   山頂を後にして、南峰展望所へ足を運びますか☝

  この急な坂を下るって事は・・・・・今は考えまい❗

   南峰展望所到着

   瀬の本平原から傾山&祖母山の連なりに阿蘇岳が一望です。

  猟師山山頂から10分の距離なので、是非足を延ばされる事をお勧め

  素晴らしい展望の元でランチ予定だってが日陰一切なしの” 天転干し😭 ”に退散でした。

    下山中、スキー場が騒がしいと目をけたら県警ヘリが救助訓練

   救助隊が懸垂下降 ⇒ (応急処置?) ⇒ 負傷者のピックアップとあっと言う間の作業でした。

   ご苦労様です、お世話に成らない様に注意します。

   ミヤマキリシマ第一弾は、ちょっと慌てん坊でした。

   猟師山は虫の被害は全くないようでしたが、平治岳や扇ヶ鼻も復活為て欲しいですね。

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10年ぶりの行縢山とササユリ

2024-05-18 | 山歩き

     めちゃ久し振りでした。(実歩=5/17ー金)

    延岡在住時は、散歩のように登った行縢山でしたが、延岡を離れて10年ぶりでした。

     アクセス中行縢山の全貌を眺めて悦に入り、久し振りなので山に入る前に行縢神社にお参り

    手水舎と思ったら洗い銭場!お賽銭と福銭を清めてお参りしました。

     注連縄を潜って懐かしき行縢山へGo

     スタートから山の神まで石積み登山道が続きます。

    20分ほどで最初の渡渉地点、既に汗が噴き出していて水の涼が気持ちよかった。

    石段をエッサ!エッサ!と登って行くと滝見橋

    左側に行縢の滝、右側は雌岳の垂直の岩壁が聳え立ちます。

   雌岳に続く絶壁の岩肌に” 山の麗人ササユリ ”が揺れてけど遠すぎてよく見えません。

   このあと、何処かで美しい麗人さんに会えることを祈って歩きます。

     行縢の滝への分岐点、名瀑から降り注ぐマイナスイオンは下山時に浴びる事に

    見た目寄りも厳しい登り口数も少なく額を汗が流れ落ち始めます。

     ジグザグにエッチラオッチラ登って行くと、祠のある山ノ神に到着します。

    ここまでが第一段階目の試練の場で、少し下りながら2回目の渡渉~最後の試練が待ち受けます。

  

      水補&エネ補して再スタート、その前に山の神の左奥の絶景ポイントに立ち寄ります。

    目の眩む足元を見下ろすと遥か下に滝見橋、奥に延岡の町並みが小さく見えます。

     *期待した、隠れポイントのササユリには逢えませんでした。

     登山道に戻り小さな流れ、川幅が狭いので梅雨時は渡渉に困ることもありました。

      川を渡ると木の根の張りだした登山道にかわり山歩きの趣が一変します。

     さっ、もう少し踏ん張りましょう❗

    よいしよ、どっこいしょと自分にぱっぱを掛けて歩きます。 

     ね~見て見て~と、後方20mからカミさんが呼び折角登った坂を下ると

    おおお~、レッドアイのギンリョウソウ(絶対にレッドアイであって欲しい!)

    炭窯後や隠し田のある地点に到着、こんなにキツかったかなぁ~?   

   本峰/北岳の按部が見えると山頂までもう一息です。

     ヤッホー、絶景の行縢山のてっぺんに到着しました。

    日向灘の大海原~尾鈴の山並み、後方を振り向き大崩山から桑原山の広大な山を眺めます。

     久しぶりに東西南北を見回すと改めて行縢山の素晴らしさを感じます。

    まだ、肝心のササユリに出会っていません。

     少し崖下コースへ下って覗いて見ましょう☝

     あった~高嶺の麗人ササユリさんが佇んでいました。

    ただ、待ちくたびれちゃったのか、麗人と呼ぶより幽人(🙏)近かった。

                 麗人の実肌には触れられなかっかけど、微かな微香に引き寄せられて・・・

    山頂一帯で見かけたササユリ麗人とササユリ霊人は続編で紹介します。

    後から到着する登山者には申し訳ないけど、山頂に一角で素晴らしい展望に

   登山靴も脱いでドッカと腰を降ろしてランチを戴く事にしました。

   この日の山ランチは、コンビニ予定だったがカミさんが朝早くお目覚めで造ってくれていました。

   ランチを済ませたら、もう一度目の前の光景をしっかり目に焼き付けて下山します。

     

     日本の滝、百選の一つ”行縢の滝”です。

    先日の纏まった雨です量も増えて圧巻、マイナスイオンの水しぶきが襲ってきます。

    4時間50分の懐かしいお山歩を終えて、スタート地点に戻ってきました。

     行縢山834m成れど、高低差700mは侮ってはいけません。

    石段の登山道は階段を登る時は、腰にズシズシ響いてきて疲労が蓄積して

    下りは、膝にビシビシと衝撃が来ますが、登山後は達成感に気持ちよさが倍増です♬

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クマガイソウに誘われて

2024-05-06 | 山歩き

   クマガイソウの自生地へ(実歩=5/5)

  GW中のアウトドアは避けたかったけど、明日の天気予報を見て前倒しでお山へ花鑑賞

 *希少植物=盗掘があるので所在地は伏せます。🙇

  登山口から暫く舗装&荒廃地を歩き、直ぐに気持良い深緑の森に入ります。

 良し悪しは、言えませんが案内テープも随所に見られる様になってきました。

   登山口から30分、クマガイソウの群生地に到着

  突然、絵に描いた様にその一角にだけ出現します。

    いや~これだけ密生して咲くと見事ですね👏

  

   放射状の葉脈が顕著で、茎の頂に1個の大型の袋状の唇弁には紅紫色の網状の脈がある。

   花の形が袋状になっているので、開花すると雨が袋状の中に溜る弱い花です。

   正面~横顔~後ろ向き~花芯

   美人姉妹もいますが、未だに双子姉妹に会ったことはありません。

  ユーモラスで愛い野生の花だと思います。

   

    クマガイソウの花は面白い性質を持っていて、全ての花が一糸乱れず同じ方向を向きます。

   絶滅の危険性が極めて高いと言われているので、大切に見守って上げたいですね。

    帰る前にもう一度振り帰りました。

  その他の出会い 

   ミヤマキリシマは咲き始めで綺麗でした。

   ユキザサもたくさん咲いていたけど、風に揺れて撮影に難儀・・

      アミガサタケ?

     キノコ類は、分別が難しい!

     斑入りのマムシグサ?余り見かけない葉に班が入っていました。

   マムシグサは嫌いな花!、日本に30種類以上有るとか

 

     ホウチャクソウはピンボケ    

 

     ツクシタニギキョウは、老眼鏡を忘れて焦点を合わせられず😁😭 

      

     ギンラン?ユウシュンラン?

    でも、色んな花達に逢えて疲れた老体をすっかり癒やして貰いました。

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古祖母山花見お山歩

2024-04-26 | 山歩き

     古祖母山は花盛り(実歩=4/25、同行者=カミさん)

     お天気の按配でやっと山行が叶い、アケボノツツジ,ミツバツツジ,シャクナゲと

    贅沢な花巡りの古祖母山となりました。

       ヘルメットおじさんが引っ越ししていました。

   尾平越ひむか登山口、平日とは言え9:30広い駐車場に九州7県勢揃いの34台が駐車

      ウオーミングアップには少々傾斜のある登山道を縦走路の尾平越へ

     この一帯のアケボノツツジもミツバツツジ既に終わりでした。

      祖母傾き大縦走路の尾平越、右は本谷山経由で傾山に至ります。

     古祖母山~祖母山は左に進みます。

     早速、ミツバツツジがお出迎えしてくれました。

    あまりの綺麗さに、数步行ったら立ち止まりで進みません。

      次に姿を見せたのは、咲き始めで花色が鮮やかな石楠花の

    良いね🎵良いねぇ~🎵と、登山道から逸れてしまいます。

     コシキまで登って来ましたが、まだ山の舞姫が姿を見せてくれません。

    でも、古祖母山は、山頂までアケボノツツジ帯なので、何処かで舞姫に逢えます。

      そうだ❗白白花ミツバツツジは?

    残念ながら旬は過ぎちゃって、数輪が残っているだけでした。

     さあ~古祖母山一番の辛い登り、展望岩まで永遠に続くかと思われる登りです。

    前を見るのが嫌になったら、後を振り返って・・・樹間から本谷山が望めます。

      展望岩に到着、目の前に建男神社~祖母山へ続く稜線を眺めるのが素晴らしい

     足元を見ると、古祖母山では貴重とも言えるヒカゲツツジが咲いていました。

     数人の登山者とワイワイガヤガヤしていたら、天狗が煩いなぁ~わしは1人で退屈なんじゃと大欠伸

      展望岩場を過ぎてようやく、山の舞姫が登場してくれました。

     でも、登山道から離れた位置で舞姫の姿がよく見えず、やっと1輪だけドアップ撮影

     手で触れられる位置のアケボノツツジは見られぬも、ミツバ,ヒカゲ,アケボノ,シャクナゲと

     逢いたかった花達に逢えて充分満足です。

      仕上げの山頂へ、大岩が立ちはだかりますが、ハサミ岩にしっかり梯子があります。

     梯子を昇ると直ぐに山頂の一角、目の前に素晴らしい展望が広がります。

     展望は後回しにして先ずは山頂に挨拶、久し振りに2人で☝証拠写真でした。

     山頂で昼食を考えたが、空き場所は撮影スポットになっていたので引き上げます。

 

       山頂の一歩手前の絶景ポイントに戻って来ました。

      山頂ではないが素晴らしい絶景を眺めながらランチと思ったら思わぬ褒美が?

      なんと、人を恐れない”シジュウカラ”がやってきてカミさんのザックにちょこん止った。

     カメラを向けてシャッタ一を押したら直ぐ飛び去り、2分後には私の頭にちょこんと

     飛んでいっては戻って来手を数回繰り返し、私達に何かの耕運を運んで来てくれたのかな?

      思わぬサプライズに気分良く山ランチ

     と言っても、ラーメン+オニギリのw炭水化物のダメ出しメニューでした。

     W炭水化物でお腹を満たしたら、もう一度アケボノツツジを観賞しながら下山です。

     登っている時は、頭上だけに注意を払っていて足元の花に気が付かなかった。

     小さな可愛い花は”ワチガイソウ”、右はブルーアイのギンリョウソウです。

     お山歩が出来て、山の花達に会えて、贅沢な1日を過ごすことが出来ました。

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