2018.06.09(土) 今年52回目の山行 天候 曇り後晴れ 単独
[行程]
JR比良駅ーイン谷口ー大山口ー青ガレー金糞峠ー東レ新道ー堂満岳ー西尾根
ー縦走路出合ー南比良峠ー荒川峠ー烏谷山ー葛川越ー比良岳ー木戸峠ー打見山
ー笹平ー蓬莱山ー小女郎峠ー小女郎ケ池ー峠ーホッケ山ー権現山ーズコノバン
ー霊仙山ー取付道路出合ー霊仙口ー栗原ーJR和邇駅
雨は未明に上がるという予報を信じて前夜準備した。
4時過ぎ、起床すると雨は止んでいた。ネットで調べる尻上がりに回復するらしい。
予定通り南比良8山縦走に出かけた。JR比良駅を出ると山はまだ雲を被っていた。
中3日だが何となく体調よろしくない。長丁場の不安が少しよぎった。
旧道に入ると駅で一緒だった40歳ぐらいの二人組に追いつかれ、あっという間に離された。
マイペースでイン谷口から大山口に差し掛かると中年の男女二人に追いついた。ここは先に行かせて貰う。
青ガレに着くと団体で渋滞のようである。少し遅れてスタート、金糞峠の手前でほぼ追いつく。峠では20人位の学生グループが着いたとこらしい。武奈ケ岳に行くだろう。かぜが冷たいのでウインドブレーカーを着る。
堂満分岐からは数年ぶりの東レ新道を登った。堂満岳から縦走路に戻り南比良峠を目指した。
峠の少し手前で年輩のハイカー2人と行き会った。うち一人とは何回か出会ったような気がする。
南比良峠から荒川峠の道は前半急登で苦しい。峠から琵琶湖はぼんやりとしか見えなかった。
25分程で烏谷山三角点に着いた。本来ならば絶好の展望地なのだが今日はぼんやりとして遠望がきかない。
17分で葛川越。そこから16分で比良岳。スタートしてから5時間近く経過しているが、意外に早く着いたので気力を取り戻した。この分なら打見山には12時半頃着く見込みが出て来た。
22分で木戸峠に着いた。ゲレンデ手前にクリンソウの群生地があった。ゲレンデの苦しい登りが待っているが、ひと時癒された。
打見山に着くと観光客で大賑わい。平からのハイカーはまだ見掛けなかった。
汗に濡れた体は風が冷たく着替えるのも面倒なので休息室のひと隅を借りて昼食とした。
昼食を終えた後の蓬莱山の登りは格別に苦しいものだった。22分で蓬莱山三角点に着いた。この時間になるとハイカーの姿もかなり見かけた。
小女郎峠に向かう途中、何人ものハイカーと行き会った。小女郎ケ池は誰もいなくて静寂そのものだった。
小女郎峠では小女郎谷を降りるグループを見送り、縦走路をホッケ山に向かった。
この時間帯になると天気は完全に回復、琵琶湖の青さがきれいだった。
ホッケ山そして権現山に着いた。あとは霊仙山を残すのみである。
権現山からは気力を振り絞り集中して急坂を降りて行った。
ズコノバンで給水して、いよいよ最後の霊仙山に取り付く。この山の登りは最後こそ急坂だが大した事はない。
問題は反対側の急坂の降りにある。薄暗い人工林の激下りは足もとが良く見えず神経を使う。
ズコノバンから霊仙山に登らず林道を下れば1時間程早くJR和邇駅に着けると思うが、ここで軟弱になっては情けないので意地でも登るのだった。
霊仙口から急坂の舗装道路の下りは、何時も右膝が痛むが何故か今日は全く痛まなかった。
今日の行程中、ササユリ5輪を発見、うち2輪は物理的に撮影無理だったが3輪は撮影できた。
所在地は保護のため明らかに出来ないことをお断りしたい。
歩行時間 9時間28分 休息 1時間09分 合計 10時間37分
歩行距離 26.9km 通算 934.9km (+) 30.1km
累積標高差 上り1787m/下り1816m
コースタイム
JR比良駅発 6.59
桜のコバ 7.33
イン谷口 7.37-39
大山口 8.00
青ガレ 8.31-33
金糞峠 9.10-15
堂満分岐 9.25 東レ新道
西尾根出合 9.44
堂満岳 9.52-55
東レ新道分岐 10.03
縦走路出合 10.07
南比良峠 10.21
大橋分岐 10.23
荒川峠 10.40-43
烏谷山 11.07-10 三角点
葛川越 11.27
大岩 11.40
比良岳 11.41-43 道標
木戸峠 12.05
打見山 12.23-13.02 昼食
笹平 13.10
蓬莱山 13.24-25
小女郎峠 13.46
小女郎ケ池 13.49-54
峠 13.58
ホッケ山 14.17-18
権現山 14.40-44
ズコノバン 15.11-14
霊仙山 15.37-40
取付道路出合 16.07-09
霊仙口 16.18
栗原 16.53
JR和邇駅着 17.36
ササユリ
JR比良駅発 6:59 まず金糞峠から堂満岳へ
南比良も雲を被っている
旧道で追いつかれあっという間に置いて行かれた
桜のコバ 7:33
イン谷口 7:37-39
終盤のウツギ
だんだんと濃くなる緑
大山口 8:00
落石多発地帯
隠れ滝はパス
涼しげな流れ
ルンゼ取付
青ガレ 8:31-33
団体が渋滞している模様
少し遅れてスタート 8:33
青ガレ
コアジサイ
踊り場 8:43 上の方で声がする
金糞峠へ
小沢を渡る
金糞峠へ
あと少し
金糞峠 9:10-15 20人位の学生グループが着いたところ
少し離れた所で休息して堂満岳に向かう
琵琶湖は殆ど見えない
ベニドウダン
縦走路を行く
堂満分岐 9:25 数年振りに東レ新道へ
堂満北面のガレ
東レ新道は段差が高い
北面のガレ場
東レ新道
ガレ場
段差キツイ
最後の段差を越えれば
堂満西尾根出合 9:44
ベニドウダン
白花 A
堂満岳 9:52-55 一座目 1057m
ヤマツツジ
西尾根を降る
東レ新道分岐 10:03
急坂を下る
縦走路出合 10:07
縦走路を南比良峠に向かう
ヤマツツジ
縦走路 この辺りで2人のハイカーと出会う
南比良峠へ
南比良峠 10:21
大橋分岐 10:23
荒川峠へ
ヤマツツジ
荒川峠へ
荒川峠 10:40-43
相変わらず琵琶湖はどんよりと
峠をあとにする
見えた烏谷山
打見山はガスっている
烏谷山へ
烏谷山 道標 11:05
烏谷山三等三角点 二座目 1076.7m 11:07-10
釈迦岳と重なる堂満岳
ヤマツツジ
依然として煙るびわ湖バレー
三角点をあとにする
下る
慰霊碑だと思う
ここから比良岳を望むと、あれを登るのかと気が滅入る
振り返る烏谷山
葛川越 11:27
大岩 11:40 途中トレランナー3人と行き会う
比良岳 道標 11:41-43 三座目 1040m
木戸峠へ
空洞木 11:48
変形ブナ
水溜り
崩壊地
木戸峠 12:05
クリンソウの群生地
苦しいゲレンデの登り
打見山 12:23-13:02 四座目 1108m 休息所で昼食
昼食を終え蓬莱山へ
天候は回復琵琶湖の青が美しい
笹平 13:10
食後にはキツイ蓬莱山の登り
蓬莱山一等三角点 13:24-25 五座目 1174m
北の武奈ケ岳方面は天気回復遅れている
縦走路を下り小女郎ケ池へ
縦走路
琵琶湖がきれい
ホッケ山も見える
道標と地蔵 13:32
黄花 B
縦走路
小女郎峠 13:46
小女郎ケ池 13:49-54
タニウツギ
峠に戻る 13:58
小女郎谷と琵琶湖
小女郎ケ池を遠望
ホッケ山が近ずく
白い渚
ベニドウダン
黄花 C
密生するのを掻き分けて
ホッケ山 14:17-18 六座目 1050m
琵琶湖
これから行く権現山と霊仙山
振り返る蓬莱山
ヤマツツジ
権現山へ
権現山 14:40-44 七座目 996m
琵琶湖
これから行く霊仙山
急坂を降る
ヤマツツジ
緩やかになる
ここから林道
樹間に琵琶湖
ズコノバン 15:11-14
霊仙山に取り付く
山頂までに4.5回アップダウンがある
倒木
登り 途中夫婦らしき男女に出会う
最後の登り
急登
霊仙山 15:37-40 八座目 三頭三角点 750.5m
左からホッケ山 蓬莱山 打見山
権現山とホッケ山
琵琶湖
昨秋の台風による倒木
急坂の降り
あと少し
取付道路出合 16:07-09
電波塔
霊仙口 16:18
栗原バス停 16:53
JR和邇駅着 17:36