台風が去った後には晴天にカンカン照りが来るんだねえ。大雨が来ないとほっとする間もなく、今度は熱中症対策に気を付けて。水分補給と塩分補給。梅干しもいいよ。それに冷房の効き過ぎによる冷え対策もね。
雨が当たった後は花びらも茶色く変色してしまうので、花後の手入れも忙しくなる。ゴミ袋を引きずりながら、落ちた花びらを片づけたり、花柄摘みをしたり。高い位置にあるつる薔薇の枝を切るにはどうしても4段ある脚立でなければとえいやっと肩にかけて、さあー、がんばるか。
左手でとげを避けながら!?薔薇の枝を掴み、右手でちょきちょき。青空と薔薇ばかり見ていると足下が危ない。脚立をあちこち移動して残った枝を切ろうと奮闘する。そうやって夢中で作業していたら、近所のおばあちゃんが車椅子に乗っかって近くまで来た。
押しているヘルパーさんが「手入れが大変なんでしょ」と声をかけてくる。ところが彼女は、なんと嫁に行った娘さんだったのだ。昨年あたりからずっと泊まり込み。ときどき家の前にはデイサービスの車が止まっていた。
家庭を持っている場所を聞いたら、ちょっと距離があるところ。旦那さんと息子さんは置いといて!?母親のところへ来て介護しているそうだ。旦那さんもえらいし、娘さんもえらい。そうしようと前から考えていたとのこと。
おばあちゃんに「おいくつになったんですか?」と聞くと娘さんは母親に「いくつになったの?」と答えさせようとしている。最初は「90歳!」という答え。娘さんが「違うでしょ?」と問い返しているが79歳になったそうだ。今は鼻のところにチューブが挿しこまれ、酸素ボンベにつながっている。娘さんは施設にはすぐ入れない方がいいとお母さんと一緒にこれからも頑張るつもりらしい。健気な娘さんには頭が下がる!!