もみさんの一日一冊遊書録( 2011年9月1日 スタート!: メメント・モリ ) ~たゆたえど沈まず~

年とともに人生はクロノロジー(年代記)からパースペクティブ(遠近法)になり、最後は一枚のピクチュア(絵)になる

130923  10月式年遷宮直前の「お伊勢参り」に行って来ました。

2013年09月24日 00時27分41秒 | 日記
9月23日(月)秋分の日:

今日は、家内と一緒にお伊勢参りに行って来た。10月の式年遷宮直前ということもあるのか、外宮・内宮ともにえらい人手で盛り上がっていた! 皇祖神だから二礼二拍手一礼をするなんてことはせず、いつもどおりに二拍手でお参りをしてきた。

式年遷宮直前ということもあって、本来であれば片一方だけに、神殿があり、もう片方は更地になってるはずが、片や古い現役の神殿、片や工事中の新築非公開の神殿の屋根だけの姿が望見されて、新旧2神殿が並び立つ珍しい経験をすることができたと、自宅で感慨に浸っている。

伊勢神宮に行ったのは、うん十年の昔、小学校の修学旅行で二見浦・賢島とのセットで行って以来、二度目である。昔の印象とは随分違っていたが、「古い大木がたくさん有った」という印象だけは、今日再確認できた。そして、外宮(豊受大神宮)よりも、内宮(皇大神宮)の方が、やはりずっと良かった! 

宇治橋を渡り、清冽な五十鈴川で御手洗をし、数百年を経た古木に囲まれた、正宮に合掌し、家内安寧と親族の安寧を祈った。その後、荒祭宮でも合掌、記念に足元の白石を拾い、此の宮も新旧神殿が並び建っているのを確認した。

今回のお伊勢参りで、分かったことの一つは、外宮・内宮ともに正殿だけではなく、別宮の多くも式年遷宮するということ、そして時期はずれるが、総檜造りの108mの宇治橋も20年に一度懸け換えられるということだった。

内宮の門前町の、おはらい町通り、中でもおかげ横丁の盛り上がりは、半端じゃなかった! まるで、連日祭礼が行われていて、人がごった返していて、お伊勢さんってやっぱり、特別な場所なんだ!って素直に納得できた。

お伊勢さんでは、家内と一緒におみくじをできるところを探したが、全くなかった。要するに、お伊勢参りをした日はすべて<吉>であって、おみくじに意味がないというのだ。こんな論理を持つ神社に出会ったのは初めてだった。勿論、門前の店では、干支おみくじが盛んに有ったが、お伊勢さんで、干支おみくじしても、全くのナンセンスである。ここは、お伊勢さんの一本勝ちと言ったところだろう。でも、お伊勢さんのおみくじ、有れば引きたかったなあ…。

その後、二見浦に行って、家内と夫婦岩で記念撮影。俺は、家内を愛してるし、家内も大人気ないひ弱な俺のことを諦めて、俺の保護者になってくれている。これも幸せの一つの形なのだろう。ただ、二見浦の夫婦岩の付近の趣味の悪い観光地化には、「俺が小学校の時もこんなだったのだろうか…?」と少し幻滅した。

まあ、お伊勢参いも「ええじゃないか、ええじゃないか」である。地元の人々も元気になれるのであれば、まあ他国のものがあれこれ言う問題ではない。

それにしても、宇治橋から望見できる鼓ケ岳は、甘南備山なのだろうか…。美しい形をしていると思った…。

それではもう寝ます。おやすみなさいませ。
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