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藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

東海クラブユース選手権2014PPリーグ最終戦 @ゆめりあ多目的

2014年06月08日 18時35分03秒 | 高校サッカー・クラブユース
ゆめりあ多目的にて東海クラブユース選手権を観戦

おさらいをしておくと、東海からの全国切符は3。
清水・磐田・名古屋・JFAアカデミーが総当たりのリーグ戦を行い1位チームが全国大会出場決定。2位は愛知FC、3位はFC岐阜とそれぞれ対戦し勝利した2チームが全国切符を得る。
リーグ戦4位チームはその時点で予選敗退が決定する。

リーグ戦は今日が最終日。ここまでの順位は、磐田6、清水4、JFA1、名古屋0という順位(各個内数字は勝点)
今日の試合は磐田Y対清水Yの1位決定戦と、JFA対名古屋Yの4位決定戦という試合になった。


磐田Y 2ー0 清水Y

得点
前半25分 サイドでボールを受けた10上原が中央に折り返し?からの縦パスを受けた13森下がターンしてシュート
後半9分 10上原がサイドからカットインしながらのシュート


得点には至らなかった決定機
前半13分(清) 11望月のスルーパスに抜け出した12田口のクロスを25西澤が頭で合わせるも枠外
前半28分(磐) 13森下のパスを受けた18山下がシュート打つも3鈴木翔がブロック
前半35分(磐) 18山下からのパスを受けた14津島がシュート放つも枠外
後半15分 (清)9大野のミドルシュートをGKがセーブ
後半17分 (清)11望月のミドルシュートは枠外
後半24分 (磐)ショートパスを10本?位繋ぎ6塩谷がシュートもGK山川ファインセーブ
後半28分 (磐)スルーパスに抜け出した11山本がシュート放つもGK山川がはじく、はじいたこぼれ玉を10上原がつめるも枠外
後半30分 (清)34が抜けだしGKをかわすも、DF32がカバーリングに入りクリア 

シュート数(手元集計)磐田10:清水9


磐田Yスタメン
      1増田
32松下 33森岡 8高部 6塩谷
    10上原 15大西
 14津島       13森下
    23小野原18山下
交代
後半22分 森岡→11山本(32がCB、森下が右SB、山本が2列目左)


清水Yスタメン
      1山川
23鈴木健15村松 3鈴木翔12田口
    6宮本 14森主
 25西澤  28梅村  11望月
      9大野
交代
後半10分 鈴木健→22沼野(梅村が右SB、沼野が2列目)
後半28分 大野→34中野
後半34分 望月→8柴田
後半35分 西澤→18白鳥


感想
磐田Yが清水Y相手に完勝した試合だった。ボール支配率についても6:4で磐田Yが勝っていたと思う。
とにかく磐田Yの良さが目立った試合だった。磐田YはFWと2列目が非常にコンパクト。選手間の距離が短く細かいショートパスを繋いでゴールを狙ってくるサッカー。後半24分に見せた決定機は中盤からショートパスを10本位?繋いでシュートまでいったシーンで今日の磐田Yの良さを象徴する決定機だった。
清水Yは中盤をコンパクトに保つ磐田Yにボールを支配され自慢の中盤が機能せず、FWの9大野にボールが納まるシーンがほとんどなかった。


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名古屋Y 1ー2 JFAアカデミー

得点
前半8分 (J)名古屋DFのクリアが小さくなったところ、10草野がミドルシュート
後半3分 (名)10桜井のパスを受けた7青山のシュート
後半32分 (J)カウンターの流れから13浅見のパスを受けた2浜田のシュート

得点には至らなかった決定機
前半18分 (J)18谷口のクロスを27清水がボレーシュート放つも枠外
前半35分 (名)14池庭からのパスを受けた10桜井がミドルシュート放つもGK似鳥がファインセーブ
後半9分 (名)22吹ケのクロスを10桜井がシュート放つも枠外
後半26分 (J)9加賀山のパスを受けた29延がシュート放つのGKセーブ
後半30分 (名)32梶山、22吹ケ、7青山と細かくつなぎ7青山がシュート放つも枠外
後半38分 (J)10草野のパスを受けた9加賀山がシュート放つもGK小島がファインセーブ

シュート数(手元集計)JFA8:名古屋12


名古屋Yスタメン
      1小島
13高尾 25加藤 2大橋 22吹ケ
    8笹沼 14池庭
 9澤居       10桜井
    23田中 7青山
交代
後半0分 笹沼→12川崎
後半14分 田中→32梶山
後半32分 池庭→14北野(北野が2列目左、桜井がDH)


JFAアカデミースタメン
      1似鳥
16牧野 3宇野 7金城 5堀
    39飛鷹 36服部
 27清水       18谷口
    29延  10草野
交代
後半0分 清水→9加賀山
後半0分 服部→13浅見
後半29分 延→2浜田
後半32分 飛鷹→8瀬川
後半40分 堀→17吉田


感想
JFAアカデミー(以下福島)が名古屋Y相手に粘り勝ち。プレミア西でここまで首位の名古屋Yが全国切符を逃しまさかの東海予選敗退が決まった。
ここまで2試合戦って2連敗の名古屋Yは全国大会出場のためには勝たなければいけない試合だったが、そのプレッシャーが選手の焦りに繋がっていたかと感じた試合内容だった。
試合は開始早々に、名古屋Yのクリアボールが小さくなったところを、10草野がミドルシュートを突き刺し福島が先制。引き分けでもOKの福島はこの先制点で一気に楽になった。
その後の試合内容は、終始名古屋Yがボールを支配し攻め込むが、福島の粘り強い守備を崩すことが出来ずなかなか決定機を作れない時間帯が続いた。
それでも名古屋Yは後半の早い時間帯に同点に追いつき、逆転を狙い攻め続けるが福島の守備をなかなか崩せず、逆に後半32分焦りから前掛かりになった裏を突かれ、決定的となる福島に勝ち越し点を与えてしまい試合が決まった。
福島は1似鳥7金城3宇野の3人が非常に集中した守備を見せていた。またこの試合福島のスタメンの内4人が1年生。名古屋Yの中盤を自由にさせなかった4人の1年生の頑張りも注目すべき点だった。
名古屋Yは10桜井を中心に攻め込んだが、前半から中盤でのパスミスが目立った。


この結果、来週土曜日に清水Yは愛知FC、福島はFC岐阜とゆめりあで試合を行い、勝った方が残り2枠のクラブユース選手権(アディダス杯)の出場権を獲得する。