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藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

選手権予選準決勝について

2011年11月19日 14時06分29秒 | 高校サッカー・クラブユース
明日はエコパで選手権予選準決勝。

私は準決勝・決勝ともに都合が悪く現地に観戦に行けません。TVの録画観戦になると思います。
そんな訳で、このブログでの準決勝・決勝の試合レポートはありませんのであしからず。

清商-明誠
チーム力を単純に比較した場合、清商の方がやや上だと思う。
清商の不安要素は、この試合が大会初戦になるということ。試合の入り方が非常に難しい試合になる。
清商はたぶん中盤を省略して、ボールを取ったらどんどん前線の4人(風間・佐野・遠藤・中田)にボールを放り込んでくるのではないかと思う。新人戦はそれでうまくいっていたし、故障で離脱していた中田が戻ってきたのも大きい。
明誠は、DF向田が大学受験で欠場となるのが非常に痛い。DFラインは開誠館戦のままで中盤のところには小林を入れてくるのではないかと思う。
勝手な試合予想をすると、前線と中盤が間延びすれば清商有利、前線と中盤がコンパクトになれば明誠有利の試合になると思う。明誠はコンパクトにするためにも3トップがどれだけ運動量を増やして中盤の守備の負担を軽くし素早く攻守の切り替えができるかがカギになると思う。

静学-藤枝東
静学には珍しく、怪我人情報がない。故障者無しで大会初戦を迎えることが出来そうだ。不安要素はやはり清商同様大会初戦ということで試合の入り方。そしてエコパの芝の状態も気になる。
藤枝東は田中が大学受験で欠場、さらに荒木が肩の脱臼を再発させ調整中、ベストメンバーを組むのは厳しい状態だが、代わりに出てくることが予想される2年生の宮永と大石はともに独特のリズムを持っているドリブラー、中盤でパス出し役を担う渡辺と白井の2人が、この大石・宮永の2人をうまく扱えば戦力がダウンすることはないだろう。
藤枝東の吉野監督の采配やこれまでのコメントから考えるに、引いて守ってカウンター狙いの静学対策をとってくることはないと思う。あくまで藤枝東伝統のサイド攻撃を起点にしたパスサッカーをやってくると思う。
この試合の見所は、静学は柴田・秋山・渡辺、藤枝東は渡辺・白井といった中盤の選手達どちらのチームの方が前を向いてボールをさばけるかが見所。
総体決勝は、静学の中盤でのプレスが藤枝東の中盤を制圧し、藤枝東のパス出し役だった渡辺に前を向かせなかった。