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プレミアイースト10節 @藤枝総合

2011年09月11日 15時24分07秒 | 高校サッカー・クラブユース
藤枝総合にてプレミアイーストを観戦

静学 2ー2 三菱養和

得点
前半15分 (三)静学CK後のカウンター、8北出から11川上亮への縦パス裏に抜け出した11川上亮のシュート
後半37分 (三)木本のドリブルを奪われカウンター、11川上亮のゴール
後半41分 (静)5伊東のクロスを4木本が中で合わせる
後半45分 (静)24米本がゴール前に放り込んだボールを、ゴール前のゴチャゴチャした中で8秋山がつめる

静学スタメン
     1福島
25吉田 4木本 22望月遙20伊藤
     8秋山
  23望月瞬  13柴田
     10渡辺       
    14山本真28深瀬
交代
前半途中から秋山と柴田がポディションチェンジ
後半14分 望月瞬→7長谷川(長谷川がトップ下、秋山がSH)
後半17分 山本真→24米本
後半29分 吉田→5伊東


三菱養和スタメン
     18永井
28山内 5富田 26飯泉 3佐々木
    28山内 10川崎
 11川上亮      6川上拓
    8北出 29黒木
交代
後半26分 黒木→22木村
後半26分 山内→25秋本
後半45分 木村→15中崎


感想
静学が2点リードされた状態から、終了間際に2得点して何とか引き分けた試合だった。
前半20分までは養和ペース。養和は4月に戦った時の出来とは大きく違っていた。
4月は球際で全く戦えていなかったが、今日の養和は球際での競り合いでしっかり体を当てていた。
前半20分くらいから静学が中盤でのプレスを激しくしたことで、前半20分以降は一方的な静学ペースになった。
後半は前半ハイペースだったプレスの影響で静学の運動量が落ち、養和を圧倒できなくなった。
終了間際、静学が前掛かりになったところにカウンターを受け2失点目。
静学の負けかと思われたが、木本を前線に上げ最後の猛攻で連続得点を奪うことに成功し同点で試合を終えた。

静学にとっては課題の多い試合になった。
カウンターから2失点したが、過去に何度も見てきた静学らしい失点。
先制されたことで前掛かりになる分、普段以上にリスク管理をするべきだったが徹底できなかった。
攻撃に関しては、決定力不足というここまでずっと抱えてきた課題をまたさらけ出す形になった。
特に攻撃時、ゴールから逆算した時に不必要なひと手間が多い。そのひと手間入れている間にシュートコースが無くなる、パスコースが無くなる、スペースが無くなるというシーンが非常に多い。
今日は秋山が先発し、長谷川、伊東も復帰した。どこからでも攻められる陣容だったが、逆にどこから攻めるか選手間の意思の統一であったり、役割分担がハッキリ見えてこなかった。
養和の守備は後半20分くらいから、いっぱいいっぱいの状態だった。主将の5富田は思い通りにならず前半からかなりイラだっていた。だが静学選手たちが焦ることで攻め方が単調になり、大分養和守備陣を助けていた。
最後にダムが決壊したように連続失点したのは、静学の木本が前線に上がってきたことによる圧力を受けきれなくなったからだと思う。ボクシングに例えるなら立っているのがやっと、一押しすれば倒れる状態だった。
だが、静学はリードされている焦りから、流れを読むことも、相手の状態を見極めることはできなかった。
頭の中はボールを持った後どう攻めるかということばかり。自分たちが何をしたら相手にとって一番嫌なのか考える余裕がなかった。

養和プロ注目のサイドアタッカー7田鍋、あと2川田が不出場だった。怪我か?また1年生FW22木村もベンチスタートだった。
8北出10川崎11川上亮といった中心選手はさすがに高い技術を持っていた。

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