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藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

W杯最終予選 オーストラリア戦H

2017年08月31日 21時23分17秒 | A代表
日本 1-0 オーストラリア

得点
前半39分 長友のクロスを浅野が合わせる。
後半37分 原口がボールをおさめ、井手口のドリブルシュート

日本のサッカーは典型的なハリルサッカー。ハリルサッカーとは中盤の3人がしっかり守備をしてボールを奪い、素早く前線の3人にボールをつなぐ攻守の切り替えが早いサッカー。数年前まで加藤暁秀がやっていたキック&ラッシュの質を高めたサッカーと言っても良い。最近の日本で主流の中盤からパスをつなぐサッカーではない。
日本は前半から狙い通り中盤からしっかり引いて中盤でボールを狩り獲り素早く前線の3人にボールをつなぐことが出来ていた。
後半は無理に攻めることなくしっかりリードを守ることを最優先した結果最優先の戦い方。見ていて面白い内容の試合ではなかったが、手堅い試合でキッチリ結果を残した。
ボランチ3人がハードワークしてボールを奪い、FWの3人にボールをあずける。戦い方は非常にシンプルだが、それゆえ相手がどう攻めて来ようが対応能力が高い戦い方。
ボールを支配してパスをつなぎながら2点目を奪いにいかない戦い方には賛否両論あると思うが、これが「ハリルサッカー」。イタリア代表の1-0で勝つ美学のようなもの。

川島:GKに見せ場なく完封は何より
長友:攻め上がりは少なくらしさは無かったが、アシストで決定的な仕事。
吉田:大柄な選手の多い相手に、しっかり防波堤の役割果たした。
昌子:前半やや不安定なプレー見られたが、後半は吉田としっかり防波堤を形成。
酒井宏:積極的に攻め上がるも浅野と呼吸合わず。
長谷部:運動量少なくボールロスト多い。それでもチームに欠かせない精神的支柱。
井手口:「ハリルの申し子」と言って良いハードワークを見せた。最後に試合を決めるゴールで結果も残した。
山口:守備面ではしっかり中盤を締めたが、攻撃では存在感出せず。
乾 :積極的にボールに絡むも仕事できず。守備は空回り。
浅野:素早い攻守の切り替えの戦い方はスピードのある浅野の特徴が活きる。
大迫:見事なポストプレーで浅野、乾の特徴を引き出した。
原口:キッチリサイドでハードワーク、決定機に絡んだ。
岡崎:時間短く評価無し。
久保:時間短く評価無し。

最後に、解説者の松木氏が久しぶりに良い事を言った。
井手口の2点目のシーンが会場オーロラビジョンに映し出されて、会場が歓声で盛り上がった時に、
「ずっとこのシーンを映し出していれば良いんだよ」
誰も思いつかないことで前例も無い事だけれど、まさにその通りで、ホームなんだからそのくらいやって良いと思う。
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