Rhythm Technique Fightingspirits

藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

藤枝明誠苦戦中

2017年07月09日 17時11分36秒 | その他
藤枝明誠が今季苦戦している。
プリンスリーグでは未だ未勝利で先日の名古屋Y戦では0-11という大敗を喫した。

巷からは「去年は強かったのにどうして?」「何が起こった?」などと話題に上がることも多い。
そんな明誠に対する個人的見解。

まず昨年の明誠は非常に強かった。
結果こそ選手権全国大会初戦敗退だが、明誠の攻撃力は間違いなく全国屈指だった。
初戦で負けた東海大仰星の守備を個の力でこじ開けたのは、選手権大会を通じて明誠だけだった。
去年の明誠の攻撃陣は丹羽、山田、遠野だけでも十分強力だったのに、藤本という「反則キャラ」が加わり手が付けられない状態になっていた。
静学も選手権予選の準決勝で明誠に敗れたが、去年の静学DFはDF選手の個々の能力で言えば過去10年で最高と言って良い顔ぶれだった。その守備陣を崩しての明誠勝利。特に静学CBの尾崎対明誠FWの藤本の戦いは非常に見ごたえがあった。尾崎は将来的にプロはもちろん海外でプレーできるだけのポテンシャルの持ち主だが、その尾崎相手に藤本が完全に競り勝っての明誠勝利であり、「藤本あっぱれ」と言うしかない内容だった。

そんな明誠が今年は苦しんでいる。
その理由を簡単に解説。

理由1:去年に比べたらチーム力は落ちる。
解説 :毎年去年のチーム力を求めたらバチがあたります。去年よりチーム力が落ちて当然。

理由2:無責任な周囲が去年同様の内容を求める。
解説 :選手のほとんどが入れ替わっているのに、去年と同じような内容を求めること自体間違い。
    現場は出来る限りのことをやっている。(たぶん)

理由3:選手が自信を無くしてしまっている
解説 :これが一番厄介。
    今年の明誠の選手個々の能力を見たら、そこまでチーム力がガタ落ちするほどではない。
    それなのに今の成績は、本来のチーム力を十分試合で出せていないというのがその理由。
    周りからの過剰な期待というか、勘違いした求めに対する気遣いで、無用なところにエネルギーを注がざるを得ず、本来の力を試合で発揮できない状態だと思う。

まとめ:つまり、「周りがごちゃごちゃ言うな」と言うこと。部活動なんだから健全な青少年の育成が出来ていれば、本来目的は達成されている。



県ユースAリーグ2017 @藤枝東G

2017年07月09日 16時40分55秒 | 高校サッカー・クラブユース
藤枝東Gにて県ユースAリーグを観戦

静学2 0ー1 飛龍

得点
前半8分 静学が中盤底でボールロスト、縦パスに抜けだした10斉木がシュート放つもGK17木佐貫がファインセーブ、こぼれ玉を13高野がつめる

得点には至らなかった決定機
後半6分 (飛)静学が中盤でボールロストしたところから、縦パスに抜けだした10斉木がGK1対1でシュート放つもGK17木佐貫がファインセーブ
後半23分 (静)クロスを9戸塚が落とし13新村がミドルシュート放つがGK17稲葉がファインセーブ
後半45分 (静)13新村のクロスを24村瀬がシュート放つもDFブロック


静学2スタメン
      17木佐貫
15塚田 2清  21三林 5小原
    24村瀬 4小西
 7木村  20横山  14鈴木
      11佐橋
交代
後半9分 鈴木→12大澤功
後半20分 佐橋→9戸塚
後半20分 小原→13新村(新村が右SB、塚田が左SB)

飛龍スタメン
      17稲葉
11野毛 8勝田 4羽田 12蓮池
      6長谷部
    13高野  15須田
 10斉木  2北野  20土屋
交代
後半11分 高野→5山下
後半16分 斉木→18鈴木
後半45分 須田→7横田

感想
飛龍が静学のミスをついて先制。静学はなかなか攻撃の形作れず苦しむが後半徐々に形を作り攻め込むシーン増えるが、飛龍が1点をしっかり守りきり1ー0で飛龍が勝利した。
静学は前半はパスミスが多く前線までボールがつながらないシーンが目立った。後半は引いた相手に攻め込むシーンが増えたが最前線に入っていく選手が少なく相手ブロックの周りで回して得点機会をうかがうシーンが目立ち攻撃に迫力がなかった。
飛龍は10斉木が体の強さを見せ静学DF相手の競り合いにほぼ完勝。前線で効いていた。代わって入った18鈴木効果的に動き回り前線を活性化させていた。