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藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

プリンスリーグ東海2016 @産業大G他

2016年07月09日 18時19分14秒 | 高校サッカー・クラブユース
静岡産業大Gにてプリンスリーグ東海を観戦

静学 3ー3 桜が丘 ※後半のみ観戦

得点
※前半終了時点で2ー2
後半15分 (桜)15松下のクロスが水野浮いたピッチでボールが止まり、9水野がつめる
後半45分 (静)後方からの縦パスに抜けだした9福原のシュート

静学スタメン
      1山ノ井
  4嶋  20岡野 5天本
    10若山 14清水
11白川         21星野
    7渡井 12戸田
      9福原
交代
後半12分 白川→2坂西
後半22分 戸田→8稲葉
後半26分 清水→6島田


桜が丘スタメン
      1川村
3上杉 4高橋 5鈴木晴2八木
    7出水 6山田
 22鈴木友      15松下
    9水野 8白井
交代
後半0分 鈴木友→13坂本

感想
大雨の中で行われた試合。ピッチのいたる所で水が浮きボールコントロールが難しい試合だった。
非常に厳しいピッチコンディションに選手たちは悪戦苦闘。なかなかボールがつながらない中、後半15分にカウンター気味に桜が丘がサイドを崩しクロス、このクロスが水の溜まったゴールエリア内で止まりそれを9水野がつめて桜が丘が勝ち越し点を奪った。その後しばらく各選手ボールが足につかず膠着状態が続いたが、後半25分位から静学が圧力を強め攻め込むがなかなか決定機をつくれない状況が続いた。静学は後半終了間際に決定機を作るなど後一歩の所まで押し込むが決めきれず、このまま試合終了かと思われたラストワンプレーで縦パスに抜けだした9福原が決めて同点に追いつき試合終了。静学が何とか引き分けた試合だった。
静学は今日のような悪いピッチ状態でも、足下でしっかりボールをコントロールして中盤でボールを支配することが理想だが、それが出来るまでのレベルにはなかった。
今日の試合に関しては、ロングボールの蹴り合いになったら桜が丘より静学が優位かなと思っていた。その理由は新人戦で対戦したときに静学が桜が丘相手に空中戦で完勝したから。しかし今日の試合について内容は、静学が終盤押し込んだとはいえ、桜が丘の方が良かったと思う。空中戦の競り合いについては静学は決して負けてはいなかったが、水野浮いたピッチで不規則にボールが止まりルーズボールになった時の競り合いでは桜が丘の選手たちの方が闘っていた。今日のような試合ではルーズボールの競り合いが多くなるので、玉際でいかに闘えるかが重要になってくるが、その点においては桜が丘の選手の方が勝っていた。

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明誠 4ー0 東海学園

得点
前半45分 10丹羽のパスを受けた22小林のシュート
後半13分 10丹羽のCKを9遠野が頭で合わせる
後半37分 9遠野がドリブルで抜けだしパス、14藤本が決める
後半41分 7中道のクロスを9遠野がシュート


得点には至らなかった決定機
前半21分 (明)9遠野がドリブルシュート放つがGK1戸松がファインセーブ
後半21分 (明)7中道のCKを14藤本が頭で合わせるがGK1戸松がファインセーブ

明誠スタメン
      1秋山
11西澤 6津野 25草ヶ谷7中道
    10丹羽 5田口
 16鈴木       17上戸
    9遠野 14藤本
交代
前半35分 鈴木→22小林
後半25分 草ヶ谷→3松浦
後半32分 上戸→13西村
後半36分 田口→23石山
後半38分 西澤→20片平


東海学園スタメン
      1戸松
24稲目 13バエッサ6花下15小原
    
7中西 14柴田 5鶴田 8神藤

    11細川 10伊藤
交代
後半16分 中西→22岩木
後半22分 細川→20加藤
後半22分 稲目→2佐々木
後半39分 小原→23宮前

感想
午前中の大雨は止み、曇り空の中で行われた試合。ピッチ状態については前半は所々水が浮いている箇所があったが、後半開始時点ではプレーに全く影響がないくらいピッチ上の水は引いていた。
試合は明誠が試合を優位に進めるが、なかなか攻めきれない時間帯が続いた。明誠は後方からボールをつなごうとするが、DFラインのパス交換でのパスミスや連携ミスが目立ち、DFラインのボールロストから相手に決定機を与えそうになるシーンが目立った。東海学園のツメが甘く事なきをえたが怪我人が出ているDFラインは安定感を欠いていた。試合は、後半終盤にに東海学園の体力と集中力が切れて明誠が連続得点。4ー0で明誠が勝利した。
東海学園は非常に若いチーム。今日の試合では1年生が6人出場していた。(内スタメン4人)東海学園の1年生は体格も良く将来的に可能性のある素材だったと思う。スタメンに3年生は3人だけで、東海学園は来年以降を見据えたチーム作りかなと感じた。
明誠は、若い東海学園相手に攻め倦ねながらも、最後は連続得点で突き放して勝利。前線まで良い形でボールがつながれば持ち前の攻撃力を生かした攻撃を繰り出せるが、後方からの組み立てが不安定。その件に関する課題は新人戦の頃からのまま。今日の試合は相手のレベルのこともあり参考にはならず、前半の相手の足が動いている状態でのデキを見た限り、春先からの進歩は感じられい試合だった。