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藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

新人戦中部地区大会 @島田工業G他

2016年01月30日 16時28分37秒 | 高校サッカー・クラブユース
島田工業Gにて新人戦中部地区大会を観戦

静学 2ー2(PK3ー1)明誠

得点
前半27分 (静)18堤のクロスを9福原が頭で合わせる
前半40分 (明)11西澤のドリブルシュート
後半26分 (明)18西村のクロスを14津野が決める
後半27分 (静)23渡井のドリブルからのパスを受けた11白井のクロスを5島田が決める

得点には至らなかった決定機
前半10分 (静)18堤のクロスを9福原が頭で合わせるがオフサイドの判定
前半38分 (静)8稲葉がエリア内でPKゲット、9福原がPK蹴るがGJK1秋山がファインセーブ
後半15分 (静)18堤のクロスを8稲葉が合わせるが枠外

静学スタメン
      1山ノ井
13坂西 16山田 2尾崎 18堤
    10若山 5島田
 12天本       11白川
    9福原 8稲葉
交代
後半10分 天本→23渡井(稲葉の1トップ、福原が2列目、渡井トップ下)
後半28分 稲葉→6洪


明誠スタメン
      1秋山
14津野 4山下 13松浦 25八木
    6田口 10丹羽
 7中道  22山田  11西澤
      9遠野
交代
前半36分 山田→18西村
後半0分 田口→8時久
後半9分 中道→3鈴木(鈴木が右SB、津野がFW)
後半27分 八木→20小林(小林がFW、津野が左SB)

感想
2ー2の同点のまま延長戦なしの即PK戦で、山ノ井の2人連続PKストップにより静学が勝利した。
前半は静学が試合を優位に進めた。明誠は本来トップ下の10丹羽をボランチに下げて後ろから丁寧につなごうとしていたが、静学の前線からの守備がよくハマり、静学が高い位置でボールを奪い攻撃をする時間帯が続いた。前半27分に静学が先制した後も試合を優位に進めて前半終了間際に8稲葉がエリア内で倒されPKを獲得。このPKを決めて前半を2ー0で終えたかったところを、明誠GK1秋山が静学のPKをストップ。そこからのカウンターを11西澤がキレのあるドリブル突破で得点に結びつけ1ー1で前半終了。明誠は前半唯一のシュートを得点に結びつけた。
後半は明誠が後ろからつなぐ意識を弱め、10丹羽を2列目に上げどんどん前線にボールを配給。前半に追いついた勢いと前線の能力の高い個を活かして後半は明誠が流れを引き戻した。後半26分に数少ないシュートシーンを決めて明誠が勝ち越し。その直後に静学が23渡井がドリブルで相手を引きつけたところからの展開を5島田が決めてすかさず同点に追いついた。
明誠は、最終ラインからボールをつないで攻撃を組み立てる事をテーマに今日の試合に臨んでいるように感じたが、なかなかうまくいかなかった様子。前線には9遠野10丹羽11西澤といった能力の高い選手が揃っているので、いかにその前線までボールをうまく運ぶかということが今後もテーマになってきそう。また、1GK秋山のPKストップは見事だった。GKの存在感で接戦に持ち込んだ試合といっても良いと思う。
静学は8稲葉と9福原の2トップ気味のシステムが前半よく効いていた。2トップにすることで2列目が渋滞することがなくなり、ボールの受け渡しがだいぶスムーズになっていたし、前線に2人いることで1トップにかかる負担が減っていたし、2列目の渋滞がなくなることで、11白川や12天本の2列目の選手が仕掛けるスペースが生まれていた。2失点した守備は要所を抑えることが出来なかった。ボールを支配し試合のペースを握っていても明誠の前線の選手の個の能力はかなりのもの。それをピンポイントで抑えることが出来ていなかった。


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翔洋 6ー0 静清 前半15分から観戦

得点
前半20分 11田向のドリブルシュート
前半21分 7鈴木のシュート
前半28分 11田向がエリア内でPKゲット、2中矢がPK決める
後半25分 カウンターから11田向のドリブルシュート
後半27分 カウンターから7鈴木のクロスを11田向が決める
後半40分 CKを4松田が折り返し23前田が決める

翔洋スタメン
      1福島
19吉田 4松田 3古谷 13平本
    10浦田 2中矢
 7鈴木  9深見  8増田
      11田向
交代
後半18分 深見→5堤
後半29分 鈴木→23前田
後半30分 田向→14鈴木

静清スタメン
      1石川
2渡辺 12菊地 3中山 13絹村
    10古田 14富永
 7高橋       11蒔田
    8村松 9北堀
交代
後半5分 富永→6吉田
後半29分 石川→21山田
後半38分 山田が一発レッドで退場 交代GK無く12菊地がGKに入る

感想
県大会出場権をかけた大一番。先週藤枝東を後一歩のところまで追いつめた静清と翔洋との対戦。
接戦になることが予想された試合だったが、予想外の大差で翔洋が勝利した。
静清は良かったときのハードワークが今日の試合では感じられず、失点のほとんどが集中を欠いた守備からだった。
翔洋は前線の11田向のスピードが活きていた。後半も前がかりになった静清DFの裏のスペースをうまく使い得点を重ねていた。また翔洋は2中矢をボランチで起用していた。本来右SBの世代別代表候補選手であるが、今日の試合は中盤の底で存在感を発揮。ルーズボールを拾い攻撃の起点として存在感を発揮していた。