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藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

今が寒さのピーク

2016年01月24日 23時16分56秒 | その他
非常に寒かった今日の新人戦観戦。
毎年現地で観戦していると、気候的に一年で一番暑い試合と一番寒い試合はだいたいいつも同じ時期の同じ会場という事が多い。
一番暑いのは、7月上下旬に群馬県で行われるクラブチームの夏の全国大会のクラブユース選手権。38度の中で炎天下に晒されながらの観戦になる試合も珍しくない。
一番寒いのは、1月下旬の新人戦中部地区大会。2月の県大会になると徐々に暖かくなっていき、2月下旬の決勝戦では春の訪れを感じるくらいの違いがある。
1月下旬の中部地区大会で特に寒いのが明誠G会場。まことしやかに囁かれている「新幹線が風を運んでくる」という噂があながち嘘に聞こえないくらい風邪が強いのが特徴。同じ藤枝市の藤枝東Gと比べると、なぜこんなにも風邪の強さが違うのか?といつも疑問に思う。また観客席が校舎の影に入り日影となるのも体感温度を下げる要因の一つ。
今日の明誠グラウンドは、まさに今季一番の極寒という言葉が当てはまる体感温度だった。

なお、明誠グラウンドは会場係の明誠サッカー部員の対応が素晴らしい会場で、自分が知っている限り県中部地区の学校グラウンド会場で1番の対応をしている会場である。体感温度の低さだけではなく、サッカー部員の観客に対するおもてなしの暖かさも明誠Gの大きな特徴であることはお伝えしておきたい。

新人戦中部地区大会 決勝トーナメント2回戦

2016年01月24日 17時58分17秒 | 高校サッカー・クラブユース
新人戦中部地区大会 決勝トーナメント2回戦を観戦

藤枝東 2ー1 静清

得点
後半18分 (静)10古田の左からのクロスを9北堀がシュート
後半35分 (藤)9岩田がエリア内ドリブルで仕掛けPKゲット、10曽根がP決める
後半36分 (藤)カウンターから、10曽根のパスを9岩田が決める

得点には至らなかった決定機
前半11分 (静)8村松からのパスを受けた11蒔田が左サイドえぐりクロス7高橋がシュート放つが枠外
前半16分 (藤)7井出からのパスを受けた8若尾がシュート放つがGK1石川がファインセーブ
後半12分 (静)ゴール前混戦の中から8村松がシュート放つが枠外
後半20分 (藤)9岩田が縦パスを受けて振り向きざまシュート放つが枠外
後半33分 (藤)左からのクロスを9岩田が頭で合わせるが枠外


藤枝東スタメン
      1細川
12友原 9岩田 3村松 16石原
    8若尾 6山口
 7井出  4加藤  11増田
      10曽根
交代
後半0分 加藤がCB、岩田がFW、曽根が2列目右、井出がトップ下にポディションチェンジ
後半20分位 若尾→14藤森
後半20分位 増田→19後藤

静清スタメン
      1石川
2渡辺 12菊地 3中山 5石野
    10古田 14富永
 7高橋       11蒔田
    8村松 9北堀
交代
後半5分 石野→13絹村※負傷交代(絹村がFW、北堀が2列目左、蒔田が左SB)

感想
藤枝東が苦戦しながらも何とか勝利した試合。
モチベーションとチーム完成度の差が大きく出た試合だった。
藤枝東は全国大会が終わり、新チームになってまだ2,3週間で新チーム初の公式戦。
対する静清は昨秋からチーム作りを進めてきた中で迎えた、新人戦の県大会出場がかかった大一番の試合。
手さぐり感のある藤枝東に対して、この時のために準備を進めてきた静清がぶつかった試合という状態。
試合内容はどちらかといえば静清ペースの時間の方が長かったと思う。前半は6:4で静清ペース。後半はほぼ互角といった感じ。
静清はペースを握るもフィニッシュの所で迫力を欠き、先制はしたものの決定的な追加点を奪うようなシュートシーンをなかなか作ることが出来なかった。
対する藤枝東は、昨シーズンのレギュラーでDFの中心だった久松が不出場。他にも尾崎と秋田も不出場。昨シーズン攻撃的SBとして活躍した9岩田がCBに入っていた。
後半からは岩田を前線に上げて4加藤を最終ラインに下げるなど、まだまだチームが固まっていない様子が感じられた。それでも前線に上がった9岩田が存在感を出して逆転勝利に貢献した。
昨年のレギュラーが多数残る藤枝東は、間違いなく今季は静岡の優勝候補の1つ。全く固まっていないチーム状態ながら、中盤の若尾、井出、曽根あたりが見せた連携は非常にポテンシャルの高いものだった。
静清は、惜しくも今日の試合での県大会出場権獲得を逃したが、藤枝東相手に主導権を握るなど十分戦えていた内容だった。試合終了後に応援席にあいさつに来た選手達の表情は全く悲観的でなく、やれる手ごたえを感じたかのような充実したものだった。各ポディションで穴のないアベレージの高いチームだったと感じたが、特に11蒔田のサイドをえぐるドリブル突破は目に付いた。



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清水東 ー 静岡城南 ※前半20分まで観戦

得点
前半13分 (清)?のスルーパスを受けた10中澤がGK1対1を決める

清水東スタメン
      1赤堀
2上原 3戸刈 6柿野 5糸永
    15山崎 7勝俣
 9鹿島       8
    11沼野 10中澤
交代

静岡城南スタメン ※メンバー表確認せず
   1
3 8 15 14
  11 6
 7   5
  4 10
交代


感想
出場選手の確認だけ。特になし。


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藤枝東Gから明誠Gへ移動

桜が丘 2ー1 静岡東 ※前半30分から観戦

得点
※前半30分時点で1ー1
後半31分 左からのクロスを10大屋が落とし6山田がシュート

桜が丘スタメン
      1杉山
3阿部 4高橋 5鈴木 2八木
    6山田 7出水
 11神戸       20松下
    8白井 13平野
交代
後半12分 白井→9水野
後半21分 平野→10大屋

静岡東スタメン
      21南條
6清水 3西田 5関口 4松下
    14大石 10浅野
 7山本  8沼上  11富山
      9名雪
交代
後半34分 大石→15大畑(大畑が右SB、清水がDH)


感想
前半途中からの観戦。桜が丘がボール支配するも静岡東の頑張りが目立つ拮抗した試合展開。
途中出場の10大屋の頑張りから桜が丘が勝ち越し点を奪い勝利した試合。
桜が丘は例年に比べると大柄な選手が少なく、前線は皆小柄なテクニシャンタイプが揃っている。エスパJYや磐田JYの出身の選手が多く小柄ながらもスピードとテクニックに優れた選手が多く、今後どのようにチームが成長していくのか楽しみなチームに感じられた。
静岡東は前線に破壊力のある選手が多く、今日の試合では8沼上の1人で打開するシーンが見ごたえがあった。