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藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

リオ五輪最終予選 準々決勝

2016年01月23日 01時00分31秒 | オリンピック代表
リオ五輪アジア最終予選

日本 3-0 イラン

得点
延長前半6分 12室屋の左足クロスを14豊川が頭で合わせる
延長後半4分 10中島のミドルシュート
延長後半5分 10中島のドリブルシュート


日本スタメン
      1櫛引
12室屋 4岩波 5植田 15亀川
    3遠藤 7原川
 21矢島       10中島
    11久保 20オナイウ
交代
後半37分 久保→16浅野
後半42分 矢島→14豊川
延長後半7分 遠藤→8大島

感想
一発勝負の決勝トーナメント初戦。さすがに両チームともに堅い立ち上がり。
後半になればもっと試合が動くかと思っていたが、後半も非常に堅い戦い方。じっくり慎重に戦い過ぎて、逆に流れを悪くしているように見えた。
2-0で勝てるチーム力さの試合でも、2点目を取りにいかずに1-0の1点リードを守り切ろうとする今大会の手倉森監督の采配を象徴するような試合内容となった。
我慢比べの持久戦に持ち込んだ試合は、最後は我慢して我慢して、堰が切れるのを待って勝負を決めた。
これまで連続してこういう緊迫したアジア最終予選の試合で負け続けてきた世代別代表だったが、今大会での初戦の北朝鮮戦やこの試合のような堅い試合を勝ち切れる一番大きな要因は日本の両CBの4岩波と5植田の存在だろう。パワープレーが実質的に絶滅し屈強なCBが出てきづらい状態となった今の日本サッカー界において10年に1人といえるCBの逸材が2人同時に出たという奇跡がU-17W杯ベスト8という結果に続き、また日本サッカー界に大きな功績を残そうとしている。