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藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

プレミアイースト2012 @SSAP

2012年05月13日 15時51分19秒 | 高校サッカー・クラブユース
SSAPにてプレミアイースト第6節を観戦

今日の札幌市の予想最高気温は16℃だったが、風が非常に強く寒さに耐えながらの観戦になった。
自分は2月の新人戦の時の防寒で試合観戦に臨んだが、それでちょうど良い位だった。

静学 0ー2 札幌Y

得点
前半6分 左サイドからの展開、9下田のミドルシュート
後半16分 静学が自陣でボールを奪われてのカウンター、GK1対1を1大杉が防ぐ、そのこぼれを札幌Yがつめるが5伊藤?がライン上でかき出す、さらにそのこぼれ玉を11国分がつめる

静学スタメン
      30大杉
25原田 3望月 5伊藤 16手塚
      10渡辺
9長谷川6大村 8柴田 11木部
      28鈴木
交代
後半0分 原田→7瀧崎(瀧崎が左SB、手塚が右SB)
後半18分 長谷川→15米田
後半28分 大村→12名和
後半35分 鈴木→26須藤
後半35分から以下のとおりシステム変更
   30
16 3 5 7
  10 8
 26 12 15
   11

札幌Yスタメン
      1阿波加
2小野 3永坂 4内山 13井端
    14前   6堀米
 7中原        10神田
    11国分 9下田
交代
なし

感想
静学と札幌Yの選手個々の能力差を見せつけられたような試合だった。
東京VYが個々の技術に特化したチームというなら、札幌Yは選手の動きの早さ・パススピードの速さ・個々の体の強さに特化したチームだと言えると思う。
シュート数は手元の集計で静学1:札幌Y21。
静学は完敗ではあったが、前節の青森山田戦に比べたら良い内容の試合をやっていたと思う。相手に押し込まれながらも、しっかりと粘り強く対応する事が出来ていた。
相手のレベルを考慮すれば、次につながる試合をしていたと言える内容だった。 

静学は、4バックシステムに戻し、1ボランチで10渡辺を起用した。またGKには1年生の30大杉が初出場、1トップは28鈴木が新人戦以来久々の出場となった。
この試合は30大杉、3望月、5伊藤、10渡辺が粘り強く札幌Yの攻撃の対応をしていた事が印象的だった。
ただボールを奪ってからの攻撃に関しては、選手間の距離が遠くパスがうまくつながらずほとんどシュートまで行く形を作ることが出来なかった。
特に10渡辺から8柴田6大村までの距離が長く、10渡辺から中盤でうまくつないでいく形を作ることが出来ず、間延びした前線に放り込むだけの形が多かった。

札幌YはU-17W杯で日本代表メンバーだったボランチの5深井が怪我で長期離脱中。そのため、本来左SBでU-17日本代表候補だった6堀米がボランチに入る布陣となっている。
9下田のパワー、10神田の技術、6堀米のバランス感覚はさすがにハイレベルだった。この試合での札幌Yの課題といえば、2点しか決める事が出来なかった決定不足ということになると思う。