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藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

プレミアイースト2012第4節 @静学G

2012年05月03日 16時01分22秒 | 高校サッカー・クラブユース
静学Gにてプレミアイーストを観戦

静学 0-4 東京VY

得点
前半14分 10中島のFK直接
前半28分 10中島のFK直接
後半38分 5楠美からのフィードボールに抜け出した10中島が決める
後半45分 13布施からのパスを受けた10中島が決める

静学スタメン
      17土屋
  5伊藤 3望月 4西原
    8柴田 6大村颯
9長谷川        7瀧崎
      10渡辺
    11木部 14深瀬
交代
後半13分 深瀬→15米田
後半18分 木部→12名和
後半40分 瀧崎→24大村峻


東京VYスタメン
      1ポープ
  4吉野 5楠美 3畠中
    14山口 10中島
7安西         19品田
  11前田 15菅嶋 9高木
交代
後半26分 高木→13布施(布施がDH、中島がFW)
後半33分 山口→2宮地(宮地がDF、楠美がDH)
後半45分 品田→16三浦俊
後半45分 ポープ→12三浦和

感想
東京VYが地力の差を見せ完勝した。
この試合は両チームとも3バックで試合に臨んできた。3バックのチーム同士の対戦を見たのは記憶に無いくらい久しぶりだった。
東京VYは本来中盤の5楠美を3バックの真ん中で起用してきた。最終ラインからつないでゲームを作ろうというイメージが伝わってきた。
今日の試合で静学と東京VYの間にあった差で最も大きかったものは、DFラインの展開力の差だったと思う。
両チームとも、システムもやろうとしているサッカーの内容もほとんど同じだったこの試合、3バック同士ということで中盤が混雑した試合の中で、最終ラインからの展開力の差が試合に少なからず影響を与えていたように思えた。
静学は前半圧倒的に試合を支配されながらも、前半は粘りの守備で失点はセットプレーのみだったこと、そして後半は互角の試合展開に持ち込み形を作れていた事は良かったと思う。ただ、3失点目で完全に集中力が切れてしまったのは残念だった。
東京VYの個々の能力の高さはさすがの一言。ただ前半の早い時間に2点リードした余裕からか、早いパス回しで崩したにもかかわらず、不要なパスをもう一つつないで決定機で決められないというシーンが目立った。結局、現在プレミアイースト得点王の10中島が1人で4得点叩き出してプレミアイースト得点王へ向けて、静学が大きなアシストをした結果になった。
10中島といえば昨年行われたU-17W杯メンバー、昨年卒業した静学の長谷川竜もこのU-17W杯の最終候補メンバーだったが最後の最後に落選した。この長谷川竜と最後まで登録メンバー争いをしていたのが10中島だった。