Spy OST Part 1 (KBS TVドラマ)(韓国盤) | |
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計画は、スヨンの死、そして工作員を取り逃がすという最悪の結果になりました。
ソヌは、呆然としてしまいました。
そして、現場を離れてしまったのです。
行き先は、ユンジンの部屋。とにかく、一人で落ち着きたかったのかもしれません。
ヘリムは、ギチョルのところに行きました。
ギチョルは、ヘリムを殴りました。ソヌの行動の報告がなされて無かったという事です。
やっぱ、今回の計画を知らせてなかったのね。
最初は、終わってから報告するつもりだった、ギチョルとは関係ない事だと思った・・・と言いわけしていたヘリムですが、ギチョルはそれを信じるわけはありません。
結局、ソヌが心配だったから・・・と本音を語るしかありませんでした。
「ソヌが必要なのは、内部に入る為の道具だからだ。」
ギチョルは、約束通りソヌは自分が抱き込むと言いました。
ヘリムは跪いて頼みました。もう一度チャンスを・・・と。何でも指示に従うから・・・とね。
そしたら、ナイフをヘリムの前に放り投げました。死ねるか?・・・と。
ヘリムは、ためらうことなく、自分の首を刺そうとしました。その覚悟を知り、ギチョルは機会を与えることにしたようです。
一枚の写真を渡しました。ソンチーム長です。
ヘリムは、ギチョルに何の報告もしていないのに、今回の一件がばれたのは、盗聴器が仕掛けられている所為だ・・・と考えました。
でも、自分の車等には、見つかりません。
ウソクは、他にも内部にスパイがいるんだろう…と言いましたが、ヘリムの考えは違いました。
腕が鈍ってる自分や素人のウソクまで使おうとするのは、切羽詰まってる証拠だ・・・と。
その時、気がついたのです。もう一つ仕掛ける場所がある・・・と。
ユンジンの部屋です。
ソヌは、スヨンとの約束の事で頭がいっぱいでした。北朝鮮にいる家族を救うという事です。
で、馴染みの協力者を使って、どーにか助け出そうと考えたのですが、スヨンが死んだ今、家族だって無事でいるかどうか分かりません。既に収容所に送られてる可能性だってあります。
通常の脱北より、ずっと困難なわけです。
だから、協力者も尻込みしました。それに、やるとすれば、相当高価な報酬が必要となる・・・とね。
実際、この協力者は、上層部に付け届けをして車両の違法売買を見逃してもらっていたわけです。その代わりに、様々な便利を図ったり、北朝鮮とのパイプ役をしてきたようで。
でも、ソヌは引きませんでした。
違法商売を摘発すると脅されては、協力者も動かざるを得ませんでした。
国家情報院では、今回の失敗を、ソヌ一人の責任として処理しようとしています。
ソンチーム長も、その線で動いていたのですが、ちょいと気が変わったようです。
と言うのは、暗号解読が困難を極めているからです。
ソヌの父親ウソクが暗号解読のソフト開発に関わっていて、今回のプレゼンで他社に比べて上出来のソフトを発表しているという事を知ったからでしょう。
それまで、ソヌに責任を・・・と匂わせていたのに、何だか風向きが変わったように、監察官に取りなしを頼んでいますよ。
ヒョンテも、ソンチーム長の態度の変化に不審を感じています。
ソヌは、帰宅すると、それまでと変わらない態度です。
ヘリムは、その表情を切なげに見ています。
疲れていることは充分承知です。でも、家族にはそんな素振りも見せない息子が、可哀相で愛しくてならないんでしょう。
家では、それまでと何ら変わらない時間が流れます。
妹のヨンソは受験を控えているのに、勉強に身が入らず、成績も上がってないようです。ウソクは、相変わらず仕事で帰りが遅いです。
ソヌは、うなされるくらいに苦しんでいるけど、家族には一切見せず、ヘリムは、そんな息子の苦しみを知っていても、肩を抱いて慰める事も出来ず・・・。
表向きは、平凡な家族です。
ヘリムは、ユンジンの部屋に忍び込みました。
で、盗聴器を調べるのですが、見つかりません。
ただ、女性の一人暮らしにしては、モノが少ないという事を感じました。
そして、両親とも既に亡くなっていると言っていたのに、隠された携帯には、母親の番号があるのを見つけたのです。
その番号にかけたら、呼び出し音が流れました。
その時、ユンジンが帰宅してきたのに気付いたのです。
隠れる所はありません。
もっと早い時間帯に忍び込みなよ~っと私は言いたい。