キルミー、ヒールミー OST (MBC TVドラマ)(韓国盤) | |
クリエーター情報なし | |
Vitamin Entertainment, Korea |
レビュー一覧は、こちらから。
セギはリジンがドヒョンを愛し始めた事に気づきました。
二人して自分の存在を消そうとしていると思いました。
いくらリジンが、自分にはそんな力は無いと言っても、信じません。
着替えて出て行きました。平和的な共存は無理だ、俺のやり方で制裁する・・・と言って。
「俺の世界を壊されたからあいつの世界も壊す。自分で後始末できず逃げ出したくなるくらい。隠れたまま二度と戻る気に慣れないくらい徹底的に壊してやる。」
リジンには、以前撮った映像を見るよう言い置いて。
“俺の女に手を出したらお前の女が危ないぞ”・・・と言うアレです。
リジンは、慌ててチェヨンの家に向かいました。
チェヨンはギジュンと一緒でした。
ギジュンが帰ったのを見て、セギがチェヨンのところに行きました。
チェヨンは無視しようとしました。でも、セギは強引に部屋に入ったのです。
リジンがチェヨンの家に着いた時、丁度セギが出て来ました。
何をしたの?・・・と問い詰めるリジンに、想像を働かせろ・・・とセギ。
えーっ何何をしたのさーっ
でもね、その後は、リジンの命令に従うのが面白いんですよね、セギも。
お酒を飲んだんだから、運転席じゃなくて助手席に座れ・・・と言ったら座るし、シートベルト・・・と言ったら、何も言わずにベルト締めるし。
「ドヒョンを待ってるなら諦めろ。」
とセギはリジンに言いました。あいつは戻らないから・・・と。
「記憶の封印が解けた。」
と、その理由を言いました。
封印が解けたから、記憶が徐々に甦る筈だと言いました。
つまり、セギはドヒョンの失った1年間の記憶を知ってるってことです。
記憶に耐えるために俺が生まれた・・・と言いました。
「その記憶の中に私がいるの?」
と、リジンは聞きました。
セギの指が細かく震えました。
「俺を選べば教える。」
とセギ。リジンの選択が遅れれば、ドヒョンの世界も壊れ始める、俺が壊すんだ・・・と。
翌朝、セギはいつもの強面のスタイルで出社。
ギジュンは勿論、社員たちもいつもと違うワイルドな“副社長ドヒョン”の姿に、きゃいきゃい
でも、ちょいと笑える
リジン&アン室長とセギの掛け合いは、結構面白くてね。にやにや笑ってしまいます。
会議に出たら出たで、ギジュンに喧嘩を吹っ掛けるような言動を繰り返すしね。
おまけに話しも聞かず、ノートに書いてるのはリジンと自分の名前とハートマークまるで小学生ですよ
でも、オメガ作家と話がついて、版権を確保したとアン室長が報告したので、皆、一様に驚き見なおした感じです。
となると、ギジュンは面白くありません。
セギは、ドヒョンがギジュンから馬鹿にされてるのも気に入らないのです。
どうして我慢しているんだと毒づきます。
アン室長は言いました。
「責任感です。守るべきものがあるから耐えるのです。無責任な人には理解できないでしょうね。」
きっぱり・・・です。
リジンはファランに呼ばれていました。
決して咎められるとかいうのではありません。
高価なバッグをプレゼントされました。
「ドヒョンはちゃんと食べてる?眠れてる?」
と、ファランはリジンに聞きました。ファランにとって生きる希望はドヒョンだけなのです。
ソ会長と険悪な仲ですが、息子の為なら跪くことだってできる人です。自分がドヒョンの足かせとなっているのも充分分かってて、だからこそ、ソ会長にドヒョンの後ろ盾となってほしいと思っているのです。
ドヒョンの父親は、もう回復の見込みは無いとファランは思っています。だから、ソ会長にとっては孫に当たるドヒョンを・・・とね。
リジンは、ファランに質問しました。例の空白の1年間のことです。
「何があったか教えてもらえませんか?」
「別に何も無かったわ。」
と、ファラン。どう見ても何かあったような雰囲気です。
「副社長には、子供の頃親しい友達はいましたか?」
今度はファランの表情が凍りついたようになりました。寝言で誰かを呼んでいた・・・とリジンが言ったら、その動揺はもっと大きくなりました。
その時、セギが。
セギは、リジンとファランを会わせたくなかったようです。
そのままリジンを連れ出しました。
車に乗せたんですが。この時のセギの仕草が細かいんですよ。
リジンが乗り込む時、頭を打たないよう、そっとさりげなく頭の上に手を添えていたんです。車高が低いのかな?
とにかく、言葉はきつくて乱暴なんだけど、その反面、一瞬の仕草に、セギの優しさが現れてるように思いました。皆さん、気がついてましたか
セギは、ファランと会うなとリジンにきつく言いました。
お母さんは話がしたかっただけでしょう・・・とリジン。
「あの女の本性を教えてやろうか?」
と、セギ。
「魂を破壊する虐待の現場には、3種類の人間がいる。被害者と加害者と傍観者だ。3者が揃うと不幸が起る。あの女は傍観者だ。」
ドヒョンは虐待を受けていたんだ・・・。リジンはそう思いました。
「見聞きした事実をネタに、スンジンを脅して生き延びてる。そんな母親を愛せるか?」
リジンはドヒョンの苦しみの一端を知りました。
そして、そこからセギたちが生まれたということも。
「チャ君の失った記憶を知りながら黙ってる理由は?」
と、セギに問いました。
「あいつの手に負えない。知ったら自殺する。」
ドヒョンなら克服するかも・・・とリジンが言うと、
「そしたら、俺たちが死ぬ!」
俺たちは苦痛を肩代わりしてる。苦痛が消えたら、俺たちは死ぬんだ・・・。
記憶を伏せるか、俺があいつになり生きるかだ。
「あなただけが覚えてる記憶の中に私がいるの?」
また聞きました。
セギは黙りこみました。
答えて・・・とリジン。
でも、何も答えず、セギは背を向けました。
リオンが突然やって来ました。リジンを連れ帰るためです。
リオン、ドヒョンが多重人格だという事に気付いたのです。これまでフェリー・パクもセギも、全てドヒョンが現実から逃避する為か或いは人の目を欺くための芝居だと思って来ました。
でも、ドヒョンが苦しむ様子や、リジンのこれまでの言葉を考え合わせると、その結論に達したのです。
だとしたら、リジンをドヒョンの傍に置いておくなんて彼には耐えられませんでした。
無理やり車に乗せたリオン。
そこにセギが出てきて言いました。
「本当に実の兄か?」
様子を見て、ドヒョンではないと感じたリオン。
「チャ・ドヒョンssiじゃないですね?妹を連れて帰ります。違約金はいくらでも払います。詳しい事はチャ・ドヒョンssiと話します。」
「何の資格があって連れて帰るのか答えろ!」
と、セギ。
「兄だからです。」
「女として見てるくせに、何が兄だ。」
「資格が無いのはお前だ。」
リオンはそう言って、セギの耳元で呟きました。
「お前はスンジンの人間だろ。」
この言葉で、セギの動きが止まりました。凍りついたように、そのまま動かなくなりました。
リオンは、踵を返し、車に乗り込みました。
バックミラーに写るセギは、悲しそうで苦しそうでリジンも初めて見る姿でした。
何も言い返せなかったセギ。
拳を握りしめ、顔をゆがめました。涙がこぼれ落ちそうです。
チソンssi、凄い演技です。
リオンは、そのまま真っ直ぐに家にリジンを連れて帰りました。
スンジンについて、ドヒョンについては何も話すな・・・とリオンは言いました。
両親のところには、スコフィールド医師が来ていました。
嘘をついていた事を両親は怒りましたが、医師の説明もあり、納得してくれました。
リジンは、スコフィールド医師にセギの話をしました。
ドヒョンが永遠に戻らなかったら・・・とリジンは不安を訴えました。
「記憶の封印が解けたことで覚醒があったなら、より強い精神で戻る可能性もある。」
と、医師は言いました。
セギがソ会長のところに現れました。
いつものおどおどしたドヒョンではありません。
「スンジングループを俺にください。」
ソ会長がそんな事許すはずありません。
まだ父さんを待っているんですか?その未練を断ち切ってあげましょうか?・・・とセギ。
次にセギが現れたのは、父ジュンピョの病室でした。
まさか・・・人工呼吸器なんぞを外すつもり
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます