まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『キルミー・ヒールミー』11話まで

2015-12-13 10:25:45 | 韓国ドラマのエトセトラ
キルミー、ヒールミー OST (MBC TVドラマ)(韓国盤)
クリエーター情報なし
Vitamin Entertainment, Korea

レビュー一覧は、こちらから。

 

セギは、ジュンピョをどこかに移動させました。

ソ会長は、行方を必死に追いますが、見つかりません。

いつもと違うドヒョンの言動に、ソ会長は怯え、心労が重なり、とうとう倒れてしまいましたよ。

 

リジンは、スコフィールド医師に、ドヒョンには虐待された過去があるみたいだ・・・と話ました。

医師も、彼が地下室に対して異常なほどの恐怖心を持っていることから、薄々勘付いてはいたようです。でも、ドヒョンにはその時の記憶が無いので、誰からの虐待だったのか等々、詳細は把握していないのです。

セギが、それらの記憶を知っている事を考えると、辛い記憶を封印するために作られた人格がセギなのでは?・・・とリジンは考えました。

 

リジンの実家にセギが現れました。

「スンジン財閥をお前にやる。ほしいなら、奪ってやる。イヤなら、潰すのはどうだ?」

リジンには意味が分かりません。

「だから、俺を殺すな。消えたくない。チャ・ドヒョンの虚像でもいいからお前の傍にいさせてくれ。」

切実です。セギの思いは、本当に切実で痛々しいです。

リジンにも伝わったのでしょう。涙が一筋こぼれました。

リジンを連れ帰ろうとしたセギの腕を抑えたのはリオン。

 

リオンは彼らの関係を知っています。だから、巻き込まれたらリジンを傷つける事になるのは目に見えてるわけで。

このまま見過ごすことはできませんでした。

リオンから、先日資格が無いと言われた事を思い出したセギ。自ら手を離しました。涙が一つ、落ちました。

 

一旦は、家に連れ戻されたリジンですが、やっぱりこのままセギを見捨てる事は出来ませんでした。

自分の選択に責任を持ちたい・・・とリオンに言い、家を出たのです。

リオンは、やっぱり優しい兄です。リジンの気持ちも充分理解していました。それでも敢えて止めたのですが、リジンの最終決断を受け止め、ドヒョンの家まで送って行きました。

 

でねぇ、別れる時、気合いを入れるように二人でやった所謂戦隊モノのポーズに、私は爆笑

この作品、シリアスタッチなのに、あちこちにこう言ったコミカルシーンが上手く挟みこまれててね。これが良い味だしてるんですよ

ホント、上手い

 

そして、ここからが又胸が痛くなるほどの切ない良いシーンなんですよ。

家に入ったら、セギが膝を抱えて座ってましてね。リジンが、どーして寝ないのかと聞いたらこう答えたんです。

「眠ったら消えそうで。」

この瞬間、私、涙々

子供のように膝に顔をうずめて呟くセギ。リジンが帰って来てくれた事が嬉しくて、でも、喜びを素直に表現できなくて。

誰の為に帰った?俺か?ドヒョンか?・・・と聞くセギ。

それには答えず、肩を貸すわ・・・とリジンが言ったら、男は女の肩など借りない・・・なんて言って、また膝に顎を乗せるんですが、リジンには見えないところで嬉しそうな笑顔を見せるんですよ。

もうねぇ、セギが愛おしいです。

セギは、雰囲気が刺々しくて怒りの塊のような存在なんだけど、根は子供なんです。することなす事、そしてリジンへの想い、全てが少年のようなんですよ。愛情を上手く表現できない子供。ただただ真っ直ぐにぶつける事しか出来ないんです。

そして、一生懸命自分を愛してと求めるんです。きっと、これもドヒョンが少年だった時の潜在的な意識なんでしょう。

 

リジンが朝目を覚ましたら、セギがじっと見つめていました。

「誰だと思う?」

その問いに、迷うことなくリジンは答えました。

「シン・セギね?」

嬉しそうでしたね、セギ。自分を見極めてくれたからね。笑顔が少年のようでした。

 

ギジュンが、ドヒョンを呼びました。

リジンは、飴と鞭を使い分けて、どーにかセギを出社させたんですが。

まーこの時の一連の二人の掛け合いが漫才のようで爆笑の連続

リジンは、セギに約束させました。

一つは怒らない事、二つ目は腹が立っても暴力を振るわない事、三つ目は相手の名誉を傷つけない事。

そうすることで、セギとドヒョン、お互いの世界を尊重でき、共存していく事ができる・・・とリジンは言ったのです。

 

ところで、チェヨンは、ギジュンとの婚約に迷いが生じていました。

仕事の為、会社での勢力を得る為だけに自分を選んだとも思えるようなギジュンの態度に、嫌気がさしてることもありますが、一番の原因はドヒョンでした。

正確には、セギの所為ですね。

チェヨンの家にセギが行ったあの夜。セギはチェヨンを忘れていないと匂わせ、婚約後も二人で密かに会うのはどうだと、チェヨンに選択しろと持ちかけたんです。

 

ギジュンは、セギに、新しい仕事を命じました。生意気で高慢なアイドルに再契約させろということです。

実は、そのアイドルが、条件を突きつけてきたらしいんです。有名な監督の作品で主役を演じるということです。ところがそのアイドル、演技力が全く無いんだとか。

つまり、映画を諦めさせ、再契約を結ばせろと言うのがギジュンの命令なんです。

怒りを必死に抑えて・・・まぁ、あれでもセギにとっては抑えてるつもりなんでしょうが、ギジュンの指示を受けて来たセギです。

ギジュンは、ますますドヒョンに対して、憎しみを募らせてます。大人なんで、耐えてますが。

 

リジンは、その話を聞いて焦りました。

そのアイドルと言うのが、先日ヨナが狂気乱舞してイベントに乱入した相手だったからです。

相手のアイドルもヨナとリジンの事を憶えてました。あれだけの騒動でしたからね

気分を害したアイドルが席を立ったんですが、そこからがセギのペース。

大根役者のアイドルにやる気を出させたは良いけど、映画出演の条件をのみ、再契約しちゃったんですよ。

またドヒョンが後始末に苦労するんだ・・・とリジンは心配しました。

セギは、リジンがドヒョンの事を心配するのが我慢ならないんです。

 

リジンはセギにお願いがあると言いました。

「これからはあなたが背負った傷をチャ君と分け合ってほしい。子供の頃の記憶をチャ君にも分けてあげて。そうすれば二人とも少し楽になれるわ。」

あんな弱いヤツと?・・・と、セギ。

「あなたが思ってる以上にチャ君は強いわ。責任を問われた瞬間別人格たちは消えるけどチャ君はその瞬間現れて責任をとってくれる。それが、チャ君の強さなの。」

克服できる・・・とリジンは言いました。

でも、セギは答えませんでした。

 

ソ会長がセギを呼びました。

ドヒョン父ジュンピョは無事かとソ会長が聞きました。

そして、財産に目がくらんだとはいえ、実の父親を人質にとるとは・・・と怒りました。

でも動じるセギではありません。

どういう父親かよく覚えてる。何をしたのかも・・・と。

「21年前のあの日、火の中からあなたを救ったのは父親よ。身を投げ捨てて私の息子はあなたを救った。」

と、ソ会長。

「俺は頼んでない。命乞いなどしてない。まともな人間なら、俺では無くあの子を助けるべきだったあんたからスンジンを奪ってあの子にやる。」

さぁ、決めろ、息子の命かスンジン財閥か・・・と。

「あなたにだけは絶対に何があっても渡さない。」

憎々しげにソ会長は言いました。

「息子を選ばなかったのはソ会長、あなただ。」

と、セギは言って、部屋を出て行きました。

その直後、ソ会長は、セギの後をつけるよう指示を出しました。ジュンピョのところにセギが行くと読んだのです。

ところで、ソ会長は、隠し金庫のようなところから、遺言書を取り出して見てましたよね。あれは、誰の?死んだ夫?

 

リジンは、母に呼ばれて実家に帰っていました。あれこれとお惣菜を持たされたのです。

リオンに送って貰おうと、部屋に行った時、偶然スンジン財閥やドヒョンについての資料を見つけてしまいました。

リオンが想像以上に前から事情を知っていたという証拠です。

「調べてる理由は?両親にスンジン財閥の事を言うなと行った理由は?」

リジンは、リオンを問い詰めました。

リオン、答えが見つからなくて立ち尽くしてます。

 

セギ、ジュンピョの病室に行ったんですが・・・。

ドヒョンが戻ってきたの?

ジュンピョの姿を見て、異常に怖がってますけど・・・。

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