韓流ラブストーリー完全ガイド 情愛号 (COSMIC MOOK) | |
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アン室長、ドヒョンとリジンのお邪魔・・・と、一旦部屋を出たんですが、いくら待っても声がかからない。
“?”・・・と思って入ったら、二人がいちゃいちゃ
「ここは会社ですよ仕事してください」
笑えました
結局、アン室長の指示で、リジンは主治医として自宅待機することに。秘書でもあるわけですが、彼女がスンジングループと関係がある事が分かった今、会社でうろつくのは危険だろうという判断です。
二人は渋々それに従いました。はいはい・・・
で、早速ギジュンが声をかけてきましたよ。
リジン=ドヒョンだと知ったわけで、ドヒョンの秘密に関係あると知ってる・・・と匂わせて、自分の側に取り込もうって魂胆のようです。スンジンの大株主になれる・・・なんて言いましたが、リジンには通用しない話しですね。
きっぱりと手を組むのは断りました。
そして、アレックスから受け取ったロッカーのカギですが。
どーにかそのロッカーを見つけて中を確認したんですが、中は空。
寸前にアレックスの気が変わったんです。
ドヒョンが、訪ねてきて、口止め料を払った事が、アレックスの人生を変えてしまったと謝ったのです。今回はお金は払わない。秘密を暴露したら、殴りに来る、友達だから・・・とドヒョン。
こんな状況でも、友達だと思ってくれるドヒョンの気持ちが通じたようです。
借金も返してくれたし、生活の面倒等もみてくれるようですしね。どこまで人が良いんだと思いますよ、ドヒョンって。
で、一安心かと思ったら、アメリカの調査会社に依頼していた結果が戻って来まして、とうとう多重人格の事がギジュンにばれてしまいましたよ。まぁ、隠せないかもね。
チャ会長とソヨンの事故死に関して、怪しい点が浮上して来ました。
当日、急に運転手が代わったと言うのです。おまけに、急いでいた筈なのに、高速ではない道で事故に遭ってるんだとか。
不審な点はあれこれあったのに、何故か警察は居眠り運転による事故と早々に断定してしまったようです。
二人が急いでいた契約がとん挫して得する者、或いは、二人を憎んでいた者は?・・・とドヒョンは考え始めました。
まず、ドヒョンはソ会長に当たりました。
当時、ソ会長はやはり疑われたようです。でも、きっぱりと言いました。自分は関係無いと。
そして、株主総会で役立つ切り札を・・・とチェヨンを紹介したのです。
チェヨン・・・。今さらですよ。
ドヒョンも、腹をくくってますし、リジン以外の人が心に住むなんてことは一生無いでしょうから、無駄な足掻きですよ。
多重人格の事を打ち明けました。
チェヨン、衝撃を受けて、立ち去るしか出来ませんでした。たとえ、リジンがいなかったとしても、彼女に受け入れる事は難しかったでしょうね。
ドヒョンはチェヨンが去った後、ふとリジンに気持ちを再確認したくなったようです。電話しました。
「もう一度聞きたい事が。」
何?・・・とリジン。
「僕を好きだ・・・と。」
「おいおい、女の私に何度も言わせるなんて、甘え過ぎ。」
とリジン。
「嫌い?」
「いいえ。好きです。私はドヒョンの事が物凄く大好きです。」
リジンへの想いが、いっそう募りました。
「会いたい。」
この時の、チソンssiの感情表情が本当に上手い。微妙な感情の変化、切なく痛みも伴うようなチェヨンへの告白、そしてリジンへの想いが募る様子が、良く分かります。
リジンは、ドヒョンの元に行く事にしました。
リオンが複雑な気持ちで送りました。
ドヒョンは、リオンをお酒に誘いました。
以前、リジンを手放すと約束したのに、守れなくて・・・と謝るドヒョン。
リオンは正直な気持ちをドヒョンに話しました。リジンへの男としての想いです。
もしリジンがアメリカから帰国しなかったら、もし帰国してもスンジングループで受け入れられていたら、そうしたら、双子になったのはドヒョンの方で、自分はリジンと男と女として出会っていたかもしれないわけで。
傍にいるのが自分だったかもしれないわけで。
悩んだ結果、決めました・・・とリオン。
「リジンにとってこの世で最も頼れるいい兄になろうと。」
だから、妹をリジンを大事にしてください・・・二度と傷つかないように。
「先に帰ります。」
リオンは泣けてくるのを我慢していました。縁を切ったわけじゃない、兄としてこれからも一生見守っていける、そう考えるしかありません。切ないです。
ドヒョンとリジンは、二人並んでスコフィールド医師に報告しました。
医師は喜んでくれました。
結婚式を見てるようだ・・・と だって、二人話をする間中、ずっと手をつないだままなんですもん
二人は記憶のパズルを合わせ始めました。
お互い覚えている記憶をつなぎ合わせようとしたのです。辛い記憶だけじゃなくて、いい記憶もたくさんあった・・・と知った二人。
「子供の頃に二人を慰めよう。」
とドヒョンが言いました。
遊園地に行きました。童心に帰って無邪気に遊ぶ二人。子供の頃の二人ジュニョンとドヒョンも同じように楽しんでいるのが分かりました。満足して幼い二人は消えて行きました。
二人は、他人格へのプレゼントを用意しました。
以前からプレゼントしたいと思ってた・・・とリジン。
ナナには新しいぬいぐるみ、フェリー・パクには釣りざおとビール、ヨロプには手帳と万年筆を。詩を書きたいといっていましたからね。ヨナには、大きなリボン。
でも、唯一、セギに何を贈れば良いか、分かりません。
私は・・・分かりますよ。セギにはリジンしか意味が無いのです。
別人格たちが消え始めました。
まず最初はフェリー・パク。
釣りざおに喜び、リジン父手作りの自慢のビールを飲みました。
何故突然去る事に決めたの?・・・とリジンが聞きました。
「俺が一番の年長者だからな。年上が手本を見せたら、ガキどももついてくるさ。そうすればドヒョンも少しは楽になる。」
じっとフェリー・パクを見つめながらリジンは言いました。
「革ジャケット事件の時、私を救いだしたのは、21年前火の中から私を救えなかった事を償うためでしょ。」
フェリー・パクは何も答えませんでした。当たり・・・なんですね。
だとすると、ばらばらになったジュニョンの心のうち、優しかった頃の父ジュンピョへの思いと幼いドヒョンを救えなかった罪悪感がフェリー・パクをつくりだしたということですね。
「ドヒョンをよろしく頼む。お嬢さんは笑顔を忘れずに楽しい事だけ考えろ。過ぎた過去なんかに縛られるな。一度きりの人生だ。」
元気でな・・・。
最後にもう一杯・・・とビールに手を伸ばそうとしたその瞬間、激痛が彼を襲い、頭を抱えたままリジンにウィンクし、
「じゃぁな。」
と、消えて行きました。
号泣ですよ、あたしゃ
意識を失っていたドヒョンが目覚めました。
リジンからフェリー・パクが去ったと聞かされました。
自由に生きろ、そして自由の意味は分かってる筈だ・・・これが、フェリー・パクのドヒョンへの最期の言葉でした。
この言葉、優しかった頃のジュンピョとの会話でした。
ドヒョンは気づきました。泣きました。
リジンは優しくドヒョンを抱きしめてあげました。
そしてそして、なんともう一つの新しい別人格が現れたのです。
“ミスターⅩ”
タイムリーにBGM『幻聴』が流れるんですよ。この曲が本当に切なくてね。
Kill Me Heal Me 「キルミーヒールミー」OST -幻聴- 歌詞付き
貼り付けてみました。
後一話です。
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