島の医者になって、た頃もあった

70代男の日記風ブログです。新連載「京都へ、京都から」も始めました。

鴨居玲展

2020-08-24 | 
 
 お盆も過ぎて京都はまだまだ暑いですが、少しだけ涼しい感じで、クーラーも以前より効きだした気もします。
新型コロナの第2波も、確かにピークが終わったような気もしますが、3~6カ月後には第3波が来るでしょうね。
寒さと共にか、インフルエンザと共にか、外国人と共にか。
 まだ出歩くのは早いかもしれませんが、先週末は久しぶりに遠出で、金沢まで行ってきました。
   写真は石川県立美術館入り口
 
 金沢市内の金沢城や兼六園のある辺りは、金沢21世紀美術館などの文化施設も集まっていて、以前もこの辺りを紹介しましたが、今回は2度目の石川県立美術館の紹介です。
 ここには野々村仁清の国宝色絵雉香炉が常設展示されていますが、何故か対の雌の方の色絵雌雉香炉の方は重文止まりです。
男女平等でないのを、家内は以前も怒っていましたが、確かに雉は雄が綺麗ですが、この香炉作品は、雌の方の色合いやメ[ズ共に、国宝の雄より良いような気がしますので、国宝と重文を入れ替えても良いと思っています。
 
目的は「没後35年鴨居玲展-静止した刻-」です。(65歳以上で二人とも800円)
今春京都でも開催予定でしたが、新型コロナで中止になりました。
 以前長崎県美術館で鴨井玲(1928~1985)の作品をたまたま観て、(鴨居の本籍は長崎県)少しだけ私の琴線に触れました。
昔々、鴨井玲のお姉さん鴨井羊子が下着デザイナーで有名になって、平凡パンチかなんかで知ったのか、「下着」や「スキャンティー」と言う活字だけで、私は鴨井羊子さんの名を憶えていました。
長崎で初めて、あの鴨井羊子の弟が鴨井玲と知ったぐらいです。
 私より20歳年上の鴨井玲の絵は、昭和40年代ぐらいの作品が良かったですが、最後の方の新しい作風の作品はもひとつで、又以前の作風に戻っても、なかなか本人は満足できなかったのでしょうね、創作するものが無くなったのでしょうか、死を選んでいます。
 創造する人は大変です、外科医のような修繕屋を仕事に選んで、本当に良かったと思います(ちっとも創造力が無かった凡人で私は幸せですが、スキャンティーなどからの想像力は凡人以上にあります)
  
 美術館内の有名なル・ミュゼ・ドゥ・アッシュで今回もケーキを食べました。
朝早く家を出て、途中のサービスエリアで早い昼食(遅い朝食)を食べたので、この日の昼食はこれだけです。
 
 美術館隣に、前回は気づかなかった いしかわ赤レンガミュージアム(500円)にも寄ってみました。
旧金沢陸軍の兵器庫跡を歴史博物館などにしたもので、立派な建物ですし、この辰巳用水噴水モニュメントも涼しそうですが、やっぱり金沢も外は暑いので、兼六園や金沢城はパスしました。
 
 それでも車で迷っても30分ほどの、加賀藩主前田家墓所には行きました。
これがまあ、一人一人の墓が天皇陵かと思うぐらい大きくて、熊が出没するという警告立札がある山の中を、グルグル汗びっしょりになって廻るのも大変でした。
携帯で音楽を大きく流しながら、少しびくびくしながら回ったのも、この墓所の中に宮内庁治定のお姫様の墓があるからで、ちゃっかり天皇陵巡りの一つも消化してきました。

      返事
大雪男さん:先週の猛暑に比べて、
    今週は33℃ぐらいになったので、涼しく秋が来たかなあと思ってしまう、
    自分が恐ろしいですね。
     阪神あんなに巨人に弱いと、他チームにも申し訳たたず、
    もう応援する気になれませんよ!
    矢野は今季限りですね。
    岡田がなってくれないかなあ、と思ってます。

コメント (2)
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