島の医者になって、た頃もあった

70代男の日記風ブログです。新連載「京都へ、京都から」も始めました。

保尾神社のお祭り

2014-10-28 | 富江
 
 官舎から車で5分ほど、富江の丸子地区の保尾神社(ホノオジンジャ)のお祭り、10月25日(日)の午後からあるというので見学に。
 
 神社の前庭で、ご神体を乗せたお神輿が左右に暴れまわり、鳥居から出ていく出て行かないでひっぱりまわされます。
 その日の朝は雷が鳴り、大雨が降りましたが、今は晴れて暑いぐらい。
 
 三つめの海岸近くの鳥居をくぐる時も、すったもんだで、なんとか海岸に出ました。
 
 丸子の海岸は砂浜ではなく、こんな風な石の海岸。
丸子の地名は、海岸の小石が波浪のため丸くなっていることに由来するというそうですが、本当かどうかわかりません。
 向こうの方の海岸沿いに見えるのが、丸子地区の墓地。
絶好のシュチエイションですが、昭和60年ころの台風で一度墓石はバラバラに流されたようです。
 
 結構波のある海へ、十数人の担ぎ手と共にお神輿は入って行きました。
すぐ深くなる海岸なので、私には無理なことです。
丸子の患者さんによると、「テトラャbトを置くまでは遠浅の海岸で、わかめもよく獲れた」と嘆いていました。
 
 それほど水は冷たくなくて気持ち良いのかどうか、しばらく沖でのんびり神輿は海に浸かっていました。
 沖に見える島は、釣りと形で有名な波多羅島(ツタラシマ)。

 海からあがる頃には又、あがるあがらないともみ合っていましたが、さすがに皆ばて気味。
 
 あがってきたお神輿の周りで神主さんが祝詞をあげ、御神楽が舞われました。
   保尾神社、穂尾神社とも書くそうで、保食の命(ウケモチノカミ)が祭神です。
この女神が朴の木に乗ってこの丸子の海岸に流れ着いたと言われていると、地元の人に教えてもらいました。
    ここで日本書紀のお勉強:
 月夜見尊をもてなすために、保食の神(ウケモチノカミ)は口からいろんな食物を吐き出しましたが、「吐き出した物を食べさすのは汚らわしい」と斬り捨てられました。
それを聞いた天照大神は怒って、「もう月夜見尊には会わない」と言い、その為に太陽と月は昼と夜に別れて出るようになりました。
 
 担ぎ手さんは神楽の間休んだので、又帰り道は帰る帰らないと、うろうろしながら神社へ。
 
 最後に神社になんとか戻されました。
富江神社は4日間お神輿が廻りましたが、丸子は1日だけ、それでも中に乗っていた神さん、毎年毎年こんなに振られてつらいでしょうね。
 
 神社の鬼瓦?。
これはなんという動物をあらわしているのですかね?鯉?足も手も有るようにも見えますが?
 3時前になったので、当たりもしない菊花賞を観るため帰りました。
その後、仮面をかぶった踊りなどもあったそうですが、来年の楽しみに・・・。

      返事
花水木さん:さすがに家内は「つみれ・かまぼこ」までは作りませんが、
    島の出来合いの「つみれ」は美味しいです。
大雪男さん:次は「うちわエビ」を報告予定です。
     上五島では釣れたりはしないのですか?釣るものではないか。
コメント (4)
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ごとう伝統券\まつり

2014-10-25 | 五島列島
 
 長崎がんばらんば国体以外にも、五島の10月は行事が目白押し。
 奈留島も今週土日は奈留神社の例大祭のはずですが、本日25日(土)は日当直。
 10月17日(金)・18日(土)・19日(日)は福江みなとまつりで、夜はねぶたが出たり、花火もありましたが、私たちが見たのは18日(土)の、このパレードの一部だけ。
 
 
 18日に福江に二人で出かけた目的は、このごとう伝統券\まつり富江狩立オネオンデが出るからです。
時々行く五島歴史資料館前の駐車場で行われていました。
 
 餅まきには間に合いませんでしたが、屋台のアジのつみれ汁を買ったら、おまけに抽選券付の餅まきした紅白餅をくれました。
餅はいつもの餅より小ぶり、つみれ汁はやっぱり甘めですが、アジのつみれは美味しい。
 
 福江神楽や、
 
 岐宿の子守歌もありましたが、
 
 見たかったのは私の住んでいる、富江狩立オネオンデ、オネオンデとチャンココの区別もはっきり知りませんし、お盆に狩立のお墓で踊っていた子供たちと同じとは思いますが、帽子の飾りは全く違いました。
   明日26日は、富江のはずれ丸子地区の祭りがあるというので、行ってみます。

        返事
花水木さん:私の人生も秋の夕焼けの頃だと思いますが、
    あいにく曇っていて夕焼けはないですね。
    つるべ落としのように過ぎて、人生の冬(春が来ない)をむかえています。
和さん:すごいつながりですね!!
    こちらも2日続けて夕食うちわエビでした。美味しいですね!!
コメント (2)
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富江神社例大祭

2014-10-22 | 富江
 
 長崎がんばらんば国体は、本日10月22日(水)で終わりますが、秋のこの時季島でもいろいろな行事が目白押しでした。
 10月14日(火)~17日(金)の4日間は富江神社の例大祭
奈留神社の例大祭は前日に他地区に車に乗せた神輿が廻り、担いで回るのは1日だけですが、富江は4日間共神輿が出るので、担ぎ手は大変だそうです。
 15日(水)、夕方のフークの散歩で商店街の方へ行くと、神輿が練り歩いていました。
家の前ではいちいち神輿を高く掲げてお祓いをします。
 

 左右に思いっきり振り回したり、お神酒を飲みながら担ぎまわる氏子さんも大変。
それでも30人以上の若い人が担いでいます。
 奈留神社の神輿担ぎツアーには、参加者が集まらなかったようですが、同じく長崎港出発から到着まで全て主催者負担の、1万円の富江例大祭神輿担ぎツアー2泊3日の旅は、3人の参加者があったようです。
 
 16日(木)、病院内に獅子舞と神輿が来て病室も回るのですが、私は毎週木曜日は奈留島の外来手伝いのため見られず。
 17日(金)最終日、神輿が神社へ帰るというので、夕方仕事帰りに神社に寄るも、神輿はまだ神社から200mほど離れた道路をうろうろ。
 以前に紹介した富江神社はきれいに飾られ、この石段を神輿が上がるようです。
 
 一旦家に戻って夕食も食べて、阪神巨人のCSは浮ュて見られないため、もう日も沈んでからもう一度家内と懐中電灯持参で出かけました。
 
 鳥居の前で暗い中、まだやっさもっさと神輿はもみ合っていて、なかなか石段を上がろうとはしません。
暗さに目が慣れてくると、意外にも見物人は少なく、前の方で神輿が見られます。
 
 やっと急な階段を上り始めましたが、さすがに危ないのか、静かにするのが神の御心なのか、すんなりと石段を上がっていきました。
 
 社の中に入った神輿の周りを幕で覆った後、神輿からご神体は降ろされたようで、その後御神楽もあって、うーん!なかなか良かったです!
 前の方でゆっくり見られて、見物人も少なく、誰にも文句は言われず、良いお祭りでした!

 帰ったら、阪神は巨人に3連勝、これでやっと勝ち抜けそうな気がしました。
   富江神社のおかげです!!!

      返事
大雪男さん:阪神がペナントを制してCSで負けたら、
    CS無意味論を唱えますが、
    阪神がかろうじての2位から日本シリーズに出る今年は、
    いろいろ楽しみが増えると、CS擁護派になっています。
     結構有名になってきた綱引き、AAA審判が60人では、各県2名弱、
    むしろ少ないのでは。

コメント (2)
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奈留島の綱引き

2014-10-20 | 奈留島
 
 正式に点数がカウントされる種目ではないですが、長崎国体デモンストレーションとしてのスメ[ツ行事 綱引 が、毎年奈留島で綱引きを行っていることもあって、奈留島で開催されました。
    10月19日(日)、奈留総合体育館で開催。
 家内が奈留島を去った後も続けている、奈留島のボランティア童里夢(ドリーム)が長崎国体のボランティア「ぎばっと隊」に参加しているので、私も朝一番の船で家内と奈留島へ。
 
 あらかじめ300個以上作っておいた「ふくれ餅」という奈留島名物のふかし餅の接待と一緒に、私は無料のジュースやお茶を提供する役目を仰せつかりましたが、例によってあまり役には立たず、すぐに疲れて綱引き見学。
 
 本格的な綱引きチームは奈留島にもありますが、壱岐・島原(長崎)、嬉野(佐賀)、山鹿(熊本)からも本格的なチームが参加。
本格的なチーム同士の戦いは、あまり動かず静かです。
 
 男女混合の本格チームの試合もあり、帰りの海上タクシーで一緒になった正式審判員は、横浜から夫婦で手弁当で駆けつけてくれたようです。
国体など全国規模の試合の審判が出来るAAAクラスの正式審判員は、全国で60人ほどと言われてまして、今回は女子の審判も数人おられました。
 いつもされている奈留島の審判員はAAクラスまでなのか、今回は奈留島からは審判員は見なかった気がします。
 
 子供の部門もあり、奈留島の小学生は全員出たそうです。
いつもと違うたくさんの人が奈留島に来てくれたので、何はともあれ良かったと思います。
 
 奈留高校の軟式野球部は中高部門に出て、当然優勝でしたが、ジュース1杯で皆並んでお礼の挨拶をしてくれました。
あまり働かなかった私が恥ずかしい。

 働かなくても、支給された国体弁当はいただきました。
中身は奈留島の店の弁当、でも奈留島が潤うからいいですね。
 
 福江島に戻って、帰り道には正式種目剣道も見学、成年女子団体で優勝した長崎チームの大将は、奈留島交番勤務のお巡りさんの奥さんです。
 今日明日は、残りの剣道試合のボランティアに家内は朝早くから出勤、私の長崎国体は終わりましたが、京都であってもまず見ないだろう国体を、3種目も観てしまいました。

     返事
花水木さん:公式の合羽というか、支給された合羽です。
    長崎国体ボランティア「ぎばっと隊」にも、カバン・メモ帳・陶器の記章・ジャンパー・帽子と、
    あまり仕事してない私も貰いましたが、使えるものはこの合羽が一番か。
和さん:奇跡というか、地元の人の天気を読む能力の高さは、
   都会とは違います。
    奇跡といえば、阪神タイガース勝ってしまいましたね!!
    にっこりと一人静かに祝っています!
コメント (1)
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長崎国体トライアスロン

2014-10-17 | 富江
 
 10月13日(祝)、台風はまだ去っていませんし、船は全便欠航中です。
楽しみにしていた五島福江での国体高校軟式野球は順延になりましたが、強風と雨の中、国体トライアスロンは午前の予定を午後にし、スイムとランだけ(アクアスロンと言うそうです)で16時からやる予定になっていました。
 奈留高校が出る軟式野球があったら見られなかった、富江で行われるトライアスロンを見物するため、15時過ぎから富江港に行きました。
車から降りるとまだ傘が飛ぶようなよこなぐりの雨で、富江病院からの救護班の院長から公式のナイロン合羽を分けてもらいましたが、風ですぐに破れてしまったぐらい。
 しかし、16時が近づき、開会式の市長の短いがなかなか良かったスピーチが始まる写真の頃には、なんと雨がやんできました。
まだ風は合羽をはためかせ帽子が飛ぶほどで、案内の看板やテントは骨組みだけで外されていますが、競技は開催されました。
 
 16時、男子からスタート。
富江湾内奥の方とはいえ、まだ白波がたっていますし、合図の旗もちぎれるぐらいの風、そんな中を選手紹介では40以上の都道府県代表選手が出場してくれたようです。
 
 1分後ぐらいに、女子選手もスタート。丁度飛び込む瞬間がうまく撮れました。
向こうの方には、1分前に飛び込んだ男子選手の列が続いています。
 ちぎれるように風になびく旗を掲げているのが公式審判員、皆福江島の人だと思いますが、この人たちの努力と根性が台風に勝って開催されたと思います。
 
 スイムは500mだけですが、かなり差が出来て、最後に1分後に出た女子選手に追い抜かれた男子選手もいます。
 この頃、奇跡的にも雲の間から陽が差して海が輝きだしました。
13日9時スタートをあきらめて、30分前までは雨嵐だった16時開始に変更した、主催者の天気を読む能力のすごさに雨嵐の拍手を贈りたくなります。 
        凄い!!
 
 ランも5㎞だけでも、富江湾の埋め立て地を走るので、立っているだけで飛ばされそうな風で大変です。
 女子の長崎選手が懸命の粘りで首位に迫っていました。
写真スミのチョロチョロしていたコーチの人も、並走しながら声を限りに叫んでいました。
 
 結局長崎の女子選手川口綾己さんが、ゴール前でもう一人を抜いて1位でゴール、優勝してしまいました。
 写真を撮らしたもらいましたが、並走していたコーチの方がドヤ顔でした。
 長崎男子選手も5位に入ったようで、主催者も本当に良かったと思ってるでしょうね。
 私は見物だけですが、富江病院救護班も何事もなく無事に終わったようです。
 
 ついでに、京都の選手も応援していて、成績も良かったので撮影させてもらいました。
二人とも子供みたいですが、女子の松本文佳選手は4位です。
  主催者やボランティアの皆さんご苦労様でした! 良かったですよ!!

     返事
福山市さん:上五島のウオーキングも台風でだめだったですかね。
    福山市さんが応援に来てくれていたら、勝っていたかもしれないので、残念です。
和さん:19日国体綱引きは、天気もよさそうなので、
    秋華賞はあきらめて、私も奈留島にボランティアで参加です。
花水木さん:結局高校軟式野球の決勝は、
    奈留高校に勝った神港学園が、北海道の高校に続いて45回もやったあの中京も完封して勝ち上がり、
    同じく中京と45回を戦った崇徳を破った南部高校と、皮肉にもどちらの高校も船の欠航で長崎に足止めされたため、
    試合時間を遅らせてもらった同士で争われました。
    南部が優勝したので神港学園は準優勝ですが、中京を完封したピッチャーから1点も取ったし、
    準優勝チームに負けたのですから、奈留高校は立派なものですよ!
     あらためて奈留高校軟式野球部の皆さんに沼津からもエールを送って下さい!!

コメント (2)
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