島の医者になって、た頃もあった

70代男の日記風ブログです。新連載「京都へ、京都から」も始めました。

嵯峨島体感ウォーク2

2015-05-30 | 富江
 
 29日(金)30日(土)は二日続きの日当直なので、全く当たらなかった競馬も買いましたが、ブログも珍しく2日続けて書いています。
 奈留に来た時から巡りたかった嵯峨島一周クルーズ、これも出来るので大喜びです。
しかも、晴れてはいませんが、波・風共に全くないべた凪のクルーズ日和。
女岳を後ろに見ながら、一周は左回りに開始。
 
 男岳の火口を海上から眺めますが、緑が何とも言えない絶妙の緑。
 
 
 ずっと見たいみたいと思っていた女岳火口の海上からの眺め、この船は火口の中央にいることになりますが、空撮の写真で思っていたほどは、火口の縁を内側から眺めている感じはしませんでした。
 
 こんな海蝕洞も見られますので、中に入れるような船があれば良いのですが。
船員さんは、釣りに来て上から誤って滑り落ちる人もいる、と言ってました。
 まあ五島に来て苦節?10年!やっと念願の夢は叶いました。
 
 嵯峨島は立派なツワが有ることで有名で、ツワ引きツワーも有るようで、道端には沢山ツワが生えていました。
 
 桑の実もたくさん実っていて、初めて食べましたが、そんなに酸っぱくはありません。
たくさん食べると、舌が黒くなるそうです。
 
 わざわざ三井楽公民館の館長さんも来ていただいて、道々草花の説明も受けましたが、右から左へと(左から右でしたかね?)名前は抜けていきます。
その中でこの「ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い)」は覚えました。
この棘のある枝でお尻を拭かれた継子は、痛かったでしょうね。
韓国では「嫁の尻拭き草」と呼ばれているようです。
 
 嵯峨島の道端にも野アザミは群生していましたが、その枝に泡状の白い塊がたくさん付いていました。
これは「蛍の卵」ですと説明され、こんな水のない所で蛍は育つのか不思議がったり、これだけ卵があったら、1か月後にこの山道は蛍が乱舞してるようになると思いました。
しかし、帰ってから調べると、どうもこれは日本のいろんな地域に誤って伝えられ信じられているだけで、この白い泡は蛍の卵ではなくアワフキムシの幼虫らしいです。
皆さんの地域ではどうですか?
  ということで、嵯峨島体感ウォーク、ちょっと疲れましたがよき旅でした。
 三井楽支所地域振興課の皆さん、お休みの日にありがとうございました。

    返事
大雪男さん:定期船でのクルージング代が500円と格安。
   定期船往復船代830円、弁当が500円だと思います。
    千畳敷と言うぐらいですから、オーモンデ充分踊れます。
    嵯峨島の花がデカい印象はありませんでしたよ。
花水木さん:私は腰が引けてる姿を見てるだけで浮ュなってました。

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嵯峨島体感ウォーク1

2015-05-29 | 富江
 
 5月23日(土)、三井楽支所地域振興課主催の嵯峨島(サガノシマ)体感ウォークに、キャンセル待ちでなんとか二人で参加できることになりました。
 朝9時貝津港集合、以前乗った時からは新しくなった、この定期船「さがのしま丸」で出港。
 
 いつもはここに登って高浜海岸を見下ろし、記念写真を撮っていた魚籃観音も、今日は海上から見上げます。
 島まで13分で到着。
弁当付きで、この定期船往復船代と嵯峨島一周クルージングの船代も合わせて1800円ぐらいと、お値打ちの旅です。
 
 嵯峨島は200万年前に噴火した男岳と女岳が接合して出来た島で、周囲12㎞、東シナ海側は半分に削られた火口がそのまま見られます。
人口は163人、小学生11人、中学生2人です。
 本日口永良部島が噴火して全島避難となりましたが、五島に居ると京都に居るよりも、島の噴火を他人事でないように感じます。
 
 男岳の麓の千畳敷が有名で、ここでオーモンデを踊ってる写真をよく見ます。
奈留島の千畳敷とは、岩や作られた原因が違うものと思います。
 
 この日はべた凪なので波はこず、安心して見学できました。
こんな海蝕洞もあって、岩を伝って向こうにも行けると、何人かの人は行きましたが、私は行きません。
 
 続いて女岳山頂まで登って、今来た男岳の方向を眺めます。
中央が嵯峨島漁港で、島民はほぼこの辺りにだけ住んでいます。
海の向こうに見えるのは三井楽の姫島と、三井楽半島の先端です。
 
 女岳火口展望所に行く道には、サルが餌を食べてるような、クマが祈ってるような奇岩もありました。
 
 ぐるっと島を一周して、昨年まで喜珍さんの姉のご主人が校長をしていた嵯峨島小中学校まで戻ってきました。
小学校の創立は明治5年(1875年)と古く、今年で創立140年とはすごいですね!!
 
 三井楽診療所からこの嵯峨島出張診療所に、週1回医師が来ていますし、今年ぐらいから歯科医師も週1回診療されているようです。
 
 嵯峨島教会も2回目の訪問ですが、前回はまだスタンプを集めていなかったので、今回はこれも押して、これで下五島の教会スタンプはすべて押しました。
     続く

   返事
おかよちゃんさん1・2:奈留島の外来で尋ねてきました。
    わかったような、判らなかったような・・・。
和さん:天国はもう少し綺麗な所ですし、
    競馬好きには競馬場が、麻雀好きには雀荘があるようです。
花水木さん:私は神でも妖怪でもなく、マリオですので、
    単なるゲームキャラということですかね。
大雪男さん:以前案内ボランテイアの人は、
    写真を掲載などしなければ、静かに撮っても良いと言われました。
    以後はそれでも、内部からは撮らないように、ブログに載せないようにはしています。
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又上五島へ

2015-05-25 | 五島列島
 
 又上五島の頭ヶ島教会に行ってきました。
目的はこの教会ではなく、その前方にあるキリシタン墓地のマツバギクです。
 
 頭ヶ島教会の前の海岸にひろがるキリシタン墓地、教会建築時に岩を採取した対岸のロクロ島と海をバックに、それだけでも素晴らしい景色です。
 
 以前たまたま5月の連休に訪れ、このマツバギクの風景を見た家内は、天国のようだったのでもう一度見てみたいと言います。
本当の天国に行く前に(本当の天国には行けないかもしれませんが)、もう一度5月14日(日)に訪れてみました。
 
 以前見た時より、今回の方がもっと満開で、もっと天国に近い風景かもしれませんが、こんなに花が綺麗にあるのに、やっぱり五島ですね、造花の花もいけて有りました。
 
 マツバギク:葉が松葉、花が菊に似ているので、この名が付いたようです。
南アフリカ原産らしく、葉はサボテンのように少し厚みがあります。
日本のものではないので、誰が何時ここに植えたのでしょうね。
花言葉は色々有りますが、「のんびり気分」が一番好きです。
 
 昼はやっぱりマルガリータでランチを食べて、福江にはない系統の100円ショップで福江にはないものを買って、スタンプを貰ってない福見教会にも寄りました。
レンガ造りの立派な教会です。
 
 他にも大きく立派ですが新しい青方教会と、鯛ノ浦教会にも寄ってスタンプを貰いました。
昭和54年に新しく建て替えられた聖堂の横に、この旧鯛ノ浦教会堂があるのですが、この鐘楼は原爆で崩壊した浦上天主堂の被爆レンガで作られたそうです。
 
 この旧鯛ノ浦教会堂の内部は、今は資料館兼物置の様で使われていないので、そっと写真を撮りました。
天井は旧五輪教会の様な感じでコウモリ天井、信者さんが座る席の後ろ半分は畳敷きになっているめずらしい教会でした。

      返事
花水木さん:一反木綿もなかなかのものですが、
    家内には布袋さんにならないよう努力してもらいます。
和さん:玉之浦に行く途中に、潮干狩り出来そうな浜ありますね。
大雪男さん:荒波がこの赤い灯台にあたる写真、
    みかんやさんの壁に貼ってあります。
福山市さん:私にとっては女神でも、家内にとっての私は、
    虫けらとまでは言わなくても、せいぜいが我が儘な兄さんぐらいです。
おかよちゃんさん1・2:ますます正体不明になってます。
    奈留島のスナック「加代」とは関係ないですよね。
京子さん:6月にちょっと帰りますが、まだ島で働きます。
    京都の植物園でデートしたカップルは別れますので、注意して下さいね。
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玉之浦散策2

2015-05-22 | 富江
 
 立谷教会跡に寄ったので、大瀬崎灯台まで歩く予定もひよってしまい、そのまま車で玉之浦の海岸まで行くことにしました。
そこには入り江に白砂のある海水浴場もありますが、その向こうには、よく荒波が赤い灯台にぶつかってる写真で有名な荒々しい海岸もありますし、沖合には嵯峨島も見えます。
写真右の岩は、対岸の島山島(シマヤマジマ)です。
 
 
 左から読んでも島山島、右から読んでも島山島と、20年前の平成6年に、この長さ170ⅿの玉之浦大橋で右から左へ繋がりました。
 
 この日は風も波もなく、灯台の下まで、それでも恐る恐る到着。
家内は平気で、私を浮ェらせますが、私はこの写真の頃は、半分意識を失っていましたが、無事だった証拠にこの文を書いています。
 
 こんな風に波で穴を開けられた岩もありますし、五島の西側海岸の荒々しさが充分出てる所です。
 
 野生の日本ジカの一種キュウシュウジカが住む向かいの島山島まで橋を渡って行き、その鹿も見えた向小浦園地という場所から、対岸の今行った赤い灯台を眺めます。
この堤防をずっと歩いて先まで行ったので、少しはえらかったと思っていただければ幸いです。
 
 近くの大山祇神社の参道にある玉之浦のアコウの大樹です。
右の人工のつっかい棒のように見えるのも、自然の支柱根です。
 
 アコウの下は奈良尾のアコウと同じように参道になっていて、充分人が通れる大きさです。
私にとってはもう女神さまの領域に達して、崇め奉っている家内からは、やはり当然のように後光がさしていました。

       返事
大雪男さん:中学生から参加できる市の登山だったので、
    行く予定でしたが、申し込みを忘れたため止めました。
     正解だったようですね、嵯峨島散策には申し込みました。
花水木さん:日和(ヒヨリ)の漢字はこうではなかったですかね?
    ひよりみ学生とか、昔よく使っていませんか?
 
この季節、五島はどこもアザミだらけです。
かよちゃん:保育園の検診行きましたが、日本全国と同じように、
    富江も読めない漢字の名前ばかりです。
和さん:道の終わりの駐車場から徒歩20分。
    私でも2回共軽く行けました。 行く価値はあります!
コメント (7)
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玉之浦散策1

2015-05-18 | 富江
 
 5月10日(日)、家内も島に帰ってきたので、二人で七ツ岳に登山予定が日和ってしまい、大瀬崎灯台まで行くことに変更、玉之浦目指して県道50号線を走っていると、いつも気になっていたこの立体看板がまた目に入りましたので、本日は途中下車。
 
 アザミが群生するキリシタン墓地が、すぐ目の前にありました。
奈留島に来て、道端に咲くこの野アザミを初めて見て感激しのが11年前、ちょっと兵庫に帰っていたので、感動は実質10回目ですが、いずれにしても月日の経つのは早いものですね。
 
 標識通り
  symbol7野アザミ(バラ)咲いてる~ 山あ道を~ ふたありで~
 少し歩いて、立谷教会跡(タチヤ)に到着。
後ろの山も神秘的な形をしていますし、両手を広げた無原罪の聖母像はその当時のものらしいです。
五島最古の天主堂と言われている立谷教会、1987年に自然悼オたようですが、残っていれば世界遺産候補になったかも。
1993年、こんな風に整備されました。
 
 玉之浦には玉之浦教会と井持浦教会の二つの教会がありますが、ルルドの泉で有名な井持浦教会、この日は第23回ルルド祭というので、ルルドの聖母を山車に乗せて巡行するようで、奈留島から奈留教会の人も来るようになっていました。

     返事
花水木さん:私もハワイ行ったことないですが、
    福江島とハワイは溶岩の種類が同じなのか、景色がよく似てる気がします。
大雪男さん:残念ながら今の若い人にとって、
    政治はトレンディーではないようですね。
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