島の医者になって、た頃もあった

70代男の日記風ブログです。新連載「京都へ、京都から」も始めました。

紅葉狩り4

2019-11-29 | 京都
 
 水曜日朝は、京都の北、岩倉にある精神病棟の外科処置で働いていますが、隣の老健からお呼びがかかって出張もしました。
その老健の横には、紅葉も綺麗な冷泉天皇皇后陵もあるので、合わせて天皇陵巡りも出来ました。
 
 出張の帰りに少し寄り道して、白衣のまま岩倉実相院の門前まで紅葉見物。
実相院は最近「床もみじ」が有名になって、観光客も多いです。
さすがに拝観はせずに、門前だけでまた病院に戻ります。
 
 午後からはまた近くの病院に自転車で行きますが、これは仕事ではなく入院してる友達の見舞いです。
 その病院は深泥池(ミドロガイケ)の端にあるので、丁度自宅の裏山の裏側にあたります。
病院入り口辺りの紅葉と、背景の山の向こう側が私の家、荒涼感あるのが深泥池の浮島部分か池周囲の湿地帯です。
 
 今週金曜日は休みなので、朝早くから水尾の山奥に有る第56代清和天皇(セイワ)陵に天皇陵巡り。
JR保津峡駅まで行って、そこから水尾自治会バス(250円)に乗って水尾を目指しました。
昔はよく乗った山陰線ですが、JR保津峡駅は新しい路線、保津川をはさんで旧山陰線の保津峡駅(赤紅葉の辺り)が見えますが、それは今は、旧山陰線を走るトロッコ列車の保津峡駅になっています。
 
 自治会バスを水尾で降りてからも、20分ぐらい山道の参道を歩いてやっと御陵に到着。
ほぼ植林された杉林ですが、ところどころこんな紅葉も見られます。
 
 水尾は柚の村、民家近くは柚ばかり、丁度収穫時か、実る黄色の柚と山の紅葉です。
 
 写真の黄色いのは柚なんですが、うまくピントがあってなく、上手な写真になりません。
 
 帰りの自治会バスは夕方までないので、約4㎞の自動車道を歩いて駅まで戻りますが、全部下り道なので意外と楽も、最後は少し膝が笑いました。
 携帯の音楽配信(無料版)で、中島みゆきや吉田拓郎を聞きながら下りたのも、楽だった原因かもしれません。
若者が携帯のイヤホンで聞きながら街を歩いてるのも、これなんですね。
 
 山奥の紅葉も、綺麗ですし、天気が良いとやっぱり紅葉は綺麗ですね。
 
 JR保津川駅は高い鉄橋の上に作られました。
駅の影が映る保津川に、丁度保津川下りの舟が下ってきました。
中学生の頃、旧保津川駅で降りて、友達とこの保津川を泳いでいましたが、ここがたぶん落合と言う所、毎年水難事故が起こってた所ですが、水泳は上手とは決して言えない私が、無事に死なずに、約60年後にここを見下ろしているのも不思議なものです。

     返事
花水木さん:同窓会も、
    胸のときめきが無くなってきましたね。
    寂しいですね。
       紅葉狩り4です。

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紅葉狩り3

2019-11-25 | 京都
 
 京都の紅葉ももうそろそろ終わりか、道路にも枯葉が舞うようになりました。
週末は娘の運転で南へ向かい、鴨川に沿って走る車中から紅葉見物。
 
 京都国立博物館で開催中の「佐猪{三十六歌仙絵と王朝の美」に行きました。
1巻丸々ではあまりにも高価過ぎて、絵巻を切って売りに出されたので有名な三十六歌仙絵ですが、もっと小さい絵巻の絵かと思ってましたが、意外と大きかったです。
したがって人物絵は判りますが、歌の字はまったく読めません、横に書かれた解説で小倉百人一首の歌は判りました。
 
 この展覧会でなによりも良かったのは、十月三十日の本ブログ「藤原俊成の墓」で、気にいった墓石(右)と紹介した兆殿司の吉山明兆(キチザンミンチョウ)の描いた「柿本人麻呂像」が陳列されていたことです。
思わず「僕この人知ってる」と、声を出しそうになりました。
 
 秋も深まって博物館中庭の噴水も寂しそう、ロダンの「考える人」の背中も寂しそうでしたが、「考える人」に出会うといつも、旧奈留小学校の校庭に「二宮金次郎」ではなく何故か有った「考える人」を思い出します。
今年もナルナリエはしてるのでしょうか?
 
 私の龍池小学校の同窓会も金曜日に有りました。
い・ろ・は組計150人の同級生の内30名、約2割の出席です。
約1割が亡くなっていました。
 そんな70過ぎの同級生の集合写真より、裏庭に見える「妙」の紅葉の方を掲載します。
 
 本日月曜日、雨の予報なのでいつもの自転車通勤ではなく、地下鉄で外来診療に。
相国寺を抜けていきますが、境内の紅葉はまだ綺麗でしたので、「紅葉狩り4」もいけるかも。

      返事
和さん:今回の写真では、
    あまり「行った気分」にさせられませんね。
      ごめんなさい
花水木さん:京都は住む所ではないですね。
    寒くて暑くて、それに海が無い、 
    ぼーっとしてる場所がないです。

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紅葉狩り2

2019-11-23 | 京都
 
 本日土曜日も良い天気ですが、先週の日曜日も秋晴れの良い天気で、比較的近場の秋を楽しみました。
平安京の鬼門を守る、比叡山麓の赤山禅院です。
 
 
 その日も朝早くに家を出たので、思いのほか観光客も少なく、外国人らしき人はまったく見なかった赤山禅院で、紅葉は見頃でした。
 
 紅葉をいかに撮るかもなかなか難しいですが、朝早いので逆光も良い感じでしたが、撮った写真は少し暗かったです。
 帰りの山門で1枚、そろそろ観光客が増えてきました。
 
 赤山禅院から少し歩いて、40年ぶりぐらいに曼殊院門跡に入りました(600円)。
境内の庭にはあまり紅葉はなく、室内は撮影禁止です。
 
 曼殊院の紅葉は、外の土塀周りの方が綺麗で、紅葉だけなら600円払って入るより、外側の紅葉だけ観て帰っても充分です。
 ゆっくり帰ってもまだ11時前、コロッケとトンカツのランチを食べて、バスに乗って帰りました。

     返事
花水木さん:年とって奥さんに頼る旦那は多いですが、
    旦那に頼る奥さんは少ないということでしょうね。
    頼ってほしいですが。
     金は貯めるものではなく、人の為そしてちょっとは自分の為に使うものと、
    思いますがなかなか難しい!
和さん:鞍馬山も長く行っていません。
    貴船への道は再開されてましたか。

コメント (2)
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紅葉狩り1

2019-11-20 | 
 
 あっという間に寒くなって、紅葉もそろそろ見頃になった先週金曜日。
まずは近くの宝ヶ池周囲を孫Ⅲ-1と三人で散歩。
遠くの比叡山もそろそろ秋色になってきました。
 
 天気はあまり良くなく、北は雨が降るかもの予想があった土曜日。
蟹を食べるために、朝早くから北陸に向かいました。
 途中通過する湖北のマキノ近くにある「もみじ池」が、紅葉の穴場で綺麗と聞いたので、寄ってみました。
到着したのは8時前、さすがに穴場、人っ子一人いない穴場でした。
 
 池に映る紅葉と、用途不明の朽ちた木橋が、なかなか良い雰囲気を作り上げています。
朝早いせいか、曇ってるせいか、やや寂しい感じで、やはり紅葉は太陽が当たってなんぼですよね。
 
 越前海岸に着いたのが、昼ご飯には早すぎたので、ゆっくりと「北前船主の館・右近家」を見学しました。(500円)
 右近家は江戸時代の北前船主として繁栄しましたが、北前船の衰退と共に蒸気船を購入し、新たな海運業者としても繁栄し続け、その後は海上保険業に進出し、日本海上保険株式会社を設立しています。
このためずっと金持ちで居続けられ、明治34年に建て替えられたこの大きな屋敷を、今も維持し続けられてるようです。
 
 屋敷の背後に昭和初期に作られた山小屋風の西洋館、この建設にあたって、近在の村の男女1万人ほどが動員されたそうです。
でも館の案内人に尋ねると、これは村の貧しい人たちを助けるために、寄付とか施しではなく、賃金という形で村に還元する目的で、この西洋館を建てたそうで、損保ジャパン日本興和の創業者はなかなか偉い人ですね。 
 
 西洋館のテラスから、大金持ちのように日本海を眺めます。
海が見える景色は、庶民でも良い気持ちになります!
 
 西洋館のさらに上には、展望台や展示館もあって、庭園の紅葉越しにも日本海が見えます。
 展示館に、戦後生まれですが、小学校のころまでは軍神好きの私が憶えていた、「杉野はいずこ」で有名な広瀬中佐の資料が飾ってありました。
右近家と広瀬中佐はどこで繋がってるのかと思いましたが、日露戦争の旅順港閉塞作戦で広瀬中佐が港の入り口にわざと沈めた船が、右近家旧所有の福井丸だったからでした。
 
 その後前回報告の越前ガニをたらふく食べて、越前大野城に向かいました。
到着の頃には雨がけっこう降ってきていて、お城に登る気にはなれませんでした。
大野までは3回以上は来てるのに、まだ越前大野城には登城してません。
名物の越前そばも醤油カツ丼も入る余裕はなく、別腹のジェラードを食べて、麓の駐車場の紅葉越しに雨に煙る天守を眺めただけで帰途につきました。

      返事
じょんのびかあさんさん:旦那さんのブログはチェックしてますよ。
     若狭のトラフグも食べたくなりました。
花水木さん:私も1分でも行列は並ぶの嫌いでしたが、
    島に行って、船をゆっくり待つ習慣が付いてからは、
    少しは並べる人間になっています。
     私の趣味はずっと家内ですが、
    家内の趣味が最近は私でないのが、少々気がかりです。

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今年の蟹

2019-11-17 | ノンジャンル
 
 先週は遠回りで高雄から名田庄を抜けて、例によって小浜に行きました。
途中寄った名田庄の道の駅の紅葉などもまだもう少し。
 
 セコ蟹を小浜漁港で買って帰り、夕食に食べました。
山陰や福井で育った知り合いや友達は、「子供の時はおやつ替わりに食べていた」「本当はセコ蟹の方が美味い」と言ってました。
セコ蟹、松葉蟹のメスですね、コッペとも言います。
 
 自分の金で買う頃には、もう1匹500円ぐらいはしてましたが、最近は1匹800~1000円ぐらいもしますので、子供のおやつではなくなっています。
 今回ははりこんで、なんとタグ付きの大きなのを、セコ蟹としてはびっくりするような値段で買いました。
 一人で1匹、セコ蟹は味噌が美味いです。
 
 今週は、やっぱり越前ガニ(松葉ガニ)が食べたいと、越前海岸までドライブ、いつもの越前の道の駅は「カニ祭り」の様で、駐車場にも入れないぐらいでした。
諦めてもう少し走り、まったくの飛び込みで蟹の店に入り、少々値は張りましたが、これが大正解。
まず出てきた頼みもしない刺身盛り合わせ、これがすべてかなり美味い!
五島から帰ってから食べた刺身の中で、一番美味しかった刺身のようです。
 
 いけすの中のタグ付き越前かにを選んで、その場で茹でてもらい、1匹を二人で食べました。
  美味しい!! 生きててよかった!!
三杯垂ネんかつけずに、そのまま食べます!
会話なんかはずまなくても、十分です、黙々と食べ続けました!
 
 この店は最後に、ほぐした身と味噌を混ぜて、これに大根おろしと少しの醤油を垂らして、ご飯に載せて食べるように勧められました。
もう食べられないのに、これを完食して動けません。
 
 店の壁にメイショウの馬たちの写真も貼ってあったので尋ねると、メイショウの馬主さんが贔屓にしてる店だそうです。
あやかりたいと思いましたが、本日のマイルチャンピオンもせっかく池添が来たのに獲れませんでした。

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