島の医者になって、た頃もあった

70代男の日記風ブログです。新連載「京都へ、京都から」も始めました。

鳥居本平野屋

2019-07-28 | 京都
 
 「お伊勢七たび、熊野へ三たび、愛宕さんへは月詣り」
京都の人は火の用心の神様である愛宕山へはよく登りますが、私は伊勢にはもう7回ぐらいは行った気もしますし、熊野へは3回以上行ってますが、愛宕山は1回登っただけです。
 京都の家の台所には必ず飾ってあるこの愛宕さんの火除けのお札、私の家の冷蔵庫に貼ってあるのは、私が貰ってきたのではなく、毎年7月31日に婿さんが貰ってきてくれるお札です。
PCでは変換しにくい「あたごきふひのようじん」です。
 
 その愛宕詣での愛宕街道の赤い一の鳥居の傍らに400年前から店を構える平野屋さん。
 
 愛宕山には登りませんが、最近は嵐山近くの施設の訪問リハビリの仕事もするようになって、このもっと奥の茶店や、近くの元料理やにも訪問するため、車で3カ月に1回ほど通るようになりました。
 
 この日は仕事ではなく、仕事帰りに嵯峨天皇・皇后陵を巡りました。
蒸し暑い日、この辺りは少し涼しかったですが、せっかく登った皇后陵は当リで閉じられていて、私の肩も落ちていました。
 
 とぼとぼと降りてきて、遅めの昼食は、少し奮発して鳥居本平野屋で食べることにしました。
先ずはひんやりとした桜の香りの氷水でのどをうるおします。
 
 昼をだいぶ過ぎていたので、客は少なく、静かでゆっくり出来ました。
 
 -むしやしない-という、小腹がすいた人に茶店が出す鮎茶漬しかありませんでした。
ひとりおじいさんがいただきます。
小粋とも言いますし、寂しいとも言います。
 
 この茶店名物の-しんこ団子-とお抹茶も付けて2600円は、やっぱり京都値段のような気もしますが、まあ水戸黄門になったような気分で、美味しくいただきました。
 
 全て完食、ごちそうさまでした。
ブラブラまた嵐山方面まで歩きます。

      返事
花水木さん:のんびりとお菓子ばかり食べていては、
    いけないと思いつつ暮らしています。
大雪男さん:今日も勝ったら、本当に万歳ですが、
    これで次の広島が巨人に勝ちこしたら、
    消えてしまった広島優勝の目が、少し出てきますね。

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11.松島こうれん

2019-07-25 | 菓子たくさん
 
 悲恋の後も、相手方の親孝行に徹した紅蓮尼(コウレンニ)が、参拝の人々がお供えしてくれた米を使用して焼いた煎餅を、村の人々に施したと言われるのが「松島こうれん」です。
これを23代にわたり一子相伝で700年近く、手焼きして一枚一枚焼きあげたのがこのお菓子です。
店の紅蓮屋は、日本三景の一つ松島にあります。
 
 「松島こうれん」は通常の上白糖入り以外にも、和三盆入り・還元麦芽糖入り・ミニこうれんなど有りますが、私の食べたのはミニこうれん。
2枚入りでミニは130円です。
 
 
 上品すぎて食べたか食べてないか判らないぐらいに、口の中でとけてしまいます。
 
 1歳になり立ったり歩いたりするようになった孫Ⅲ-1は、上品なこのお菓子が大好きですが、もったいないのであまり食べないように制限しています。

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10.鯨羊羹

2019-07-22 | 菓子たくさん
 
 尾道市の中尾本舗の名物「鯨羊羹」です。
 
 一つづつ袋に入って、食べるための菓子楊枝まで一袋に1本入っています。
一周巻いてあるセロファンが、少々取りにくいです。
 ケーキでもそうですが、このセロファンで巻いてあるのはひっつき予防で、必要だとは思いますが、どこから剥がしてよいのか端が見つけにくいですし、はがしたセロファンにケーキが少しついて、舐めたくなりますね。
 
 なんとかセロファンを取って、そのままではなく皿に移して食べました。
鯨の皮の様な黒さと身の白さ、なるほど鯨らしく、名前は納得できました。
涼しげなお菓子なので、今の季節に食べるのが一番いいのでしょうね。
 
 菓子楊枝の切れ味もよく、上品に3~4切れに分けて口にほうり込みました。
1個220円、満足です。

      返事
花水木さん:昨年も同じような祇園祭をかき込んでいましたね。
    同じことばかりですみません、今回はお菓子メインということでお許しを。
    奈留島でも同じことを何回も書いていたような気がしますが、
    今後ますます繰り返しが多くなると思いますが・・・・。
大雪男さん:これから巨人が10連敗でもしてくれたら、
    面白くなるのですが、それはかなわぬ夢。
    広島に2位になってもらい、CS勝ってもらいたいです。
    広島には連勝する力ありますが、
    今年の阪神はまだ無理なので、4位狙いで充分です。

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9.したたり

2019-07-19 | 菓子たくさん
 
 京都は祇園祭の真っただ中。
先の祭りの宵宵山が海の日だったので、夕方に家族で四条まで出かけました。
他の山鉾とは違う形の船鉾です。
 
 私が産まれてから再建されたので、再建されたことを覚えてる菊水鉾の稚児人形は、菊の露を飲んで700年の長寿を保った菊慈童(キクジドウ)です。
菊慈童の飾られてる席で、毎年お茶会があります。
 
 その席で毎年出されるのが、亀廣永の「したたり」です。
黒糖味の寒天菓子ですが、涼しげでですし、この菊水鉾茶会の為に作られたお菓子で、名前も良いですね。
「したたり」は1本1100円だそうで、これを切って、毎年色の違う皿に載せて出されます。
島から帰って3年、色の違う皿も3種類がそろいました。
 
 ちょっと小さく切りすぎて、もう少しほしい所ですが、それがお茶席というところですかね。
 
 その日は7月生まれの私と孫Ⅱ-2の誕生日祝いも兼ねているので、皆が集まって8分の1切れのこのケーキも食べた後に祭り見物です。
 
 そして、祭の帰りには、人々の喧騒から少し離れた喫茶店で、私は抹茶金時氷を食べました。(孫たちは夜店の氷をもう立ち食いした後です)

      返事
花水木さん:私も高校時代は年100本近く映画観てました。
     天邪鬼なので、子供には人気の任天堂は買ってやらず、
    我が家はセガでしたので、ドラクエからはとり残されました。
     世間にご迷惑をかけない程度ですが、
    やりたい時にやりたいことをやって生きてきてます。
     雁字搦めって、こう書くんですね、新鮮でした。
    雁の飛ぶ姿に縛られたら、身動き取れないのか?
大雪男さん:70歳過ぎて、自信無くなってきてます。
    あと15年生きるつもりなのですが、
    身体はあと10年ぐらいと言ってるようです。
    帯状疱疹でますます弱気になってます。


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映画

2019-07-17 | 趣味
 
 半年ぶりぐらいに映画に行きました。
’光のお父さん-劇場版-’、私より10歳ぐらい若い父親と息子の話です。
劇場版とあるように、以前TVでもあったようですが、それは全然知りませんでした。
この映画の様に、初期のRPGを息子たちと一緒にした記憶はありますし、息子たちのゲーム時間を減らして勉強時間を作る為に、私がザコキャラを相手にレベルを上げて、息子たちに渡すこともしていました。
 しかしこの映画のオンライン化したRPGのファイナルファンタジーⅩⅣはもうすごい!
私では絶対にボスキャラどころかザコキャラも唐ケないでしょうね、綺麗の一言です。
 映画自体は、私よりもずっと仕事一筋の父親と、真面目な人々の家庭の話で、私の家庭とはちょっと違いますが、納得するところもあって、まあ楽しめた映画ですが、なんといってもゲーム場面がすごいです。
 
 そして1回映画館に行くと、何故か続けて行きたくなります。
’家族にサルーテ!’、これは私より10歳ぐらい年上のイタリア人夫婦と、その金婚式に島に集まった親族の話です。
日帰りの予定が、島にはつきもののフェリー欠航で留まらなくてはならなかった6組ぐらいの夫婦などの悲喜劇です。
ややこしい家族の繋がりをうまく紹介しつつ、それぞれが問題を抱えてる夫婦を描いて、飽きることなく楽しみました。
 でも映画に出てくるイタリア人夫婦すべてが、浮気や離婚・再婚をしていました。
イタリア人は愛にどん欲で、我慢せずに楽しく生きたいのですかね。
羨ましいような、馬鹿ですねと思いたいような・・・・。
 2作品共にまあビデオで観ても良かったぐらい、というか大画面で観る映画にはもうついていけなくなっているのかもしれません。

      返事
花水木さん:確かに、一対ではなかったので、
    門松ではなく、単なる正月用の玄関飾りかもしれませんね。
    すみません。
大雪男さん:八つかどうか微妙です。
    投げた九つの残り1個は大和国二見に落ちたそうですが・・・・。
     自撮りしたアップの顔に驚くことが多いので、
    やっぱり顔は隠したままでブログ続けます。
    帯状疱疹の痕はまだ目立ちますし、まだ少し痛いです。

コメント (2)
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