島の医者になって、た頃もあった

70代男の日記風ブログです。新連載「京都へ、京都から」も始めました。

122-1明治天皇

2023-06-28 | 天皇陵巡り

 昭和39年(1964年)オープンで、若き日の真田宏之がスタントで城から飛び降りて有名になった伏見桃山城キャッスルランド、私も若い時に子供を連れて行ったことも有りましたが、平成15年(2003年)閉園しました。

 私が今唯一働いている老人ホームの診療所から、この城の横を通って行くと、第50代桓武天皇陵も第122代明治天皇陵も歩いて行けます。

平安京に遷都した最初の天皇と、平安京最後の天皇の陵が隣り合わせに有るのも、何か不思議です。

 さていよいよ残り三代になったその明治天皇、父は第121代孝明天皇(1831~1866)(在位1846~1866)で、母は典侍中山慶子(ヨシコ)(1834~1897)の祐宮(サチノミヤ)ですが、正妃九条夙子(アサコ)(1834~1897)(後の英照皇太后)の実子にされて、1860年儲君治定親王宣下、睦仁親王(ムツヒトシンノウ)となりました。

  写真の陵は上円下方です

 父孝明天皇の急死をうけて、睦仁親王は1867年(慶応3年)14歳で即位し、第122代明治天皇(メイジ)(1852~1912)(在位1867~1912)となりました。

 即位してすぐに、薩長両藩に対して討幕の密勅が下され、徳川慶喜からは大政奉還が出されたので、これを受けて明治天皇は王政復古の大号令を出しましたし、その後佐幕派と新政府との間で鳥羽伏見の戦いを皮切りに、戊辰戦争が始まりました。

これらをまだ若く、即位したばかりの明治天皇が主導したとは、まあ思えませんね。

 1869年(明治2年)明治天皇は東幸に臨み、都は東京に移り版籍奉還・廃藩置県・大日本帝国憲法発布など、歴史で学んだ馴染みある言葉ですが実態がも一つ分かってないことが続いて、日本は天皇を神格化していき、中央集権国家になっていきました。

  明治天皇陵のトイレは綺麗に整備されていました

 明治天皇の皇后一条美子(ハルコ)(1849~1914)には子は出来ず、一夫一婦制でなかったので他に子をなした側室が5人ほどいました。

 その一人柳原愛子(ヤナギハラナルコ)(1855~1943)との間の第3皇子嘉仁親王(ヨシヒト)が第123代大正天皇になっています。

  1904年から1905年の日露戦争後、明治天皇は持病の糖尿病を悪化させてて、明治45年7月に61歳で崩御し、陵はやはり京都に戻って伏見桃山陵(フシミノモモヤマノミササギ)(伏見区桃山町)に葬られました。

 その死に際して、夏目漱石の小説でも有名な殉死した乃木大将夫婦が祭神の、写真の乃木神社も陵のすぐ近くに有りました。

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今日までそして明日から

2023-06-26 | ノンジャンル

 75年を生きてきました。

 眼鏡をかけて60年生きてきました。

 ひげをはやして55年生きてきました。

 総入れ歯になって15年生きてきました。

 わたしは今日まで生きてみました~ 🎶

  わたしは今日まで生きてみました~ 

 そして今 わたしは思っていま~す 

 明日からも こうして 生きていくだろうと 🎵

  吉田拓郎の歌は、繰り返しが多い気がしてますが、好きです。

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自動車免許更新

2023-06-24 | ノンジャンル

 今年の4月には、隣の教習所で、目の検査と共に認知機能検査と高齢者講習を受け、7500円で無事何とか合格して、免許更新の資格を獲得できました。

 75歳の誕生日が近づいてきた先日、京都駅近くなので仕事帰りに寄れる免許書更新にも行ってきました。

更新料2500円と、断るひまもなく取られてしまった1000円の交通安全協会費の計3500円でしたが、昔に比べたら係りの人は優しく丁寧で、写真も撮って30分もかかりませんでした。

 計11000円で普通免許更新、75歳以上なので、これからは違反も事故も何もなくても3年後には又認知症の検査なども含めて更新しなければなりませんし、違反などが有ったら合格しにくい運転実習試験もあるそうなので、これが最後の免許更新になるかもしれませんし、3年後にはさらに自信がなくなって免許返納かもしれません。

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後期高齢者医療被保険者証

2023-06-22 | ノンジャンル

 前回のブログで、突然1日だけアクセス数が250以上になり、1日でまたいつもの50前後の戻りました。

この理由を説明できる人がおられたら、ぜひお願いします。 

 さて、75歳のもうおめでとうとは言えない誕生日が近づいて、写真の後期高齢者医療被保険者証が送られてきました。

 75歳を区切りにして高齢者を前後に分けるように誰が決めたか知りませんが、確かになかなか適切な分け方のような気もしています。

 この4月から仕事を減らしたのが凶と出たわけではないと思いますが、75歳が近づいて本当に体がしんどくなっていますし、完全に老人化したともいえます。

 残念ながら性欲はほぼ消失、物欲は元々有りませんが、美味しい物を食べたいと言う食欲さえも低下気味です。

薬の名前はなかなか出てこなくなってますし、ブログを書いていても言葉が上手に出てきません。

残ったのは睡眠欲ぐらいですね。食べたらすぐ眠たくなりますし、乗り物に乗ったら寝てしまいますし、TVを観ながら寝てしまうようにもなっています。(若い時から寝過ぎとはよく言われていましたが)

 休日は何が何でも出ていこうという気持ちもやや薄れてきた今、なんか後期高齢者になったら、死ぬまでの間を無意味に過ごしそうな気までしてきています。

 そんな私にも新型コロナワクチン接種券は届きました。

半年ほど空きましたが、6回目のワクチン接種、今週からは入所者にワクチン接種が始まりましたし、ワクチン余った日にでも私も接種を受けます。

 生きる目的をもう一度捜し出して、後期高齢者時代を10年くらいは続けて行く予定にしておきます。

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昼食会

2023-06-19 | ノンジャンル

  久しぶりに息子の幼稚園からのママ友夫婦と4人で、ゆっくりした少し豪華な昼食を食べました。

 8品全て写真を撮るつもりでしたが、ついつい忘れたり一口食べてしまったりしています。

食事を食べながら写真を撮るという風習も、良い悪いは別にしても、すっかり一般化しましたね。

 一品目から、初夏のよそおい。

 汁物は鱧にはまだ早かったのか、穴子です。

富士山型の椀も涼し気です。

 この夫婦との付き合いも40年以上になりました。

古い友達がどんどん減っていき、新しい友達は出来そうにない私ですので、せめてもう5年は元気でこの夫婦と付き合いたいです。

 京都市内で食べる刺身も、昔に比べたらはるかに新鮮になっています。

右のアコウはなかなかのものでした。

島に行ってからは、美味しい刺身を食べるのが人生で一番と思うようになりました。

食欲はかなり低下していますが、刺身に対する欲はまだまだ捨てきれていません。

 先日私とまあまあ似たような環境の同僚が、琵琶湖の鮎を食べに行った話をしてくれました。

 私も琵琶湖の若鮎を食べさして貰いましたが、小さめの鮎は美味しいですね。

カウンターの隣に座っていた女性は、東京から日帰りでほぼこの昼を食べに来た、一流銀行員でした。

若い女の子がこんな旅行をするのですね。

久しぶりに若く美しい女性と話が出来て、薄い麦焼酎ソーダ割の為ではなく、ハイになりました。

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