島の医者になって、た頃もあった

70代男の日記風ブログです。新連載「京都へ、京都から」も始めました。

奈留島百人一首35

2013-07-22 | 奈留島百人一首
 
 35. 人はいさ 心も知らず ふるさとは
            花ぞむかしの 香ににほひける

                  紀貫之(868?~945?)
 「あなたはもう心変わりしてるかどうかわかりませんが、この昔なじみの里に咲く梅の花だけは、素晴らしい香りで美しく咲いています。」
 最初はさらっと流していましたが、意味を訳してから詠むと、なかなかいい歌でした。
さすが古今集の代表撰者で、「土佐日記」の作者としても学校の古文・歴史でも有名な貫之さんだけありますね、と今頃になって感心しています。
 
 35. 人はもう 少なくなった ふるさとは
            だけど校舎は 新しくなる

                人は・ふるさとは・る   9字 同じ
 昭和35年(1960年)には9000人以上の人が住んでいた奈留島も、私が奈留島に来た8年前には3500人、今は2600人を切ろうとしています。
 葛島分校を含めると、奈留島に四つも有った小学校は全て無くなって、小中高一貫教育の奈留小中学校として、奈留中学校の跡地に新しく建てられたのは、私が丁度奈留島を留守にしていた2年前です。
  
 光を浴びて白く輝く姿はリゾートホテルのようで、バリアフリーの立派な建物ですし、校庭も広いです。
しかし、今年からは小学校の一部が複式学級になったようですし、子供の数は減り続けています。

    返事
和さん:関西電力の関係者は、やはり関西人のみじかにいますね。
花水木さん:朝顔と思うのですが、
    午後に咲いていたので、違うかもしれません?
コメント (2)
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