島の医者になって、た頃もあった

70代男の日記風ブログです。新連載「京都へ、京都から」も始めました。

奈留島百人一首36

2013-07-25 | 奈留島百人一首
 
 36. 夏の夜は まだ宵ながら 明けぬるを
            雲のいづこに 月宿るらむ
 
                清原深養父(キヨハラノフカヤブ)(9世紀末期~10世紀初め)
 「夏の夜、綺麗な月に見とれていたので、まだ宵のうちと思っていたら明け方になってしまった。これでは月も沈む間もないので、雲のどこかに隠れているのでしょう。」
とロマンチックに詠った深養父さん、この後出てくる第42番の清原元輔の祖父であり、第62番の作者清少納言はひ孫にあたります。
 
 36. 夏の日は もう宵なのに 明るいよ
            日本のいづこか 西の端らむ
 

          夏の・は・宵な・明・のいずこ・らむ  14字 同じ
 「ここ奈留島では、宵と言ってもまだまだ明るいです。夏なら20時でも明るいですよ。
それもそのはず、ここは日本の西の端、東京から比べたら1時間ぐらい時差があるんですもの。」
 夕方近くに城岳の展望台に登っても、まだまだ陽は沈んでいませんし、周囲は明るいです。
山の影になる所では、少しづつ暗くなって、運動場のナイターも点灯されていました。
 奈留島の季節の状況がよく判る、上手に変換された一首となっています。
最後の「らむ」は推量のらむなので、本当は「西の端です」と断定した方が良かったかもしれませんが、日本にはもっと西の端があるので、これくらいで遠慮しておきました。

    返事
喜珍さん:出来れば奈留島を詠った百人一首でお願いします。
花水木さん:昔の女優は綺麗でしたね!
    キム・ノバック、リズ・テーラー、グレス・ケリー、クラウデア・カルディナーレ、モーリン・オハラ、ミレーヌ・ドモンジョなどなど、
     その中でもドヌーブ綺麗、「昼顔」どきどきして観ましたが内容は期待?はずれ・・・。
大雪男さん:奈留島に留学生を迎える考えはあるようですが、
     こちらの生徒が福江に行くという考えは斬新ですね。
コメント (2)
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