西都モノクローム

西都大好きな市議会議員が、徒然なるままに街のこと、写真のこと、空手のこと語ります。

冊子「宮崎に住んでみました!」議員活動、アーカイブ一般質問NIE他

2018-03-31 23:12:57 | 日記

fbでは先に情報を流したのですが

本日の毎日新聞に私が主催する写真教室(エンジョイフォト倶楽部)の幹事をしてくれている川上さんが載っていました

 

「宮崎に住んでみました」という冊子の編集をやられたのです

3.11をきっかけに宮崎に住んだ人たちの声を集めたものです

数日前私の後援会事務所に届けていただいた冊子を読んでいますが

普通の口調で書かれていますが、行間に読み取る所を感じたので、何度もじっくりと読んでみたいと思っていたところでした

町を変えるには、また街の真の姿を知るには、そこに住みつづけている人々の声だけではだめです

違う視点で見ることができる人、また別の意味でいえば慣れたらわからないことに「気づく」人の視点が大切です

良く言われる言葉に、まちづくりは「よそ者、若者、バカ者」がなしえるといわれます

私はこの言葉にいたく同意します

そういった意味で3.11で宮崎に来られた方の気持ちは重要です

だから36ページほどの冊子ですが、読み解いてみたいと思ったのです

頑張れ!川上さん!

今日も議員活動報告に市内を駆け回りました

皆さんと会いながら思ったことは「この活動が必要なんだ」と改めて思いました

私が2期目に落選したのは、この部分が足りなかったんだと、今思います

政治活動だけをやればそれでOK・・は今思うと楽な道です

だって政治活動が好きだから政治家の道を選んだのであって、これをしなかったらそもそも政治家になってはいけないからです

政治活動をした上で、活動報告しながら市民の声をじかに感じることが両輪ですね

勿論この両輪の上には、どの道に進むかを判断するドライバーの意思が必要で

それは学び続けなければ、得ることができないと思います

ということで、今日も走り回りました

さて今日のアーカイブ一般質問は新聞を教育に生かすNIEについてと青少年研修センターまがたま館についてです

インターネットの普及により新聞離れが進んでいるようですが

私はいろいろな意見(興味のない記事や反発を抱く記事も含み)をざっと網羅するためには、新聞が最適だと思います

インターネットは自分の興味がある部分のみクリックしていく傾向にあります(自分もそうだから)

それでは偏った考えになりがちです

そのあたりを踏まえて新聞の力を子供たちにわかってもらい、若いご両親達に理解してもらいたいので取り上げました

それではお楽しみください

(橋口登志郎)次は、NIEのことです。
 中学校の新指導要領の中に4つの大きな項目があります。ざっと箇条書きで言いますと、1つ目、指導要領の趣旨を確認して実現に努めること。2つ目、工夫改善、個--一人ひとりのことですけれども--個に応じた指導。3つ目、言語活動の充実。4つ目が先ほど言いましたけれども、道徳教育です。
 さて、この中の言語活動を充実というのは、これはまさにNIEと同じことだと思っております。先ほどNIE指定校となり取り組んだ西都市の報告を教育長がなされましたけれども、その中で三納中がNIEに取り組み、語学力検査等の結果で安定した学力を維持していると言われました。すばらしいことだと思います。もしよろしければ、どのような学力値なのか、また、NIEによって社会科の学力も向上したとちょっと小耳に挟みました。この社会科の件も含めてお伺いいたします。

◎学校教育課長(米村公俊君) お答えいたします。
 言語の能力の育成は、今回の学習指導要領の改訂においてすべての教科等を貫く重要な改善の視点となっております。この力はすべての教科学習の基盤となる力でもあります。三納中学校がねらいとしておりますのは、これらの力をバランスよく身につけ、実際に活用する場を授業に位置づけることで自分の考えを深め、みずから表現できる力や態度を養うことにあります。このような力は一朝一夕に身につくものではありませんので継続的な取り組みが必要ですが、先ほど教育長答弁にもありましたように、着実に生徒の姿として成果があらわれているようです。社会科の学力においては、NRT、全国標準学力検査の結果を見ますと、昨年度と比べ2年生、3年生とも伸びが見られます。これは全国標準を約5ポイント上回っております。

◆2番(橋口登志郎君) 5ポイントも上回っているというのはすばらしいことだと本当に思っております。NIEの指定校というのは県で8校です。この指定校というのはどのように選ばれて、また継続はできるのか、また指定校の特典というのはどういうふうなものがあるかお答えください。

◎学校教育課長(米村公俊君) お答えいたします。
 実践指定校の選定につきましては、授業等における新聞の活用状況、学校規模や地域性等が加味され推薦されると聞いております。指定期間は原則2年間となっております。指定を受けたことによる特典としましては、指定期間中は無償で新聞の提供を受けられること、NIEの取り組みの一環として、新聞記者の派遣や新聞社の見学について配慮されること等が挙げられます。

◆2番(橋口登志郎君) 原則2年間ということですね。はい、わかりました。
 私たちが子どものころと違って、今はインターネットなどでたやすく情報等が得られます。ですが、文章の質ということを考えますと、やはり幾つかの研削を乗り越えてきた新聞の文章というのは、言語をしっかり学ぶ上で大切だと思っております。このNIEについては壇上で申しましたとおり、常任委員会で研修する予定になっております。私たちもさらにこのNIEについて学んでいきたいと思います。西都市の子どもたちにとって有意義なNIEを皆さんと一緒につくり上げたいと考えております。県任せではなく、そのNIEの意義を十分理解した上で、西都市独自の支援とかいうのは、今何か考えてはいらっしゃいませんでしょうか。

◎学校教育課長(米村公俊君) お答えいたします。
 それぞれの学校で学力の実態を踏まえた上で重点指導事項を設定し、さまざまな研究実践に取り組んでおりますので、すべての学校において一斉にNIEを導入するのは難しいかと思われますが、例えば学校図書館に子ども向けの新聞を置いて気軽に読めるような環境づくりを行ったり、調べ学習等において新聞記事を積極的に利用したりするなど、授業における新聞の活用は十分に可能であると考えます。また作文や詩、俳句等の作品を積極的に投稿することも、児童・生徒の自信や新聞への関心につながりますし、学校のPRにもなると考えます。教育委員会としましても、実践指定校の取り組み例を参考に成果が広がりを見せるよう、授業における新聞の積極的な活用を機会あるごとに呼びかけていきたいと思います。

2番(橋口登志郎君) ぜひ、よろしくお願いいたします。
 次は、まがたま館の件です。
 教育長、御答弁ありがとうございました。壇上での質問でも述べましたけれども、一施設だけの費用対効果を考えると教育長の御答弁にもうなずく部分があるんですが、このまがたま館という施設の費用対効果を考えるならば、私は一施設だけではなく総合的に考えるべきではないかと思っております。今、市長が創生していますスポーツランド創生、児童教育の場、将来、観光客の増加に対する呼び水など、広義な効果として見てしかるべきではないかと考えております。そして、判断の時間というのは長期のスパンで考えるべきではないかと考えております。
 教育長は最後に、あのときに「幅広く利活用することについて今後検討してまいります」と言われましたが、現状のままで継続できないものか、次は市長のほうにちょっとお考えをお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。

◎市長(橋田和実君) 実はきのうから、おとといかな、国のほうの職員の方が西都市の地方自治の研修においでいただいておりまして、ちょうど傍聴もしていただいているわけでございますが、私はあえて申し上げたいんですが、国の補助をいただいて、もちろん目的を持って施設をつくるんですけれども、しかしそれをやってみて、すぐ目的を変えるというのもいかがなものかとは思いますけれども、四、五年こうやってみて、やはりこれはもっとほかの面にも活用していけばさらにいいんじゃないかというのは出てくるんです、必ず、地方においては。やっぱりいろんな環境状態違いますから。だから、荒川敏満議員の質問のときにもそう私も思ったんですが、橋口議員が今おっしゃるように、やっぱりそういう多目的に活用していくということを、私はその稼働率を上げて運営をうまくやっていくためには必要ではないかなと思う。
 ですから、私はそういったことをやはり縦割りの弊害だと思うんですよね。例えば防衛省からいただいたらそのとおりやらなきゃだめですよという、それで縛りが出る。しかし、そのお金をもっと活用すると物すごくいいんだがなというのがあるんですね。その辺はやはり、ぜひ国のほうも考えていただいて、すぐ変えることはいかがなんですけれども、5年なりあるいは10年たてばもっといろんな活用があると、そうすれば物すごい有効的な活用ができるんだということを、すみませんが知っていただきたいなと思っております。(橋口注、これは私が強く思うところでした)
 そこで、まがたま館は立地条件や使用状況から判断すると、スポーツ活動の中の施設としまして、技術だけでなく精神的強化を含めまして、青少年のスポーツ振興を促進する研修施設としても活用できるんではないかと思っております。今後、市内外のPTA、子ども会、小・中学校あるいは地元の高校等の青少年関係団体などへの利用促進を図りますとともに、さらに幅広く利活用についても検討を行った上で、あわせていわゆる運用面での指定管理者制度であるとか、そういったものの導入を図って、まがたま館の方向性について前向きに検討してまいりたいと考えています。

◆2番(橋口登志郎君) 国の方が来ているということは知らないで、さっき壇上でも言いましたが、もっと国のことを褒めればよかったなと今思っております。
 前向きに検討していただくということで、本当にありがとうございました。ぜひお願いいたします。
 利活用の方法は、今、市長のほうがいろいろ述べましたけれども、例えばグリーン・ツーリズムとタイアップをしたり、薩摩藩の教育で有名な郷中教育のように、年の違う子どもたちが宿泊をしながら学んだり、まだまだ知恵を絞ればきっとよいアイデアがいっぱい出てくると思っております。そして、その出たアイデアというのは教育、観光、スポーツ、またほかにいろんな異なった分野でそれぞれよい効果を生み出すものだと私は考えております。先ほど市長もおっしゃいましたけれども、ぜひ課という範囲を超えて全庁的に、そして市民協働で考えていただきたく思っております。市長、教育長、よろしくお願いいたします。最後、何か言葉があれば。

◎市長(橋田和実君) まがたま館は建ててから30年近くはたっているんですかね、かなりたっております。前は介護施設だったですね、老人ホームだったですね。
     (「老人ホームです」と呼ぶ者あり)

◎市長(橋田和実君) それをまたあえて、だから相当たっているわけでありますが、やはりもうそうなると、当然いろいろな分野で活用を考えていかなきゃいけないと思いますし、ましてその利用者の範囲などについても全庁的に協議しまして、まがたま館の復活といいますか、再生といいますか、それに向かって進めていきたいと思います。

◆2番(橋口登志郎君) ぜひよろしくお願いしたく思います。まがたま館の質問はこれで終わります。


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