西都モノクローム

西都大好きな市議会議員が、徒然なるままに街のこと、写真のこと、空手のこと語ります。

一般質問報告 行政調査常総市 フイルムコミッションについて

2022-12-18 16:54:36 | 日記

行政調査の最後となります、今日は「フィルムコミッション」についてです。

学生時代から映画が大好きでした。

高校時代、真剣に日大の芸術学部映画学科に行こうかなと思ったほどです。

ただ卒業後、就職につぶしがきかなそうだったので、やめましたが・・・。

社会人になって、「39枚の年賀状」のスチールや実現できなかったけど大林監督の映画に誘われたことは良い思い出です。

それではいつものように、檀上のやり取りから・・・・

質問)

次は常総市です、茨城県南西部に位置する人口約6万人弱の自治体です。常総市ではフィルムコミッションに力を入れ地域経済の浮揚や常総市の地名の認知を図っています。

常総市ではフィルムコミッションを初めてほんの10年で10数件の撮影支援が120件強の撮影となり、それと共に経済効果も数百万円から5千万円ほどに上昇しました。

首都圏から近いというメリットもありますが、近年は周辺市町村と協力し合い、ロケ地誘致を行っているようです。

さて今宮崎県では、朝ドラで宮崎市の航空大学が舞台となっており、また新開監督のアニメ映画では多分日南市であろうと思われる場所が出てきています。マニアは聖地巡礼で日南市に訪れ始めたという情報もありました。

全国の目が宮崎県に注がれています、コロナ後、というかwithコロナの中での観光客流入に追い風となっていると考えます。

西都市を振り返ると、日本遺産があります。どこそこに古き日本の姿を残しています。田園風景、山、川等自然も豊かです。

首都圏から少し遠くではありますが、遠くであれば滞在しながらの撮影になり、それだけ経済効果も生まれます。

フイルムコミッションは取り組んでいきたい施策です。

さて、今月の11日日曜日ですが、西都市が重要な舞台の「ある男」という小説を書いた平野啓一郎さんが文化ホールで講演をします。私はとても楽しみにしています。11月に封切りされた映画、大変人気を博しています。ただコロナ等の関係か西都市ではロケが行われなかったのは残念です。でも本はすごく売れているようです、その原作となった小説の作家の講演について市長はどのように考えておられるかまず伺います。

答弁)

・西都市と関連がある小説「ある男」の原作者であり、芥川賞作家の平野啓一郎氏が、まさに映画が封切られたタイミングで講演会を開催することは、本市の知名度向上のみならず、文学的講演としても大変意義のある取り組みだと考えている。

・ 市民の皆さんはもとより多くの来場者が予想される

・「妻高校100周年記念講演」としても位置づけられていることから、在校生も多く来場すると思われ、彼らに及ぼす教育的な影響も大きなものがあると考える

質問)

行政調査の最後は常総市のフィルムコミッションへの取り組みです。さて今週の日曜日に行われる平野啓一郎さんの講演、心から楽しみにしています。一つには一流の小説家にお会いでき、お話ができるという機会はめったにないということ、そしてもう一つは愛知県蒲郡出身で大学も京都大学という、宮崎の西都市とは縁もゆかりもないと思われる平野さんが、小説の中で重要な場所として、どうして西都市をモデルとしたかを知りたいのです。というのはその理由、我々の知らない西都市の魅力など伺えれば、これから展開するフィルムコミッションの事業に役立つと思うからです。

ところで西都を舞台とした映画テレビ、小説等はどのくらいあるのか伺います

答弁)

・本市を舞台とした映画については現在上映されている平野啓一郎氏原作の「ある男」(注西都ではロケは行わなかった)

・平成21年に公開された「39枚の年賀状」

・ドキュメンタリー映画としては「塩月桃甫」や「銀鏡」など5つほど把握している

・平成5年に放送された、仲代達也氏出演のビールのCMや、NHK連続テレビ小説「わかば」において本市で撮影が行われた  

質問)

石井十次先生をモデルとした、映画もありましたね。単に経済効果だけでなく、常総市ではロケの街として市民意識の醸造に努めているようです、常総市は茨城県内でほぼ最初に設立したようです。そして実は今回調査に行った取手市、土浦市、もこの活動を始めています。自治体の枠を超えて協力してロケ地を誘致しているようです。我々も、山、川、ダム、古墳、神楽、歴史は西都市、サーフィン、海は高鍋町、自衛隊は新富町、新しき村、絵本等は木城町など周辺自治体と手を組んでフイルムコミッションに取り組んでみてはと思うのですかいかがでしょうか?

答弁)

・フイルムコミッションにつきましては、本市単独では提供できる素材はもちろん、情報発信力や資金面においても難しい取り組みとなる

・スケールメリットを活かした成果を求めるべく、県や市町村、民間団体が連携して撮影の受け入れや支援を行う「宮崎フィルムコミッション」に参画している

・今後も積極的な情報の提供を継続し誘致に努めてまいりたい、と考えている。

おねがいいたします、映画テレビ等を使って西都市の認知度を上げてください。

 

明日からは移住定住策についての質問に行きます。

今日の「STREET SNAP」は若草通りにある、NTT広島通りビルの壁面です。

報道で、このビルは商業施設に変わるという情報を得ました、実現できるとさらに宮崎駅西がにぎわいますね。

コメント
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