昨日は実に気づきの多い講演を聞きました
都会の人は宮崎と言ったら「綾」と言われます
その礎を作った郷田さんです、生誕100周年を記念して講演会があるという話を聞いて喜んで向かいました
この講演の内容は後日箇条書きでこのブログで紹介したいと思います
地域創成を考える場合、傾聴して聞く内容でした(と、私は思う)
さて昨日は市役所に行き、委員会のまとめや、次始まる決算審査の調べをしていました
それがひと段落したら、今行っている「西都市美術協会展」の当番に行きました
今日の宮崎日日新聞に報道されていました(ありがたい)
会期は日曜までです
私の尊敬する清野会長の作品です
当番していると、今西都の風景など撮っているプロ写真家のAさんが来てくれ
しばし写真談義をしました(楽しかった)
でこの後講演に向かったわけです
講演会の最後は郷田元町長の奥様(お元気でびっくりしました)と娘さんが会場いっぱい詰めかけた観客の皆様にお礼を述べられました
今日は、付託された議案に対する委員長報告を議員全員に述べました
その後採決です
いくつか多数決によるものがありましたが、すべて採択しました
その後決算委員会について会議を行いました
週明けから、決算をしっかり見させていただきます
終了後、民間から頼まれていることを2か所見させていただき
夜は建設関連業種の仲間たちと月に一回の飲み方です
さて今日の一般質問は、いつも取り上げている自転車交通についてです
それでは
2(1)1
次は自転車交通についてです、国交省が取り組んでいる「ナショナルサイクルルート」が盛りこまれている自転車活用推進計画についてもう少し伺います。
この件については国交省に問い合わせされたと思いますが、答弁にありました6月8日に閣議決定された「自転車活用推進計画」ですが、計画期間はどのようになっているでしょうか
2(1)1A
*長期的な展望を視野に入れつつ、2020年度までと聞いている
2(1)2 2020年度までと言うことですが、この計画期間に関して担当課としては、どのように感じられたでしょうか
2(1)2A
*東京オリンピック。パラリンピック競技大会にかかるインバウンド対策もあると理解しているが、機関としては短いのではと思う
2(1)3
私も計画の規模から考えて、あまりに期間が短いと思いました、それで国交省に確認したところ、三年ごとの更新をしながら、長期的な展望で行っていくとのことでした、さて内容に関してですが、施策目標は4つあるようです、目標1は自転車交通の役割拡大による良好な都市環境の形成 目標2はサイクルスポーツの振興等による活力ある健康長寿社会の実現 目標3はサイクルツーリズムの推進による観光立国の実現 目標4は自転車事故のない安全で安心な社会の実現 以上が目標です
今回は観光と教育面から質問を取り上げていますので 目標3と目標4について伺います、自転車を利用した観光では前回の一般質問でも出しましたが、日本遺産認定による追い風がある中取り組んで欲しいと思っています。宮崎から海辺を通るサイクリングロードで西都へ、西都で東米良等を巡り、そこから三納三財を通って綾町へ
綾町から宮崎市への循環ルートです
自然、歴史、文化そして環境を感じられるルートが出来ると思いますが、如何ですか
2(1)3A
* 平成28年3月に西都市自転車安全利用促進計画を策定し、その中の一つに自転車を通じた観光振興を掲げている
* 議員が言われるサイクルルートについては市域を超えるルートになることから、関係自治体と協議していきたい
2(1)4 宮崎県の担当者とも少し話をさせて頂きました、なんか興味をひかれたような感じでした。是非県、市、町と前向きな協議お願いします。さて国交省はモデルルートとして40ルートを造る予定なのですが、この西都宮崎綾循環ルートは都会の人や外国の方に人気が出るルートと思うのですが、モデルルートとして実現にむかっていけないでしょうか
2(1)4A
* デベロップ西都において、食や文化体験等を加えた様々なルートを検証している
* 日本遺産の認定を受けて、南国宮崎の古墳景観活用協議会が西都市、宮崎市、新富町の日本遺産のサイクルルートも検討している
* 西都宮崎綾循環ルートにつきましても、魅力あるサイクルルートになりえるか関係自治体と協議していきたい
2(1)5
是非前向きに協議お願いします、協議検討するには予算が必要です、実は国に補助助成はないのですか?と伺いました。その時県や自治体がつくるネットワーク計画について、重点配分をする予定だとお話しされました。
例えば、ルート全体に渡る矢羽根マークの予算も確保出来るようです、所で8月30日に「自転車活用推進に係る都道府県政令都市担当者説明会」が行われたようで、宮崎県の担当者も行かれたみたいですが、どのような内容だったか聞いておられるでしょうか
2(1)5A
*宮崎県の担当者から資料の一部は送付していただいたが、今のところ詳細についてはうかがっていない
2(1)6
先ほども言いましたが、県の担当者に話を聞きました、結論を言うと県と二市二町が力を合わせていけば決して不可能な試みではないと感じたところです。
是非積極的に取り組んでいき、日本遺産やインバウンド取り込みなど観光振興につなげるモデルルートへの取り組みをお願いしたいと思います、いかがでしょうか?
2(1)6A
*今後、地方版自転車活用推進計画の策定をはじめ、国や県の動向を注視しながら、サイクルルートの検証等、取り組みを進めていきたい
2(1)6 お願いします、次は安全安心についてです、自転車事故がピークだったのは昭和30年代だったようです。統計上自転車乗用中の事故のピークは昭和35年の2048人でした、昨年は480名と約四分の一になっています、嬉しいことですが、昭和30年代日本はまだ貧しく自転車通行が主だったことも要因と思います。1964年東京オリンピックから日本ではモータリゼーションの到来によって、自転車が車道から追いやられ、日本の自転車交通は歪められたものとなりました。今環境や健康を指向し、また町の再生という面で自転車交通が欧州から脚光を浴びてきて、その動きはアジアでは日本を飛び越し台湾や中国にムーブメントを起こしているようです。やっとこさ日本もその動きが出てきました、特に2020年の東京オリンピックで更に加速しています、そこで問題になってきたのが自転車事故です、先ほど言いましたが、搭乗時の事故は減りましたが、加害者となる事故が増えてきました。片手にスマホをもって自転車運転し歩行者を死亡させ罪を受け多額の補償金を支払うことになった女子大生の事例も最近起こりました。このような悲劇を西都で起こさないためにも学校教育の場での指導が必要かと思っています、壇上での答弁で交通安全教室を実施しているとお答えになりました、ありがたいことです是非継続をお願いします。
それとこの安全教室がマンネリにならない方法、以前質問で伺いましたが「スケアード・ストレイト教育技法」の取り組みについてはその後いかがでしょうか?
2(1)6A
*スタントマンによる疑似的な交通事故を児童生徒に体験させるすスケアード・ストレート方式の交通安全教室の実施について検討したが、児童生徒の発達段階を考えると、学校の教育活動の中では過度の緊張や恐怖を感じさせることにためらいがあり、実施を見送っているところである
2(1)7
「沈黙の春」の著者レイチェル・カーソンが言った言葉に「知ることは感じる事の半分も重要でない」と言っているように、私は知識で知る事より感じることが重要だと思っていますし、特に子供の教育に関してはそう思っています。この方式はすでに全国の中学校で実施されておるようです。「スケアード・ストレイト教育技法」実施について要望とさせていただきます。三財で数年前ドクターヘリが呼ばれるような自転車事故がありました、その後三財小学校のPTAは子供を守るためにヘルメット着用など取組みをされたと聞いています、実は私の教え子も自転車搭乗中に交通事故に遭い、救急車で医大に運ばれたことがあります、空手をやっているのでとっさに頭部を守ったみたいで、事故の規模にしては骨折ぐらいですみ安心した覚えがあります。このように事故で大事なのは頭を守ることです、そこでヘルメットが重要だと思うのですが、購入補助とか考えはないでしょうか
2(1)7A
*自転車に乗るすべての小中学生へのヘルメット着用の呼びかけと合わせて指導していく必要がある、関係部局と相談してまいりたい
2(1)8
都農町では子供達の安全を守るため上限2000円購入金額の半分を補助すると聞いています、是非学校PTAと相談されて良い方向に向かうこと要望致します
2(1)9
もう一つさきほど話したように女子大生がスマホ片手に自転車に乗り加害者となった事故がありました、このようなことは十分考えられます、被害者を保護するためにも、自転車保険が必要だと思います。それで交通安全教室で保険に入ってもらうよう指導を合わせてお願いしたいと思います、如何でしょうか
2(1)9A
* 自転車事故で児童生徒が加害者となる場合もあり、交通安全教室でも加害者事故防止について指導している
* 自転車保険については県PTA連合会でも推奨している
* 学校を通じて保護者にも案内を配布して加入を呼び掛けている
* 今後も加入促進をお願いしていく
2(1)10
ありがとうございます、よろしくお願い致します。
国交省が提出し六月八日閣議決定された「自転車活用推進計画」ですが、その四番目のポイントの後半こう書いてあります、「・・全ての学校に於いて、交通安全教室の開催等発達段階に応じた交通安全教育を実施」とうたっています、文科省から何か通達等はあったのでしょうか
2(1)10A
* 6月の閣議決定を受けた形での通達はない
* 「交通安全教育推進」「第二次学校安全の推進に関する計画」とうで安全教育のガイドラインが示されており、それを踏まえ学校ごとに効果的な安全教育に取り組んでいく
2(2)1
たぶんあると思います(通達の事)ので、その時は宜しくお願い致します。自転車はもうひとつ自然災害時に重要な移動手段にもなります、これは
TBSのプロデューサーであり、自転車ツーキ二ストとして著名な
宮崎出身の疋田さんが出身地である日南を舞台に論文を書いてます
また、「自転車活用推進法」の冒頭にこう書いてあります「この法律は、極めて身近な交通手段である自転車の活用による環境への負荷の低減、災害時における交通の機能の維持、国民の健康の増進等を図ることが重要な課題であることを鑑み、自転車の活用の推進に関し、基本理念を定め、国の責務を明らかにし、及び自転車の活用の推進に関する施策の基本となる事項をさだめるとともに、自転車活用推進本部を設置することにより、自転車の活用を総合的かつ計画的に推進することを目的とする」と、国交省に行ってみると自転車活用推進本部と大きな看板がかかっていました。国が本腰を入れている証拠です、当局側の前向きな取り組みをお願いして、次ぎにいきます。