9月議会も終盤です
昨日はある分科会の審査内容で会派として判断すべきこと(会派としての意見を集約する)があったので、朝早くから市役所に来ました
結局午後までこの問題で話し合い、市役所を出たのは夕方近くです
議論は時間がかかるけど
このようなことを互いに話し合うことは、テーマを深く知ることになるし
私は議員としての一つの姿だと感じました
夕方は青年会議所シニア会の役員会です
「志同じくするもの、相集い・・・」とあります
青年会議所のメンバーと飲みながら話をするのはいつも楽しいです
さて少しお酒のはいった状態で家まで帰りました
私は24時間手元にカメラを持っています
先日の樋口さんの「はぐれ雲」の写真展に刺激を受けた私は、酔った眼で街を撮りました
通称 ゾウさん公園です
母が入院していた「鶴田病院」
ここで0930は曲を作っていたのかな~(わかる人はわかる・・)
二次会に行かなくなったな~、年かな
今日は改装工事の打ち合わせと、材料確認をした後
市役所に行きました
決算委員会の全体会議です
各分科会主査が審査の内容を報告するのですが、ある分科会がある理由によって継続審査を申し出ましたが
委員会で採決の結果審査して報告してもらうことになりました
で報告は午後にずれ込みました
終了後は現場に行き確認
夜は稽古です、金曜日は2時間半武道場で稽古ができるありがたい日です
準備運動→補強運動→その場基本→移動基本→形→組手
と稽古することができました
さて先日見学に来た子供が入会しました
空手が好きでまじめな子ですこれからが楽しみです
さて今日の一般質問は口蹄疫対策についてです
次は口蹄疫について伺います、答弁でもありましたが、二度と発生させてはいけないとのお考え、全く同じものです。
畜産業者、地域商店街、住民それぞれダメージを受けましたがもっとも悲惨だったのは犠牲になった牛や豚、羊などの偶蹄類の動物たちです。牛68、318頭、豚221,526頭、羊山羊等のペットなど347頭、合計290,189頭が犠牲になりました。その御霊を慰霊する事はとても大事なことだと思うのですが、西都市が行った慰霊祭について8年前から今日までどのように行ってきたか伺います
3-1A
* 平成22年から27年度の間。JA西都と共同で行った
* 平成28年度から西都市単独で家畜防疫研修会を開催している
* 研修会では消毒薬の有効な活用方法等について研修、及び消毒薬を配布している
* 冒頭に黙祷を捧げ口蹄疫の犠牲になった家畜の冥福を祈っている
3-2
つまり平成27年までの6年間は慰霊祭をし、その後3年間黙祷はするけど形は研修会となったと言うことですね、この慰霊祭や研修会に参加したのはどのような人たちで、それは何人くらいでしょうか
3-2A
* 平成22年度は県や自衛隊、西都警察署等の関係団体、西都地区建設業協会や社会福祉協議会等の市内団体、市職員やJA西都職員、畜産農家等で約400人が参加
* 平成23年度以降の慰霊祭は約80名
* 平成28年度からの研修会は農家主体で約40名
3-3
西都の畜産レベル、あの口蹄疫非常事態時の苦しみからすると、ちょっと参加者が少ないのじゃないかと思ってしまいます。この慰霊祭のやり方について何か意見等は聞いていないでしょうか
3-3A
*特に聞いていない
3-4
そうですか、聞いていませんか、私が市民から聞いた話では、慰霊祭の内容があいさつばっかりで何を慰霊しているのかが感じられなかったとか、研修会も重要なことだとは思うが内容が安易じゃないか、やはり哀悼の意を表し続ける事は大事だと思うとか、聞きました。この慰霊祭については同じ会派の太田議員も質問するようなので、このくらいにしますが、私は口蹄疫を忘れないためにも、又気持ちを新たにするためにも慰霊は必要だと思います。参加する方が減ったと言われますが逆にどうすれば参加してもらいあの苦しみを忘れないようにして、また何より何の落ち度もない29万頭の魂を皆で慰霊するか考えてほしいと思います、強く要望といたします。
さて宮崎県は二度口蹄疫に見舞われていますが、その原因は判明したのか伺います
3-4A
* 農水省に設置された口蹄疫対策検証委員会の報告書によれば、アジア地域の口蹄疫発生国から人、あるいは物を介して進入したと推察される
* 具体的な進入経路は判明していない
3-5
具体的な進入経路は判明していないとのことです、現実に発生したのですから原因はあったはずなのですが、決定的な答えはでていないようです、ところである専門の先生は黄砂が運んだものだと強く言われているのを知りました、またその意見に賛同する方も知りました、もしその可能性があるなら、それに対する予防策を考慮しなければいけないと考えます、如何でしょうか
3-5A
*黄砂にウイルスが付着して中国から運ばれた可能性も示唆されておりますが、口蹄疫対策検証委員会において黄砂に関する検証がなされていないことから、その予防策については検討していない
3-6
平成22年11月24日に出された口蹄疫対策検証委員会の報告も私は読みました、そこには黄砂による伝搬は確かに出ていませんでしたが、それを含めても原因は分からないという内容でした、つまり否定もしていない訳です、ならば一考すべきです
黄砂はジェット気流で運ばれます、ジェット気流は高度1000mの高さで、時速100kmから早い時には300kmで飛ぶといわれ、残念なことに口蹄疫ウィルスは寒さにすこぶる強いようです
さて何が言いたいかというと、原因によって対応方法が変わるという事です。
もし原因の一つが発生地から人や物が運んだとするなら、水際での消毒等防疫体制をしっかりと継続する。つまり飛行場や港などです
そして原因が黄砂であるなら、黄砂が発生したら畜産業者に予防体制を取らせることが必要かと思います
ここで伺いますが、口蹄疫ウィルスの生存期間はどの位と言われていますか
3-6A
* ウイルスの生存期間は温度とPH等により変動しますが、4度、PH7.5では18週生存すると言われている
* ウイルスは高温酸性に弱く、ph7.5でも61℃の高温下であれば30秒で不活化し、4℃であってもph4の強酸化では15秒間で不活化する
3-7
8年前このウイルスを防ぐため、ウイルスの弱点等をしっかり調べたことがあります、その時結構生存期間が長いので驚いた覚えがあります。
さて最近日本は災害が多く発生しています、先日の北海道地震、西日本大水害、熊本地震、東日本大地震などなどです、その時よく聞かれる言葉に「想定外でした」があります。私もこの言葉は聞き飽きましたし、その言葉で責任を回避しようという気持ちが透けて見え、憤りさえ感じるところです
ですから西都児湯を襲った口蹄疫に対する備えはあらゆることを想定してほしいと思うのですが、いがでしょうか
3-7A
* 対策としては現在家畜人車両ものとうの出入りに着目して、その対策が示されており、価値伝染病予防法に基づく飼養衛生管理基準についても黄砂対策は示されていない
* まずは各畜産農家に於いて原稿の口蹄疫対策をしっかり講じて頂きたい
3-8
先ほども言いましたが、先手としては外国との接点空港や港での消毒、黄砂の時期になったら黄砂が飛んでき始めたら畜産業者に知らせ、防疫では例えば飼料かいばをウイルスから避けるなどの予防や念入りな消毒などの対応。また発生したことを想定し埋め立て地の確保、交通網の規制と車両消毒箇所の設定と人員確保、埋設するための穴掘りをやってくれる建設業者の準備、殺処分用のつなぎ柵など建築業者の準備、殺処分を行う民間の獣医さんたちのグループ編成など対応も検討しなくてはいけません。そして防疫演習、防災訓練を行うなどです
感染したルートも分からない、原因も分からない状況です。考えたくはないですが、事が起こったら初期消火で鎮静するためにも、起きること想定し、予防と共に発生した後の対応準備が必要だと思います、市長の見解を伺います
3-8A
* 初動対応により感染を拡大させない対策は重要である
* 現在動噴や防護服等の防疫資材や消毒薬を保管している
* 県等の関係機関との役割分担や連携について明確化すると共に、建設業者や生産団体等との連携と協力のもとに迅速に防疫措置がはかれるよう体制を構築しているところ
4-1
宜しくお願いします、口蹄疫対策検証委員会報告書があります、このなかで強調しているのは「発生の予防」「早期の発見通報」さらに「初動対応」であり、そしてこれに財政資金投入と関係者がちからをそそぐこととあります、どうかよろしくお願いします。