西都モノクローム

西都大好きな市議会議員が、徒然なるままに街のこと、写真のこと、空手のこと語ります。

挑戦します!市議会補欠選挙事前説明会・5年前のブログTPP

2016-11-24 22:47:36 | 日記

本日来年1/29投票の市議会補欠選挙の説明会に行ってきました

私以外にもう一名参加していました

落選して3年間色々と考え、勉強し、行動してきました

この3年間はきつかったけど、この3年間があったからと思えることも経験してきました

西都市は小さな市ですが、私は可能性にあふれた市であると信じています

市と市民と議会が一致団結し、ともに考え、行動すれば、きっと輝ける市となると思っています

そのために、もう一度と思い決意しました

がんばっていきます

さて2011年のブログの続きですが、TPPについて書いた部分があります

5年前なので、今とはだいぶ状況は変わっていますが、そのときの感じたことを知ってもらいたく、加筆訂正せず載せます

2011年2月18日のブログです(前半)

「TPP」および「住宅防音」についての意見交換会、要望を行ってきました。
自民党の江藤議員の政策秘書三野さんのご尽力により、身のある要望および意見交換ができたと思います、感謝致します。

さて東京に行って直ぐ、第二議員委員会館にいき農林水産省と外務省のそれぞれ課長さんとの意見交換をしました。
まず外務省の経済連携課の塚田課長さんから「TPP」の現状について話を伺いました(これらの話の詳しい内容については、間違うといけないのでレコーダーで録音した話を確認して紹介したいと思います、今日は概要を伝えます)。
塚田課長は今国に置いて議論されている24の作業部会についてお話しされました。
それはこの部会です。(1)首席交渉官協議(2)市場(工業)アクセス(3)市場(繊維・衣料品)アクセス(4)市場(農業)アクセス(5)原産地規制(6)貿易円滑化(7)SPS(衛生植物検疫)(8)TBT(強制規格・任意規格および適合性評価手続)(9)貿易救済(セーフガード等)(10)政府調達(11)知的財産(12)競争政策(13)サービス(越境サービス)(14)サービス(金融)(15)サービス(電気通信)(16)サービス(商用関係者の移動)(17)電子商取引(18)投資(19)環境(20)労働(21)制度的事業(22)紛争解決(23)協力(24)「分野横断的事業」
です、それぞれがどのような議論をしているかレクチャーしてくれました。
そのあと農林水産省の水野課長・長峰課長補佐がTPPについての意見を言ってくれました。それらを聞いて私は次のことを言わせて頂きました。

東京にいるとここが日本の全てだという考えになる、でもそれは間違った考えである。
この40年間に地方の中の地方は1/10以上の人口減少にあえいでる。
それは地方は住みにくい場所だという(住みにくい地域に押しやった)、施策を押し詰めた結果だと思う。
「TPP」の問題もそうだと思う、誰がこれを望み、どうなることを考えている、それがわからない。
第二次戦争後の食糧危機、東北地方の冷害による米不足の騒動等、歴史を顧みるとこのようなことが起きている。
食料時自給率を上げることが国としての命題(小泉政権の時、民主党は声を大にして言った)だったはずなのに、逆行した施策をしようとしているとしか思えない。

将来の日本をどのようなデザインで捉え、それに向かうための「TPP」という形がまったく見えない。
経団連主導型(あげく今のままでは農業はつぶれる、TPPはそれを払拭するいい機会と言う意見)の考えでなく、優秀な官僚の皆さんが将来「どんな日本の形」を目指しているか示してもらわない限り、地方としてはTPPの交渉の舞台登ることに反対するしかない、と伝えました。

以上です、ちょっとわかりにくい部分がありますが、そのまま書きました

あのときの印象ですが、当事者の官僚の方もTPPを十分理解していなかった気がします(もちろん今は違うでしょうが)

現在、米国の次期大統領はこの枠組みから抜けようとしています、どうなるのか注視してみたいですね

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする