西都モノクローム

西都大好きな市議会議員が、徒然なるままに街のこと、写真のこと、空手のこと語ります。

一般質問

2011-06-22 16:47:29 | 日記
本日一般質問終了しました。
約束どおり、壇上での質問を全文載せます。
それでは・・

一般質問 2011年6月議会

おはようございます、政友会の橋口登志郎です。
3月11日の14時46分東日本を襲った大震災から3か月以上が経ちました。
震災による死者・行方不明者は約2万4千人、建築物の全壊・半壊は合わせて18万戸以上、ピーク時の避難者は40万人以上で政府は震災による被害額を16兆から25兆円と試算しているそうです。
 被災された東北の方々の姿が報道されていますが、未だ見つからない肉親を探し続ける姿や、被害に遭いながらも、同じ被災者の為にボランティア活動する姿、恨み言を声高く言うでなく歯を食いしばって耐えている姿を見ると、心が痛みます。
 全国から救援の為、人々が汗を流す姿も報道されました、西都市では消防署員、職員の皆さんが救援活動に行かれましたし、自衛隊新田原基地では延べ6200名の隊員の方々が行かれました。特に原発災害直後の福島で作業された隊員の方々には心より感謝致します。
民間でも先日報道されたように、三納の伊藤さんが「一人一食プロジェクト」を立ち上げ、レトルト食品を自ら開発して、荒川敏満議員が同行して被災地に配付されました、また数多くの市民が支援物資を送っているようです。
 米国の「友達作戦」に代表されるように、諸外国の皆さんも17カ国以上の国が直接救援にこられ、また140を超える国々が支援をしているか、支援を申し出ているそうです。心から感謝に堪えません。
私は「JIN」というテレビドラマが大好きですが、そこで新しい国作りに奔走する坂本龍馬がこんな台詞をいいます「死んでいったモンらに報いる方法は、1つしかないし思わんかえ。もういっぺん生まれてきたい、そう思える国にすることじゃき」
 全く同感です、今生きている我々がやらなくてはいけないことを、まさに言ってくれています。 被災された方々、被災地に心を寄せてくれた方々、支援の手を伸ばしてくれた方々にたいし、恥ずかしくない復興の姿をお見せする義務が残された我々にあります。

 さて、この大震災は短時間に被害を及ぼした地震と津波による災害だけでなく、長期間に渡り被害を及ぼし続ける原発事故が更に事態を深刻化させています。
資源のない日本にとって、ある時期原子力による発電に頼ってしまったのは、やむおえない部分もあったかと思いますが、やはり頼りすぎであり、そして原発は安全だという神話を信じすぎました
それが故に事故が起こった場合の被害が桁外れに大きいことが分かっていたにもかかわらず、予防に手を抜いてしまいました。
そして、本当は想定しなければいけない範疇の地震津波によって、悪夢が現実に起こってしまいました。
放射能拡散によって生まれ、育った土地や家を追われてしまった福島の人たち、そして不安に怯える幼子やその母親の心情を思うと、安易で惰性で続いたエネルギー政策を認めてしまった我々は悔やむばかりです。
 この原発事故からの直接的な復興は政府や東電が行うことになるでしょうが、私たち地方の人間も再度エネルギー政策を考えなくてはならないと思っています。
そのような背景の中、通告書に基づき質問いたしますので、御答弁よろしくお願い致します。

先ず環境問題と新エネルギーについてです。
まず最初に、この事故を地方自治体の首長としてどう思われたか、どう考えられているか市長にお伺い致します。
また、今度の原発事故によって、国の方針は大きく変わっていくのでないかと思います。
諸外国でも変化が見られます。この原発事故により、エネルギー対策を考え直す時期となるのでないかと思っております。勿論この対応に関しては、国が中心として政策をくみ行動すべきものですが、地方としてどんな取り組みを考えておられるか、重ねてお伺い致します。

続きまして、まちづくりについてです。
昨年西都市課設置条例を一部改正して、まちづくり推進室が設置されました。
私は今までの一般質問でも「自転車」「文化」「食」「歩行者天国」などをキーワードにまちづくりを質問してきました。中心市街地活性化事業、都市計画課事業の一体的取り組みとまちづくりビジョンの構築によるまちづくり推進を事業として、まちづくり推進室が設置されてまだ3ヶ月です、まだ活動を初めたばかりですが、あえてお伺い致します、今の具体的な取り組みと、その具体的な目的とするところをお聞かせください。

最後は財団医療法人西都児湯医療センターについてです。
市民の期待を担って、西都児湯医療センターは4月1日にスタートしました、官民共同型という全国でもまれな方式でしたので、担当課やセンターの皆さんは暗中模索の中でのスタートだったと思います。また先日理事会が行われたとの報道もありましたし、着々とセンターとしての業務を推進されていることと考えます。そこでまだはじまったばかりだと思いますが、現在の状況をお伺い致します。

以上壇上からの質問といたします。

以上です、質問席での質問は、概略まとめたら、項目毎書いてみようと思っています。
お楽しみに・・・。
コメント (4)
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