西都モノクローム

西都大好きな市議会議員が、徒然なるままに街のこと、写真のこと、空手のこと語ります。

夢たまご

2011-06-15 21:59:28 | 日記
街角ギャラリー夢たまごにて、「潜空服」展が開催中です。
作家は黒木究さんといい、看板屋さんです。
東海大学の海洋学(多分)卒業後、海上自衛隊に入隊し、そこで訪れたペルーという国に魅せられて移住してしまい、その地の文化芸術にどっぷりと浸かってしまった、とっ~てもユニークな方です。
彼の個性は正直、小さな西都の街では受けきれない、昇華しきれないと思っていました。
案の定「39枚の年賀状」という映画の美術監督という場を与えられたら、それはもう生き生きとしていました。
アルテデシンコという西都発の芸術家集団があります。
発起メンバーは清野憲一・吉野弘人・笹尾健助・黒木究の顔ぶれです。
この芸術家集団は毎年宮崎県立美術館でグループ展を開催し、県内での評価がある集団となってます。
このグループを率いての映画芸術の美術での活動は、映画のプロが目を見張るものでした。
「39枚の年賀状」の撮影が終了した後も、映画の仕事に携わっているようです。
そしてその美術監督での仕事が契機で、彼の作品が脚光を浴びてきました。熱中人という番組は何度も放映されたし、九州地区放送局作成の番組にも取り上げられました。

芸術は発想が大切です、この「潜空服」はそれがおもしろいし、目の付け所が素晴らしい。
以前ブログにも書きましたが金子みすずさんの「大漁」という物語に触発され、潜空服職人物語を創作し、潜空服を制作しています。
それは、絵空事でありながら、ディテールに全く手を抜かない(というか、そこを返って大切につくっている)作品は、潜空服職人物語に強いリアリティーを持たせています。
その2つの要素があいまって、彼がつくる「潜空服」は一流の作品に仕上がっています。
短い期間の展示なので、西都市民のみならず、多くの方に見てもらいたいと思います。
尚詳しくは、夢たまごで検索すると紹介ブログに入ることが出来ますので、読んでください。
潜空服、ホントすごいですよ。

さて、今日も一日質問を考えていました。
少しずつ、見えてきた気がします、皆さん楽しみにしてください。
コメント
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