アナーキー小池の反体制日記

世界中のひとが 仲良く助け合い ほほえみながら 平和に暮らしていくために (イマジン)

#494 領土問題

2010年09月25日 | 海外との話題
食べ物シリーズを中断して、今話題の領土問題ついてボクの思いを記します。
尖閣諸島の領有権をめぐって、日本と中国が揉めています。

ボクは国なんか無い方がいいって思っているくらいですから、国境線をめぐり争うのはナンセンスだと思っています。
国という概念がなくなれば、国境線もなくなり、それをめぐる争いも存在しません。

一方ボクは、今のこの邪欲に満ちたヒトが存在する限り、国が無くならないのは理解しています。
本位ではないけれど、国が存在するという現実に立った考えを述べましょう。

領土問題は古今東西、どこにでもあるありふれた問題です。そしてそれは戦争にまで発展する危険な問題でもあります。この島国である日本ですら、北方領土、尖閣諸島、その他韓国とも国境をめぐる争いがあります。大陸の国々は地上に国境が引かれるだけに、隣接する国々とは常に緊張状態です。

尖閣諸島について考えて見ましょう。尖閣諸島は沖縄県に所属されます。
国の成り立ちはいろんなケースがありますが、沖縄県は一つの独立した国と扱うべきではないかと思うのです。
数世紀前まで琉球王朝としてありましたし、そのときは中国や日本と多少従属的ではありましたが、国と国としての交易を行っていました。(日本だって昔は中国に対し従属的な立場でした。)

尖閣諸島どころか、沖縄を中国の領地だと主張する中国の一部報道が伝わりました。ボクはそんな意見に与(くみ)するわけではありませんが、日本の領地だとする根拠もそれと同じく乏しいのかもしれません。
琉球は独自の文化を持ち、独自の言葉を持ち、容姿だって日本や中国と違い南方系です。
沖縄の人が望むなら、独立国として認めてもいいと思います。そしてその場合、尖閣諸島は琉球国の所有です。(台湾国が存在していたら、そちらになるのかもしれませんが)

・・・
今回中国は強硬な態度に出ています。北朝鮮なら分るけど、あの大国中国が大人気なく突っ張っているように感じます。
昔、大国中国は尖閣諸島のようにちっぽけな島を歯牙にもかけてなかったはずですが、領海200海里が定まり、なおかつ周辺の海底に地下資源が豊富だと分ると、態度を一変させた経緯があります。

日本は最初随分元気がよかったけど、産業界からの圧力からでしょうか?急に日和ってしまいました。まず、都合が悪くないなら漁船が衝突してきたときのビデオを包み隠さず、全世界に公開しなければなりません。そして、無理難題をいう中国に対し断交を含めた毅然とした対応が必要です。

いつもつまらないことで騒ぎ立てる右翼連中が、筋を通さねばならない時が来ました。右翼連中がただのチンピラでないのだというところを、きちんと示さなければなりません。命を懸けてでも。
この記事についてブログを書く
« #493 アワビとホタテとホッキ | トップ | #495 塩辛と飯寿司 »

海外との話題」カテゴリの最新記事