アナーキー小池の反体制日記

世界中のひとが 仲良く助け合い ほほえみながら 平和に暮らしていくために (イマジン)

#825 若者よ、怒りなさい!

2011年10月10日 | ボクの思い・信条・理念
今春アラブ諸国から始まった反体制運動は、ヨーロッパを経てアメリカに上陸しました。
アラブでは一定の成果を挙げ、民主化に向け始めているところです。
しかし、ヨーロッパやアメリカの若者は体制を打倒しようなんて思っていません。
経済格差拡大、雇用不安・失業に反発しての若者のデモです。

経済格差拡大、雇用不安・失業はそっくり日本に当てはまる現象です。
ネトウヨはもちろん、低所得者・失業者はこぞってデモなどの抗議行動を行うべきだと思うのですが、今のところ気配がありません。

60年・70年安保闘争は、日本の若者の意気を示しました。
敗れたため否定的に捉えられることが多い闘争でしたが、日本人の価値観を大きく変えました。
あの闘争が起きなければ日本はこれほどの民主化は進まなかったでしょうし、国民に対する政治家の意識も古いままだったに違いありません。

日本人の中にはデモに対する抵抗感が少なからずあります。
デモは弱者の唯一の意思表示の場なのですが、後ろめたく感じる人が大勢います。(当然、非暴力を貫かなければなりません。)
それでも抵抗が残る人は、デモではなくパレードだと思えばいいのです。
行政主導の"暴力追放パレード"と同じです。
思いは外部に発信しなければ伝わりません。

アメリカの著名な実業家もデモを支持しています。オバマ大統領だって、理解を示しています。
しかし日本でデモを容認する指導者は全くいません。民主化の土壌の違いでしょう。
平等で争いのない社会を望むのに、何の遠慮がいるのでしょうか。

若者よ、今の状態が正常だなんて思っちゃダメです。
経済格差は急速に進んでいますし、失業率だって昔の数倍になりました。
若者よ、怒っていいのです。
怒らなければならない時です。
若者よ、怒りなさい!

こう,けしかけるボクは、何をする気もありません。
老いは確実に気力を削いでいきます。
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